中央区富士見町の寿司店、鮨 田むら　格式高そうな外観も、実は普段使い出来る良心的価格＆コースは飲み放題付き5000円から！

子供が習い事の夏合宿へ、二泊三日にて外出

残されるはもちろん、私とカミさんの二人のみ

ここぞとばかりに、またもや普段子連れでは伺えないお店を訪問することに

 

候補に挙げていたお店は多数あるものの、お盆明けの週ということもあり、同時期に休みを取らなかった飲食店が続々と夏休みに

結果、元々予定していたお店の多くには振られてしまったものの、その次点として候補に挙げていた、

こちら、富士見町の鮨 田むらを訪れてみる事に

 

富士見町のど真ん中という立地に加え、格式高そうなお店の作り

これらのイメージから、高級店であるものと考えていたのですが、以前同店前で頂いたチラシによると、思いの外リーズナブルなお店である事が判明

 

とは言え、子連れで伺えるか否かは判断できず、ひとまずは時期を見て・・・

としていたところに舞い込んできた今回のチャンス

という訳で、事前に予約を入れつつ、開店時刻となる18時ちょうど、鮨 田むらを初訪問するものとなったのです。

千葉富士見町の中心街、格式高そうな寿司店　鮨 田むらをコースで予約し初訪問

という訳で、カミさんと二人、初訪問となった千葉 富士見町の鮨 田むら

 

事前に電話で予約を入れた際に、

『コースがありますが、いかがしましょうか？』

と尋ねられており、今回はそちらのコースを予約することに

 

尚、同店のコースは

・3500円

・4500円

と2種類が用意され、それぞれ飲み放題を+1500円で付けることが可能

 

飲み放題メニューの方は

こちらの通りで、生に始まり焼酎も注文が可能

 

カミさんの方はどうせ、ハイボールしか注文しないことを考えると、飲み放題で十分

との話になり、4500円のコースに加え、1500円の飲み放題（120分）をお願いするものとなりました。

 

 

ちなみに、通常メニューはこちらの通りで

まずはお寿司屋さんらしく、お勧めメニューが並ぶ鮮魚から

今時期の鮮魚として、

・活け鯖

・鰯

・生たこ

などが名を連ねています

 

これらに加え、新子やハモなどもあれば、追加注文も考えたのですが・・・

ひとまず、コースの内容が分らないので、追加の有無は後ほど検討することに

 

続いて、お酒のメニューですが、

富士見町のど真ん中にお店を構える寿司店らしく、こちらの取り扱いは豊富

黒龍に飛露喜、田酒に獺祭など、人気の高い銘酒がしっかり取り揃っております

 

ちなみに同店の営業時間は、18時開店ながら閉店は翌6時

早い時間は一般のお客さん、そして夜は近隣飲食店の方々・・・

といった具合に、時間を変えつつターゲットも変更している様です

 

その為もあってか、店内の作りはカウンター10席ほどに加えて、テーブル席も複数

テーブル席の中には個室も設けられている他、各テーブルは原則喫煙可

カウンター席も、早い時間は禁煙ながら、遅い時間からは喫煙可とするなど、店内のシステム含め、お客さんに合わせた柔軟な対応が取られているようです。

 

さて、話を戻しメニューの続きへ

ここからは握りメインのメニューとなっており、

セットの方は、8貫880円のリーズナブルな品から、特撰15貫2980円まで様々

 

注文は1貫から可能となっており、

上記メニューのネタが、随時提供さているものとなります

 

さて、本日のコースですが、お店に到着した時点で、

こちらの先付け2品、そして焼物が準備されております

 

提供されるコースの内容や、各料理に関する説明は無かったのですが、上記3皿については左から

・佃煮

・海藻の和え物

・鉄板のバター焼き（黒毛和牛と各種野菜）

といった内訳となります

 

この中で、意外性ある美味しさを見せていたのが、佃煮

一見すると昆布の佃煮ではあるものの、しっかり味わうと中からガーリックの風味を感じます

今回は、テーブル席への案内となった為、詳細を聞くことは出来ませんでしたが、この小鉢はちょっと面白い存在でした

 

そして、見た目通りの雄々しさを感じさせたのが、鉄板焼

使用している肉に関する説明は無かったものの、お店の公式サイトに寄れば、黒毛和牛とのこと

 

肉質もしっとりしており、柔らかく、旨味もしっかり感じさせます

ただ、私的には下味の塩胡椒が強すぎてしまい、そちらの塩味がもう少し控えめならば・・・と感じる部分も

とはいえ、到着早々の一品目でこれだけの料理が頂ければ、満足度は十分でしょう

 

つづいてはお刺身の提供となるのですが、

こちらについても、テーブルに配膳されるのみで、説明等は特に無し

 

まあ、その見た目からして、左から順に

・鯛

・カンパチ

・鮪（中トロ）

・帆立

・甘エビ

といった5品で間違いなさそうです

 

特筆すべきネタ、鮮度には至らないものの、どれも納得の品々

しかも、ここまでの料理が提供されるまでに掛かった時間は、入店からわずか5分（笑）

1杯目のドリンクよりも早く、これだけの品が提供される手際の良さはさすがに驚きを隠せません。

2時間の飲み放題付きコースながら、ボリュームは十分　お酒の種類も豊富ながら、お値段は6000円！

お刺身と同時に1杯目のドリンク（とりあえずは生）を頂き、ようやく料理の方へ

この時点で時刻は18時を少し回ったばかり

前述した通り、私たちは事前予約のためか、テーブル席へと通されるものに

 

その後、訪れるお客さんはカウンター席が中心となる模様でして

耳に届く会話を聞く限り、この時間のカウンター席には常連さんが多い様子

 

当然、カウンター席のお客さんは、ツケ場にいるご主人、職人さんらとの会話も楽しみの1つとしている訳ですが

届く会話が、なんともまあ心地良いと言うべきでしょうか

ご主人（？）の声のトーンや、言葉の選び方、会話の広げ方など、どこを取っても「素晴らしい」の一言

 

長年、カウンター越しにお客さんとの会話を続けてきたのであろう

それが手に取る様に伝わる程、お客さん同士の会話は妨げず

かといって、無言で時が流れることも無い様、合いの手や話題を振るなど

 

このお店にいる時間を

「楽しかった」と思わせてくれる、そんな絶妙な会話を挟みながら、仕事もしっかりこなす

正に、寿司職人とはこういうものだ、を地でいく接客を見せておりました。

 

そんな会話を背中越しで耳にしつつ、私たちの前には

まずは最初の握りとなる、まぐろづくし三貫が提供

左から順にトロ、鉄火巻き、ネギトロとなります

 

こちらについても、産地や種別など説明は無いながら

どれもしっかり脂の乗った鮪となっており、なかなかの品

ただ、せっかくの「まぐろづくし」として提供されるなら、赤身やヅケも食べてみたいですね

 

続いては和食のコースらしく、煮付けの品へ

これまた、なんの説明も無く提供されたのですが、、、

その見た目からして、ぶり大根でしょうか？それとも、サイズ的にはハマチかな？？

 

いずれにせよ、ブリかハマチのカマ

そして、共に煮込まれた大根による煮付けが提供されるものとなりました

 

さて、こちらのブリ（ハマチ？）のカマですが、

それはもう、見事な煮込まれ過多で、箸を入れるだけでソッと溶け落ちる柔らかさ

それにも増して素晴らしいのが、この煮汁です

 

醤油の様な黒みの無い、透明に近い色合いながら、その中には甘みと旨味がビッチリ

こういった脂の多い魚を煮込む場合、どうしても油分が煮汁にも含まれてしまうのですが、それらを感じさせない透明感

それでいながら、旨味はたっぷり詰っており、思わず飲み干したくなる美味しさに仕上がっています

 

そんなブリと共に煮込まれた大根ですが、

こちらは、むしろ意外で、案外固め

敢えてなのか、単純に煮込み時間が短いのか、その真意は分りません

が、芯まで火は入っており、外はしっかりとした煮汁の味わい、中心部分は固めながら大根本来の味わいを感じさせます

 

あれだけ上質な煮汁で仕込むぶり大根だけに、大根の煮込み時間が足りない・・・

とは思えませんので、敢えてなんだとは思いますが

やはり都度感じる通りで、テーブル席とは言え、なにかしらの説明を添えて貰えると嬉しいですね

 

展開からして、次当りは焼物が来るものかな・・・

と思いきや、ここで登場したのが、こちら

まさかのカニクリームコロッケが登場となりました

 

外側にはたっぷりのソースを纏ったコロッケとなり、

中を開くと、そこからはたっぷりベシャメルソース

そして蟹の旨味をしっかり感じさせる、洋食の定番らしいカニクリームコロッケ

 

お寿司屋さんならではの・・・を感じる事はありませんが、まあカニクリームコロッケですからね

これを嫌いな人はそうそういない、誰もが笑顔を浮かべてしまう、万人受けする一品となります

 

そして、後を追って提供されたのが、

第二弾となる握りで、全3品

 

左から順に

・鮪の赤身

・カッパ巻き

・中トロ

といった流れで、シンプル流れ定番を抑えたお寿司の登場となります

 

お寿司については、最初に頂いたまぐろづくし三貫と、上記3品

合計6貫となるので、決して量は多くないものの、先付けと共に提供された鉄板焼から始まり、

・お刺身

・煮付け（ぶり大根）

・もろきゅう（写真撮り忘れましたｗ）

・揚げ物（カニクリームコロッケ）

・アイスクリーム（食後に提供）

となっており、コースとしての充実度、ボリュームはなかなかのもの

 

私ですら、十分満足出来るボリュームでしたので、当然カミさんは途中でKO

巻物については、それぞれ1つずつを私の方で引き受ける事で、なんとか完食を迎えるものとなりました

 

 

そんな流れで、初訪問を果たした富士見町の鮨 田むら

上記したボリュームあるコース料理ながら、これでお値段は4500円というリーズナブル価格

加えて1500円で120分の飲み放題も付き、お会計は2名でピッタリ12,000円となります

 

鮮魚、握り共に

「さすが！！」「オォ！！」

と、声をあげる驚きや感動こそ無いものの、普段使いするには十分なレパートリー

 

お店の外観から、格式の高さを感じておりましたが

その実はリーズナブルで、日常使いに適したお店である事を発見できました

 

加えて、営業時間は翌朝6時までという長さ（笑）

ご近所でお仕事される方達に限らず、飲んだ後の〆に立ち寄るなど

様々な目的で、利用しやすいお店となりそうです。

 

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鮨 田むら

■すし たむら

■ 食べログURL：

https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12037303/

（ネット予約 HOT PEPPERより可）

■ 住所：千葉県千葉市中央区富士見2-17-12

■ 営業時間：[月～土]18:00～翌6:00 [日・祝]17:00～23:00

■ 定休日：無休