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中央区本町の居酒屋ダイニング、本町厨房 TETSU流 名物若鶏の半身焼きに子羊のソテー、四川風麻婆茄子まで、お酒が進むツマミ尽くしな名店

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前日の晩ご飯に「誕生日祝い」と称し、散々カニを堪能

迎えたこの日は、私の誕生日当日

ですが、翌日が子供の学校である事から、あまり遅くなることもできず、近場でサッと頂ける晩ご飯へと出向くことに

 

とは言え、日曜日の夜

日頃から日曜日の店選びには苦悩している上、この日の気分は海鮮類では無く肉

焼肉のような、脂滴る系では無く、肉バルのように赤肉やジビエをガッつきたいのですが・・・

 

千葉駅界隈に「肉バル」を名乗るお店は確かにあるものの

これぞ肉バル!と思えるお店が見当たらないのが現状

 

肉バルとまで名乗らずも、それに近しい肉料理をメインに味わえ

且つ日曜日に営業しているお店と言えば・・・

 

あった!

それがこちら、中央区本町の居酒屋?ダイニング??

「本町厨房 TETSU流」となります

 

今や千葉を代表するイタリアンの名店「SAKURA」や

私が昨年、NO1に推したランチの名店「小料理 しゅん」など、際立つお店が建ち並ぶ本町

前述した2店の並びにお店を構えるのが、こちらTETSU流となります

 

その立地からして、只者では無い事が伝わるとおり

同店の店主さんはフレンチの経験を経て、現在のお店を運営

過去の職歴をも活かした、様々な創作料理が頂けるこちらのお店にて、晩ご飯を頂いてみます。

葭川公園駅から徒歩10分、中央区本町の住宅街にある隠れダイニング、TETSU流

前日の蟹に続き、誕生日当日という流れから、もう一つワガママを通して頂き

「肉をガッつきたい」という希望に添うべく、久々訪れた「本町厨房 TETSU流」

 

この日、お店を訪れた時刻は17:30

17時開店となる同店ですが、日曜の夜ともあってか、まだ店内に先客は無し

テーブル席のいくつかに予約席とされる様子が見受けられるので、ピークを迎えるのはこの後となりそうです

 

そんな店内ですが、こちらのように、

キッチンに面したカウンターが4~5席

それ以外の席は、掘りごたつ調とテーブル席の2種となっており、団体でも収納可能な広々としたスペースとなります

 

個室席こそ無いものの、店内奥の一角はパーテション状に区切られており、

隠れ家的なお店の立地よろしく、ヒッソリとお酒や食事を楽しむことも可能です

 

そんなTETSU流ですが、お店を訪れるのは実に久しぶり

恐らく、4~5年ぶりにはなるのですが、その数倍の歴史ある同展だけに、

名物料理である

・ズワイガニの焼きたてパイ

・若鶏半身挙げ

などの定番料理は、変わらず健在のままとなっております

 

その他メニューについても、

和洋折衷、多彩な品が並んでおり、フレンチやイタリアンを感じさせるお酒のアテから

家庭料理では味わえそうに無い、一手間を感じるサラダ類

肉感がズッシリしたメンチカツや、シーフードクリームクロケット

 

そしてお目当てとなる肉料理には、

・鴨胸肉

・牛リブロースの網焼き

・豚ロースのロースト

など、素材の美味しさを逃さず、髄まで堪能出来るような品が並びます

 

そんな料理と頂くお酒ですが、

やはり、メインとなるのはワインでしょうか

ただ、これまでにも再三触れてきているとおり、私、ワインについては滅法な音痴でして

 

未だその味の違いや、料理との合わせ方を学ぶ機会なくおり、価格に見合った楽しみ方を見出せず

そんな訳ですので、結局行き着く先は今日もまた、

日頃より慣れ親しんでいるビールやハイボール

 

そして、

唯一と言っても過言では無い程、味とお酒とのマッチングに理解を示せる

焼酎、そして日本酒を選ぶことに落ち着くものとなりそうです

 

上記したメニューに加え、本日の特別料理もご用意が

こちらに並ぶのは、和でも洋でも無く、まさかの中華がメイン(笑)

ここにきて、まさかの餃子や四川風麻婆豆腐、更には炒飯までもが名を連ねております

 

これらに加え、子羊のローストやドライカレー

更には、和食の代表格。秋野菜の天ぷらまでもが並ぶのですから、これをもって「何系」と表現することができない

敢えて挙げるとすれば、これこそが「TETSU流」となるお店になります

 

そんなメニューをチェックし終えた所で、まずはビールから

 

誕生日当日らしく、ちょっと気取り「エビス クリーミートップ」を注文

 

共に頂くお通しには、自家製のぬか漬けと玉子焼といった取り合わせ

ゴリゴリの和食がおつまみとして提供される訳ですから、これぞTETSU流と言わざるを得ません(笑)

フレンチ出身の店主が紡ぐ、和洋折衷な創作料理 この日はまさか!?の中華にもチャレンジ!!

そんな一連のメニューに目を通し、1杯目のビールにて乾杯

続いて頂く、1品目のオーダーはこちら、

その名も「男好みのポテトサラダ」からとなります

 

一見すれば、なんら変哲無いポテトサラダ

しかし良く見ると、その登頂には何やら粒々が・・

 

この粒こそ、男好みの正体、マスタードとなるのです

マヨネーズのコクに加え、辛味と酸味がプラスされたポテトサラダ

ピリッとくる辛味に、口当たり良い酸味が広がり、お酒のアテにもバッチリな1品

 

男好みの名が示す通り、大人テイストなポテサラにはなるのですが

これが意外にも、ウチの子供には刺さった様で

そこまでの辛味を感じず、むしろ酸味が強めな部分が、子供にも食べやすかった様子でした

 

続いては魚料理となるのですが、今週末は出張で札幌へ向かうため、ここは鮮魚を外す事に

鮮魚を外した上での魚料理、という訳で選んだ品がこちら

タコとアカハタのカルパッチョとなります

通常はいずれか1品のカルパッチョとなるのですが、私はアカハタ、カミさんはタコを譲らなかったことから、両盛り合せにて

 

生タコ特有の食感を、オリーブオイルやハーブと頂く事で風味もアップ

しかし、タコ以上にカルパッチョに適しているのは、やはり淡泊な味わいとなるアカハタ

 

噛みしめる毎に旨味が顔を出すアカハタですが、カルパッチョに仕立てることで、一口目からも旨味が到来

調味料らの味わいから、身のもたらす味わいへと、徐々に味変していく様こそ、カルパッチョならではの楽しみ方と言えます

 

続く品は、早くもガッツリ系へ

フレンチ出身の店主さんならではの実力が光る、

こちら、シーフードクリームのクロケットとなります

クロケット=フレンチで言うところのコロッケにはなるものの、到底コロッケとは呼べない豪華な品

蟹に海老にと、様々な海鮮の味わいが一同に会し、ベシャメルソースと共にクロケットを形成します

 

濃厚な甲殻類の旨味ではあるものの、揚げ焼きに近い調理で提供される為、衣が軽いのも特徴

お皿にはケチャップが添えられているものの、それを必要とせず、そのまま頂いてこそ絶好調に旨味がほとばしるクロケットとなります

 

続いての品ですが、普段なら子供のためにご飯を頼むものの、

せっかくのTETSU流ということで、今日は同店の看板メニュー

こちら、ズワイガニの焼きたてパイをご飯代りにオーダー

私は昼から炭水化物を食べ過ぎたため、今日は遠慮しましたが、やはり名物の名に相応しい逸品

 

見た目には蟹を感じないものの、その中身は紛れもなく蟹三昧

パリッと焼かれた香ばしいパイ生地、その上を彩る蟹身との相性も抜群

前日に散々、蟹を平らげてきているものの、それをも忘れさせる蟹の魅力!

 

そんなパイに代り、私とカミさんが頂くのは、

TETSU流が誇る、もう一つの看板メニュー

「若鶏の半身揚げ」となります

 

上記写真ではサイズ感が伝わりづらいですが、こちらその名の通り、鶏の半身が丸々お皿の上へ

ケンタッキーでしか味わえないような、様々な部位を一同に頂けてしまう、豪華極まりない一品となります

 

頂く部位により、味わいも食感も全く異なるのも、大きな特徴

脂の多い部分や、締まった肉質が味わえる部位、ホロッと解け、骨ごと食べられそうな部位など、とにかく食べる度に驚きが溢れるのです

 

それらをまとめ上げているスパイスは、素材の邪魔をしない優しい味わい

ケンタッキーのようなガツンとくるスパイスでは無いものの、数を食べても飽きを感じさせず

そして、皮目の脂から滴る旨味、素材の持つ味わいを逃すこと無く頂けてしまいます。

 

続いての品も、今回の目的である「肉が食べたい」を叶える一品

こちら、昭和の香り特製メンチカツとなります

 

商品名こそメンチカツですが、いやこれ、もうハンバーグ

そう呼んでも過言では無い程、

とにかく、綺麗にお肉がビッチリ詰ったメンチカツとなります

中から滴る脂、それを吸い上げた衣の一片までもが、肉の旨味三昧

 

昭和の香りと称されていますが、私が過ごした昭和期に、

こんな豪勢なメンチカツ、口にした記憶は到底ございません

肉屋さんすら身じろぎする、旨味が存分に詰った豪勢なメンチカツとなります

 

続く品は、本日のお勧めより一品を選択

こちら、四川風麻婆茄子となります

 

昼の部のブログにて、ちょくちょく顔を出す都町の永楽亭

中央区都町の中華料理店、永楽亭都町店で頂く今夏最後?の冷やし中華「ピリ辛きゅうり」に大興奮! 人気メニュー茄子の辛子炒めも

同店の件でも触れているとおり、私、ちょっと前まで茄子を苦手としていたのですが・・・

ここ近年になり、これまで茄子を避けていた反動からか、むしろ好物が如く食べる機会が急増中

そんな影響が本日のTETSU流にも現れ、この日のお勧めから、敢えての麻婆茄子をセレクト

 

そんな麻婆茄子ですが、メニュー上には「本格四川風」との触れ込みが

注文時にスタッフさんより

『お子さんが食べられる様、調節しますか?』

と、心配される程、どうやら本格派の辛味を備えているようです

 

当然、私的にはその本格派な辛味を所望しての注文

「子供には食べさせないので、大丈夫です」

と、甘やかしを丁重にお断りし、本格四川の辛味のままでオーダー

 

その見た目が示す通り、花椒がしっかり香りを立ち上げる、カラシビ仕立て

ビールやハイボールといった、炭酸系のお酒が、勢いよく喉を流れる良い辛みを帯びております

 

そんな旨辛仕立ての餡に絡む茄子もまた極上の一言

餡についてはツマミとして、茄子に関してはご飯にトッピングして頂きたい

そんな、おかずにもツマミにも立ち位置を変えながら、揺るぎない攻めの姿勢が伝わる麻婆茄子となります

 

そんな具合に、様々な料理を頂いてきたものの、そろそろお腹も程良い頃合いに到達

ここらで〆を迎えましょうか、と思ったものの、本日のもう一つの目当て

「ワシッとしたジビエ肉」を味わっていないことを思い出し、再度追加注文を

 

そして、本日のトリに選んだ品がこちら、

仔羊もも肉のじっくりロースト ニース風となります

 

ニース風、というのがフランスの地方名であることは分るものの

ではニース風の定義とは?と尋ねられてもイメージが浮かばない同品

 

ただ、使用しているのが仔羊である以上、ワイン風味を感じる品では無かろうか

そんな予想の元オーダーしたのですが、この予想が見事に正解

 

一般的に「クセが無い」と言われる仔羊=ラム肉ですが

良い意味でこちらの仔羊は、そのクセが全開に溢れている一品

 

特有の味わい故に、苦手な方は厳しく感じるものの、私的にはこの仔羊らしいクセが嬉しく感じる味わいでして

食感こそ柔らかながら、レアな焼き加減により、身肉から溢れる仔羊ならではの味わい

 

これをそのまま頂くだけでは、クセが強すぎるものの、それを滑らかな味わいにしているのがソースの担当

赤ワインに加え、野菜の甘みと旨味を加えたとおぼしきソースが、クセある仔羊に絡むことで、独特の旨味を形成します

 

フランス料理に対する見識が浅い私としては、これをどう例えるべきか悩む所

ですが、仔羊の持つ特有のクセを消すのでは無く、旨味へと昇華させた、ジビエ料理らしい一品

鶏の半身揚げに始まり、メンチカツ、そして仔羊と、本日の目的「肉 三部作」を締め括るに相応しい品となりました。

 

 

といった具合に、肉料理欲しさに久々の訪問となった、本町厨房 TETSU流

フレンチを主体とした肉に始まり、魚におつまみ、野菜に至るまで

様々な料理が、フレンチだけに固執せず、イタリアン、和食、中華と、様々な形式で味わえる、正に「TETSU流」な品々

 

私は過去にも何度か訪問している同店ですが、今回カミさんと子供は初訪問

カミさんはともかく、子供を連れて行くには、如何なものかな・・・?

と、若干不安視していたものの、お店のスタッフさんにも温かく迎え入れられるものとなりました

 

とは言え、基本がお酒に合う料理で構成される同店

子供用メニューが提供される訳ではありませんので、その辺をご注意頂いた上で、足を運んで欲しいお勧めの一店となります。

 

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本町厨房 TETSU流

■ ほんちょうちゅうぼう てつりゅう

■ 住所:千葉県千葉市中央区本町2-5-5 プライムスクエア野村 1F

■ 営業時間:17:00~翌1:00( 日・祝~23:00)

■ 定休日:月曜日

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