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千葉中央の新店、仙台焼肉 ホルモン 独眼牛を初訪問! 特選和牛「黒樺牛」の素晴らしさは当然も、牛タンの美味さに神を見た
週の頭から地方へ出向き、更には都内を経由し、ようやく千葉へ
およそ5日ぶりに家族と地元で晩ご飯を頂く事となり、せっかくならばと外食へ出向く事に
とは言え、この日は祝日でお休みのお店も多数
鮮魚系は散々、地方を遠征する間に食べてきた事から、候補を肉に絞った結果
この日の晩ご飯に出陣した先はこちら、
千葉中央の銀座通りに昨年オープンしたこちら
(通称、パルコの裏の通りでもあります)
「仙台焼肉 ホルモン 独眼牛」となります
こちらのお店、以前は「佐々木家」という、これまた焼肉店のあった場所へ、昨年オープンした焼肉店
以前の佐々木家も、不定期ながら足を運んでいた、お気に入り焼肉店の1つだったのですが、そちらに代わってオープンしたこちらのお店は初訪問
黒毛和牛の一頭仕入れをウリにしたお店
しかも店名は「仙台焼肉」と、見るからに牛タンの美味しそうな名前
という訳で久々、焼肉を堪能すべく独眼牛へ向かってみるものとなりました。
千葉中央の焼肉店、佐々木家がリニューアル 仙台焼肉 ホルモン 独眼牛を初訪問
当日ながら、念のため事前に予約を入れて向かった、仙台焼肉 ホルモン 独眼牛
お店に着いた時刻は18:30を回った所
週末ともなれば、お客さんが溢れかえりそうな時間帯ながら、この日は祝日
日曜・祝日の千葉中央~富士見町と言えば、人通りも少なく、賑わうお店もごく僅か
多聞に盛れず、こちら独眼牛も先客は1組のみとなる、静かな店内へお邪魔するものとなりました
店内の様子は、以前の「佐々木家」と変わらず、テーブル席を中心に、お座敷が2席といった作りに
予約の時点では、テーブル席を設けてくれていたようですが、子供連れである事を察すると
「お座敷の方にしましょうか?」と、店員さんの方から声を掛けて頂き、小上がり席へ通されるものとなりました
小さなことではあるものの、先手を打ってくれる気遣いを嬉しく感じつつ、まずはメニューの方へ
まず最初のページは、サラダに前菜、焼野菜
そして、カルビ、ロース、ハラミと、定番の揃い踏み
仙台らしさも独眼牛らしさも見えて来ませんが、お値段的にもそこそこリーズナブルに感じます
続いてのページをめくると、
なるほど、どうやらここからが「独眼牛」のらしさ全開
出陣前の予想通り、牛タンには力を注いでいる様で、定番の牛タン塩(680円)から始まり
・上牛タン塩(980円)
・畳牛タン(1280円)
・厚切り上牛タン塩(1580円)
と、4つのグレードが用意されております
余談ですが、こちら「仙台焼肉 ホルモン 独眼牛」は、富士見町みゆき通りにある「くらのあかり」という牛タン専門店を始め、千葉市内外に10数店舗を経営するグループの一店とのこと
くらのあかり 千葉店には以前1度、足を運んだ事がありまして
https://barconcertvienne.com/izakaya/4189/
提供される料理には、概ね満足したものの、それ以外にちょっとした難を感じてしまい、以来訪問が無いままのお店でもあります
いずれにせよ、グループ店が牛タンを専門に扱っているお店であるならばこその品揃え、とも言えそうです。
また、牛タンのお隣に並ぶメニューには「黒樺牛」という国産和牛の稀少部位が中心
黒樺牛という名前は初めて目にしましたが、九州は熊本で生産されている黒毛和牛とのこと
自社ブランドとして開発された銘柄牛肉出ある事から、知名度はまだまだなのでしょうが、稀少部位ながら手の届きやすい値段となっています
そしてお次は、
牛、豚のホルモン
そして鶏肉からは・・・鶏皮?なんて渋いメニューも発見
ご飯ものの中には「肉寿司」なんて品もあり、これもまた私の食指をそそる品となっております
続いてのアルコールメニューですが、ビールはハイボールといった定番の他、
芋、麦、米と焼酎各種、更にはワインに日本酒と、痒い所には手の届く品揃え
キラリと光る物珍しさはありませんが、質実剛健なお酒が揃っており、お肉共々しっかり味わえそうです
そんな感じにメニューを眺めていた所、店員さんがテーブルへ訪れ
「こちらお勧めメニューとなりますので、良かったらどうぞ」とのこと
先ほどの「黒樺牛」については、お勧め3品が載った三点盛りを発見
値段、ボリューム共に、まずはこの辺りから攻めてみるのが、今日の軸となりそうです
続いて、お隣のお勧めを見ると
「当店の人気NO1、上タン塩」との記載が
先ほどのメニューには、全4品の牛タンが並んでいるものの、人気NO1は厚切りでは無く、普通の上タン
これを不思議に思って、店員さんに訪ねてみると
「グループ店舗が牛タン専門店をやっているので、そちらの仕入れもあり、今は牛を一頭買いしているんですよ」
とのこと
ん・・・となると、以前の佐々木家との関連性がどうなっているのか気になり、そちらも訪ねてみると
「佐々木家からリニューアルして、今のお店になったんです」だそうで
なるほど、そういうことだったのね
以前の佐々木家もお気に入りの店舗だっただけに、これで安心感も増大
そんなお店が一押しする「上タン塩」も気になりますので、これらも候補に加えつつ、注文をスタート
まず1品目に提供されたのは、
焼肉と言えば、の定番、キムチ
そして、チョレギサラダのハーフとなります
キムチについては、定番通り外さない品ながら、予想を超えてきたのがチェレギサラダ
こちらに使用している塩ダレが想像を上回って美味しく、意外なところで魅力を発揮
焼肉店のドレッシングで、まず「美味い!」と口にした事自体あったかどうか・・・
いずれにせよ、サラダからしてこのレベルとあらば、お肉に向ける期待も高まるばかりとなりました。
リニューアルに伴いメニューも一新! 中でも牛タンの美味さは、自分至上最高峰の美味さ!
予想外のチョレギサラダから始まり、ご機嫌の晩ご飯となった、仙台焼肉 ホルモン 独眼牛
当然ここからは、焼肉へと移るのですが・・・
その1&2皿目として提供されたお肉の姿に、早くも目が釘付け状態
こちらの左側が、スタッフさんお勧めの人気NO1メニュー、上タン塩
そして右側は、その名前から商品を想像出来なかった品、畳牛タンとなります
こちらの畳牛タン、通常のタンは、上から下に向けて切り分けるのに対し、タンを横からカットしているとのこと
その結果、上記の通り一般的なタンとはだいぶ形状の異なる、バラ肉の様な形状で提供されるものとなります
さて、もう一方の上タン塩ですが
一目見ても違いが伝わる通り、熟成と脂の乗り具合が、一般的な牛タンとは別物
その照り輝く美しさに、思わず生のまま食べたくもなってしまいますが、ここは我慢して火の方へ
コンロの上に載せれば、その脂の照り具合は更にブラッシュアップ
かつて、ここまで上品に脂を蓄えている牛タンに出会った事は無い様に思います
そして焼き上がった牛タンをタレの方へ
タレは3種セットで提供され、左からレモンダレ、醤油ダレ、辛味噌ダレの順に
当然、牛タンはレモンダレにピットインすることに
サッとレモンダレを潜らせた牛タンを頂いてみると・・・
口に入ったファーストタッチで、思わず
「おぉぉぉ・・・」
と、声が漏れるほどの感激
その表面に滴る、脂からは肉の旨味が溢れるものの、けっしてしつこさが無い、上品な旨味のみ
それを一層増すのが、ひと噛みする毎に伝わる、牛タンそのものの味わい
長期熟成によって育て上げられた、その風味も食感も格別な味わいになっています
この牛タンを付けて頂くレモンダレにも一工夫されており
生のレモンに加え、塩だれの様な旨味も付随
両者が合わさる事で、牛タンとは思えない脂の旨味を感じさせつつも、それを後に引きずらないアッサリした口溶けを産み出します
産まれて初めて牛タンを口にした日から、この日に至るまで
30数年かけ、様々な牛タンを食べ比べてきましたが、この上牛タン塩は、過去に食べたどの牛タンよりも上をいく品
人生で口にしてきた牛タンの中でも、1,2を争う程の品ある旨味と甘み、味わい深さを感じさせてくれました
そして、もう一方の牛タンこと「畳牛タン」
こちらは、上タン塩に比べて脂は控えめながら、独特の食感が味わえる品
カットの製法だけで、こうも味わいが変わるのだから、牛肉の調理も奥が深いなあ、と感じさせてくれます
ただ、一手前に頂いた「上タン塩」の感動が今もまだ残る中、それをも凌ぐ感動には至らず
しかもお値段についても、上タン塩の方が300円安いときたら、これはもう上タン塩がNO1とされるのは当然の納得ぶり
あまりにも衝撃的すぎた上タン塩の旨味を引きずりつつも、次は赤肉へ
オーダーした品はこちら、
お勧めメニューで紹介されていた
「黒樺牛 おすすめ3点盛り」となります
同皿に盛り込まれるお肉の部位は日替わりとなる様で、この日は
・ロース
・カイノミ(ヒレ近くのバラ肉)
・ミスジ(肩近くの腕肉)
の3種が盛り合わせとして提供
アッサリとした赤肉らしい味わいが強いミスジ
程良い脂が乗りながら、柔らかな肉質も楽しめるロース
しっかりとした脂の美味しさと、赤肉の味わい、両者をバランス良く味わえるカイノミ
3者3様、それぞれの素材が持つ味わいもさることながら、これらの下味となっているタレの美味しさも際立っています
恐らく、最初からこの「黒樺牛 おすすめ3点盛り」を頂いていたら、
『いやぁ、さすが黒樺牛!!』と歓喜していた事でしょう
しかし、その二手前に味わってしまった、上牛タン塩の群を抜く美味しさを感じてしまった後では、やはりそれを凌ぐには至らず
かといって、牛タンを焼く以前に、脂の多い部位を焼き始めるのも、焼肉のルールに反したものとなる訳で…
ここまで、今日という1日を「牛タン」に支配されるものとは、恐るべし上牛タン塩の魔力(笑)
ちなみに、先ほどの「黒樺牛 おすすめ3点盛り」については、私とカミさん二人で頂き
乳歯が抜け、食感強いお肉を噛み切れない子供用には、
こちらの「カルビ(780円)」をオーダーする事に
※ 違いの分からない子供に「黒樺牛はまだ早い!」といった思いも少なからず
黒樺牛の肉質、お値段と比べ、半額以下となるこちらのカルビ
お値段相応、それなりのものと舐めてかかっていたのですが、これが意外や侮れない一品で
脂の多さは、さすがお値段通りで、若干のしつこさは感じさせます
しかし、肉質の柔らかさや旨味は、分相応どころかお値段以上の良質さ
むしろ、これが780円とあらば、コスパ面では最強じゃなかろうか!?とすら思わせる程
意外なクオリティの高さを感じさせたカルビでしたが、ここでもう少し追加を
この日のお供には「中々」の水割りを頂いていたのですが、麦焼酎となら、脂多めのお肉もしっかりマッチ
そこで追加したのがこちら、
「鶏皮」となります
焼鳥店であれば、決して珍しくないものの、焼肉店ではなかなか見る事ない品
鉄板などで、揚げ焼きのように皮目をギュッと焼き上げる訳では無い、網焼きで仕上げると一体どうなるものか・・・
うん、やっぱりこうなった(笑)
カリッパリッといった味わいには仕上がらないものの、弾力ある皮目と鶏肉の旨味、双方が味わえる仕上がりに
個人的には、パリッパリな皮が好きなだけに、ちょっと違う仕上がりにはなってしまったものの
ホルモンの様な弾力も兼ね備えた仕上がりの鶏皮は、辛味噌ダレとの相性がなかなか
思っていた感じでは無いものの、また新しい形で、鶏皮を味わう事に成功したようです
そして、最後に〆ご飯ですが、本日は軽めで抑えるべく、
こちら、肉寿司をオーダーする事に
シットリしたサシを感じる、柔らかな肉質は、当然ご飯とも相性良いひと品となります
ただ、肉寿司の専門店では無い以上、シャリに関しては特段の工夫が無く、
一口大になったご飯の上にお肉が乗っただけ、に思えしまう部分は少なからず
これでシャリに対し、お肉の美味さを引き立てるもう一工夫が見られたら、いっそう魅力ある肉寿司になった様に感じました
そんな肉寿司を〆に頂き、この日の晩ご飯は終了
リニューアル後は初訪問となった、仙台焼肉 ホルモン 独眼牛でしたが
「仙台」の名から想像する通り、牛タンの美味しさは格別なものとなりました
もちろん、それ以外のお肉も値段相応、美味しく頂くものとなったのですが、あの牛タンの格別さときたら・・・
焼肉店に来て、牛タンのみでも満足出来る、そう言っても言いすぎにならない程、絶品のひと皿を堪能するものとなりました
これだけの牛タンが味わえたお店であればこそ、次回はその他2品を含む、牛タン全皿食べくらべを繰り広げてみようかな(笑)
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仙台焼肉 ホルモン 独眼牛 千葉店
■ せんだいやきにく ほるもん どくがんぎゅう ちばてん
■ 食べログURL:
https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12044264/
(ネット予約 可)
■ 住所:千葉県千葉市中央区中央3-4-10 千葉銀座ビル 3F
■ 営業時間:17:00~翌1:00
■ 定休日:12月31日〜1月3日