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JR船橋の駅チカで早い時間から軽く一杯、炉端 番屋を初訪問 炉端をぐるっと囲むカウンター中心の店内は、雰囲気も心遣いも行き届いた一軒だった

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この日は船橋へ足を伸ばし、仕事関係の友人と飲みに出ることに

集合時間が17時と早かったことから、特にお店を決めず、行き当たりばったりでフラつこう・・・

 

と、したものの、とにかく店の数とキャッチの人数が尋常じゃ無いJR船橋駅前

私の経験上、船橋駅前のキャッチに誘われ、お店へ入ると十中八九地雷を踏む

そう分かっている故に、基本声をかけられてもフルシカトを貫き通すのですが・・・

 

とにかく、しつこい。

 

右から左からと湧き上がるキャッチの編み目をくぐり、駅周辺をフラついていると

そこに飛び込んできたのは、見慣れない看板のお店

炉端 番屋となります

 

気になって調べてみたところ、今年の夏にオープンしたばかりの新店だとか

古風な作りで、雰囲気ある店構え

それでいて、店名は炉端とある通り、焼き物が中心の居酒屋でしょうか?

 

この後に行きたいお店があるものの、そちらの営業開始まではまだ1時間弱

ここは一軒目として覗いてみるにも、良さそうな雰囲気

という訳で、こちらの

「炉端 番屋」より、本日の酒場放浪記~船橋編をスタートしてみるものとなりました。

JR船橋駅から徒歩3分 8月オープンの15時から飲める炉端焼き 炉端 番屋で駆けつけの一杯目を

という訳で、特に目的なく歩いていたJR船橋駅周辺

ふと視界に飛び込んできたお店ながら、私の五感がただならぬ気配を察知したことで、足を踏み入れるものとなった、炉端 番屋

 

この日、お店に到着した時刻は17時を回ったばかり

一般的な居酒屋さんがお客さんを迎え入れるには早い時間になるものの、ここは酒場と酒好きがが集う街、船橋

15時開店となる酒場が多数ある上、その多くが開店早々から席が埋まる大賑わい

 

一体どんな生活をしていれば、平日の15時から酒を飲み、17時頃に完成を迎えてしまうのか(笑)

その生活スタイルが気にはなるものの、深く知る勇気も無い私は、遠目から覗き込むばかり

 

さて、そんな酒場が集う街、船橋にこの8月オープンした炉端 番屋

こちらのお店も15時開店と、お酒をこよなく愛する方々に慕われる営業スタイルとなっており、思惑通り店内にはすでに3組のお客さんが

 

炉端をぐるっと囲む様に、カウンター席が設けられている作りとなっておりますが、

そのカウンターも、隣席との幅はしっかり取られている上、

3~4名でもカウンターを使える様、間の席板を取り外し出来る作りで、人の出入りが容易に

 

加えて、カウンターの裏側には、コンセントとUSBによる充電設備も設置

酒好きが集う酒場ではあるものの、そこはさすがの新店

細かな設備が整っており、男性は勿論、カップルや女性のみでも利用しやすい作りとなります

 

幸い、テーブル席にも空きがあったことから、今回はそちらを利用することに

まずドリンクメニューですが、

こちらは安定のラインナップ

 

ビールから始まり、焼酎、サワー、ハイボール

そして忘れちゃいけないホッピーと、居酒屋よりも「酒場」と呼ぶに相応しい品揃え

それでありながら、日本酒についてはその都度の仕入れで、6品前後が提供される様子も

 

続いてフードメニューへ

まずは本日のお勧めとなるこちら、

日替わりメニューだけに鮮魚系が多く、

・お刺身(ヤリイカ、シマアジ)

・焼き物(生秋刀魚にブリカマ、シマホッケなど)

これらを中心に提供が行われております

 

そして、レギュラーメニューのご登場

まずは一品料理ですが、驚くのはそのお値段

 

大半のメニューが280~380円で提供されており、ちょっとお値段張る品と言っても

・馬刺し 680円

・アサリの酒蒸し(orバター蒸し) 580円

・いくらおろし 480円

この様に、使用している食材故の高額商品にはなりますが、それでも概ね500円前後

 

かといって、一時駅前を賑わせていた

「280円均一居酒屋」の様なチープさは感じさせず、女性を誘って訪れるにも悪くない雰囲気

 

続くメニューは串焼きとなるのですが、

炉端焼きを扱う店だけに、こちらの品揃えはさすがの顔ぶれ

串焼きとは言え、いわゆる焼き鳥では無く、野菜を豚で巻いた「巻き串」がメインとなっております

 

豚の巻き串は全品均一の280円

これに加え、イカや獅子唐などの串焼きが提供される他

天ぷらも提供が行われており、中には「ビーフシチュー天」なる意味不な商品も

 

その他、焼き物メニューへと続いていき

・蟹味噌甲羅焼き 380円

・贅沢蟹味噌甲羅焼き 980円

とで、同じ蟹味噌ながらも「贅沢料」に600円の差額が生まれるなど、気になる点は満載

 

これは色々と掘り下げてみたい・・・

と思う反面、この後にもう一軒、足を運びたいお店もあることから、

ペース配分を整えたオーダーで迎え入れることに

 

まずはお通しとなる、

こちら、厚揚げの煮付けを頂きながら

一杯目のビールと共に、メニューの吟味を進めていくものとなりました。

本格的な炉端を完備する落ち着いた店内 リーズナブルなおつまみ類も豊富で、ちょい飲みにもお勧め

駅前からあふれかえる居酒屋のキャッチ

その包囲網を打破すべく、何の気なしに立ち寄ってみた、

船橋駅前の新店「炉端 番屋」

 

しかしながら、新店らしい気の利く設備に始まり

格安ながらも、アイディアが垣間見えるメニューの数々に、予想にしなかった良店発見の予感

 

そんな空気を感じながら、まず頂く1品目はこちら

その名も「絶品ウニク」となります

 

商品名の通り、牛肉にウニをあしらった、通称ウニク

同店では更にキャビアをもトッピングしているのですが、それでいてお値段

なんと・・・380円!!(※ 1個)

 

つい先日も別件でウニクを頂きましたが

あちらは確かに良質な牛肉だったものの、サシにウニをあしらった品

対するこちら、炉端 番屋は、レアに焼かれた牛ロース?にウニをトッピング

 

肉質のみで比較すれば、先日のお店の方が上にはなることでしょう

ですが、私の見解として、ウニクの肉は、焼いた方が断然美味い

 

牛から滴る脂の旨味、それをウニと共に頂く事で起こる化学反応

これこそウニを肉と共に口へと運ぶ、最大の魅力となるのです

ご多分に漏れず、レア目に焼かれ、油の滴る牛肉

ここに飾られたウニ、そしてキャビアとのマリアージュは一級品

 

お好みで山葵をとの説明で、お言葉に甘え頂きましたが、これもまた食後のサッパリ感をプラスさせます

僅か一口で、これ程の旨味を与えてくれるマリアージュなら

 

5皿・・・いや、10皿でもイケるだろうし、それでもお値段3800円

うん、悪くないぞ!!

 

ウニク10皿という夢物語を奏でつつも、次なる品へ

今度は打って変わり、野菜を炉端焼きにて頂く、

こちら、万願寺獅子唐の串焼きをオーダー

 

一般的には「万願寺唐辛子」の名前で馴染みある同品

唐辛子とは名乗っているものの、実際の所は辛味が無く、むしろ甘い口当たりとなるので

獅子唐と称した方が、むしろイメージ通りとも言えます

 

しかし、獅子唐でも唐辛子でも無く「万願寺」である由縁

それは見ての通りのサイズ感

唐辛子の王様とも呼ばれる、その大きさは串焼きにも最適

 

種の無い品種となるので、頭から尻尾まで全てを一気食い可能

ほのかな苦みと、皮目の甘みがコントラストを引き起こす、王様の名にふさわしい一品ですね

 

続いても焼き物となるのですが、今度はお魚へシフト

本日のお勧めよりセレクトしました

「銀ダラの西京焼き」を頂いてみることに

 

満遍なく塗り込まれた西京味噌で、光り輝く魚体

焼き加減もふっくら仕上がっており、あっさりした銀ダラの旨味と、西京味噌の甘み

更には香ばしさと、皮目から滴る脂の旨味が混在する一品

 

銀ダラそのものは淡泊なお魚になるというのに

それを、これだけ美味しく昇華させる西京味噌って、

ひいき目に見ても、向かうところ敵なしの最強調味料だよなあ

 

そしてもう一品

メニューを眺める限りでは、その正体が一切不明であった

「ビーフシチュー天」を頂く事に

 

そもそもが液状となるビーフシチューを、一体どのようにして天ぷらにするのか?

謎深き同品ですが、この疑問を解決しているのが、なんと油揚げ

 

油揚げの中に、デミソースで煮込まれた牛肉を包み込み、そちらを天ぷらにしてしまう

揚げからの揚げ、という二段重ねで包み込まれたビーフシチューとなるのです

 

残念ながらこちらの品、提供時点での写真撮影を忘れてしまったため、食べ途中でのワンショットとなるのですが

二重にサクッと揚がった衣の中から顔を出す牛肉

デミソースをしっかり纏った、柔らか食感となり、その旨味を全て油揚の中に閉じ込めております

 

この変わり天ぷらが、お蕎麦屋さんの天ざるや天丼で提供されたら度肝を抜くものの

居酒屋のおつまみとして頂くには、実に面白い変わり種な一品

ただし、油揚げを閉じるべく、中には爪楊枝が使用されておりますので、そちらには十分ご注意を

 

 

といった感じに、若干少なめの注文ながら、

この後に訪問する2軒目でのおつまみを考慮し、1時間少々でお店を後にするものとなった、炉端 番屋

 

何の前情報も無く、飛び込みにて訪問したお店となりますが

・値段

・雰囲気

・スタッフさんの対応

と、良いとこずくめが三拍子揃った良店

 

頂くおつまみも、定番から変わり種まで

280~480円というリーズナブルなお値段ながらも十分納得のクオリティばかり

 

駅前から国道までにかけて、とにかく居酒屋系の密集する船橋駅前エリア

その中に、この夏オープンしたばかりの新店ではあるものの、

多くのお客さんが早い時間から集う、老舗酒場達に引けを取らない、心地良い空間を堪能しました。

 

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炉端 番屋

■ろばた ばんや

■ 住所:千葉県船橋市本町4丁目45番地10

■ 営業時間:15:00~23:00(金・土は~01:00)

■ 定休日:年末年始

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