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モノレール作草部駅、すぐ近く 炭火やきとり鳥ふじを初訪問! 素材の持ち味を存分に活かした、炭火焼鳥を存分に堪能!
私のホームタウンでもある、稲毛区作草部
モノレール駅すぐ近くにある、麺処まるわを始め、同エリアの飲食店には頻繁に足を運んでいるのですが・・・
その中でも、一見では入りづらい雰囲気を与えており、これまで未訪問のままとなっていたお店があります
それが、前述したまるわのすぐお隣にある焼鳥店
「炭火やきとり 鳥ふじ」というお店
同店お隣にある「麺処 まるわ」の店長に、こちら鳥ふじについて以前に話を聞いた所
『元々は、千葉中央でお店をやってた実力派の焼き鳥屋さん』とのこと
そんな話を1年程前から聞いてはいたものの、なかなか足を運ぶ機会が作れずいたのですが
先日、末広街道沿いにリニューアルオープンした「来んさいや」訪問時に、再度同じ話題が浮上
互いの予定を確認した所、翌週の月曜日が空いていることで合致
という訳で、つい一週間前にも「来んさいや」を共に訪れたのですが、再び翌週には
作草部駅すぐ近くの焼鳥店「鳥ふじ」へ
またもや、まるわの店長らと共に、念願の初訪問を果たすものとなりました。
モノレール作草部駅すぐ側、長らく気に掛けていたお店、鳥ふじへ念願叶い初訪問!
長らく気に掛けていながらも、ようやく初訪問を迎えた作草部駅近くの鳥ふじ
この日お店を訪れた時刻は、18:00ちょうど
店内にはまだ先客がおりませんが、テーブル席には予約の札を発見
店内の作りは、4人掛けテーブル席3席に、カウンター数席と小ぶりである事から、事前予約を入れるお客さんも多い様子
入店時には先客のいなかったお店ながら、1時間もしないうちに店内はほぼ満席を迎えました
平日、しかも週の初めでありながらの盛況ぶりは、知る人ぞ知る人気店といった雰囲気を感じさせます
とは言え、私たちの席については、まるわの店長が事前に予約を入れてくれた様で
席の心配無くお店の方へ案内されるものとなりました
さて、そんなお店のメニューについてですが、まずはアルコール類から
雰囲気ある焼鳥店らしく、ビールは瓶ビールを提供
この雰囲気に相応しいホッピーに加え、焼酎はボトル売りがメイン
その他、グラスではウイスキー各種と焼酎といった取り揃えとなっております
続いて、おつまみ類ですが
こちらは、野菜系が中心の取り揃えに
もろきゅうにトマト、キムチにもやしのサラダなどが提供されております
上記に加えて、タコぶつ、とりわさ、もつ煮込みなども提供
決して派手さはありませんが、過不足の無い、安定した品揃えにはなっている様です
そしてメインとなる串焼きの方へ
こちらのメインとなるのは、店名通りもちろん焼鳥
そのお値段は1本120円からとリーズナブルながら、豊富な串焼きが頂ける様です
焼鳥以外にも、野菜串、豚串らも提供されているのですが
ここでちょっと気になったのが、
・鳥 → ねぎ、しいたけ、ししとう
・野菜 → ねぎ、しいたけ、ししとう
と、両メニュー欄に被った串焼きが掲載されているんですね
普通に考えれば、どちらも「野菜」でまとめられる様なラインナップ
しかし、両欄にその名前が並んでいる上、鳥と野菜とで値段が微妙に違うのです
※ その理由については後ほど明らかに
また、上記メニューに加えて
ちょっとお得な価格帯で頂けるセットメニューが3品用意
こちらを見た所、このセットでも一通りを味わうことが出来そうなので、まずはAセットを人数分頂きながら、追加注文を図るものとなりました
1杯目の瓶ビールをグラスで頂きつつ、
お通しには、これまた焼鳥店のらしさ漂う一品
「大根おろし&うずら」を頂きながら、初訪問の鳥ふじを満喫してみようと思います。
シンプルなメニューながら、炭火で頂く焼鳥は絶品ばかり! 甘さ溢れる玉ねぎサラダも必食の1品
第一陣のオーダーをお願いし、店内には炭火の香りが広がりだした頃
おつまみの1品目として提供されたのが、
こちらのモツ煮から
サイズこそ小ぶりですが、こちらのお値段はなんと300円
串焼きのCセットに、モツ煮、焼酎水割りであれば、1000円で満喫できるリーズナブルな価格帯となります
しかし、リーズナブルなのはお値段のみ
300円で提供されるモツ煮ながら、その煮込み具合は文句なしの1品
しっかり味の染みたもつは、柔らかく仕上がっており、それでいながら脂の重たさは無し
1品目の煮込みからして、丁寧な仕事が伺え喜ぶのも束の間
早くも、続く2品目がテーブルの方へ
こちらが、血液サラサラ玉ねぎサラダと
続いての3品目には
トマト、の提供となりました
一見すると、なんてことな2品なのですが、
玉ねぎの方は、長い時間を掛けて水にさらしたのか、辛みが無く甘みがたっぷり
トマトの方も、適量に塩が振りかけられ、素材の甘みが存分に引き出されています
どちらにも共通して言えるのは、素材の持つ旨味や特徴がしっかり引き出されている点
ある意味、和食の特徴とも言うべき、素材の美味しさを引き出す技術が活かされ、
素朴な品でありながらも、思わず「おっ!?」と声を上げたくなってしまいます。
そんな先付けとも言うべきおつまみを頂きながら、いよいよ串焼きへ
お店の焼き台が狭いらしく、焼き上がったものから順に提供されるのですが、
最初の2品はこちら、
・つくね
・しそ巻き
となります
ここでまず、注目したいのが「つくね」
一般的に、つくねに限ってはタレで提供するお店が多い中、ここ鳥ふじでは敢えての塩で提供されます
まるわの店長曰く
「特に指定が無い限りは、塩で提供」
が、こちらのお店の趣旨になるんだそうで
とは言え、つくねを塩で提供するお店というのも、なかなかレア
早速頂いてみると、とにかくお肉がゴロッゴロ
こちらのつくねは、粗めに挽いた鶏挽き肉を使用しているのですが、敢えての粗めにしていることで、肉感がハンパじゃありません
しかも、粗いものとしっかり挽いた肉の2種が合わさっているので、それだけで食感の違いを楽しむことも出来ます
軟骨などを加え、アクセントを与えるお店は見かけますが、肉の質感を変えて食感に変化を与えるつくねは、ここ鳥ふじならではでしょう
また、肉感詰ったつくねだけに、塩であっても旨味が十分
その分、焼きには気を遣わなければならないのでしょうが、焼き具合も申し分なし
熟練の技術があればこそ作り出せる、ボリューム溢れるつくねとなっておりました。
満足の2本を頂いた所で、次の串へ
第二弾として提供されたのは、
・ねぎ
・しいたけ
・ししとう
といった面々
お気づきの通り、どれも「野菜串」を思わせるネーミングなのですが
その間には、都度ももを挟んでいるものとなります
メニュー拝見時に見つけた、野菜串と焼鳥の両方に野菜が含まれるという謎
その理由は、
・野菜焼き → 野菜のみ
・焼鳥 → 野菜&もものMIX
という事だったんですね
これにより、もう一つの謎も解決
焼鳥の基本とも言うべき串、といえばもも
しかし、本日注文したAセットには「もも」が含まれていなかったのです
後ほど、追加でももを注文するかどうか悩んでいたものの
まさかの野菜串に「もも」が挟まれているのであれば、その必要も無し
ねぎ、獅子唐らと共に、「もも」もしっかり堪能させて頂きました
※ キノコアレルギーに付き、しいたけはまるわの店長にプレゼント
続いての3皿目ですが、
こちらには、Aセットの残る2本が提供
・手羽
・にんにくの芽巻き
の2品になります
スッと骨離れの良い手羽に、にんにくの芽が良いアクセントになる串
どちらも、絶妙な火加減で火が通っており、炭火ならではの香ばしさと、中に閉じ込められた旨味を味わえる品となりました。
ここで最初に注文したAセット7本は終了
この後、2軒目に向かう話を進めてはいたものの、せっかくなのでもうちょい串も味わうことに
追加での注文となった串が、以下の通り
・皮
・ほんじり
・みそ(豚串)
これら3品となります
コリッとした食感と、脂の美味しさを感じられるぼんじり
ギュッと詰った旨味の中から、コラーゲン質も摂取できる皮と、どちらも良い焼き具合
しかし、私が気に入った1本となるのが、豚肉のみそになります
こちらに使用される豚肉自体は、そこそこの素材になるかと思うのですが
これに味付けを施している、味噌だれが美味いんですよね
甘さの中に、僅かな辛味が加えられており
また味噌の特性から、焦げやすくなってしまうものの、この焦げた味噌が良いアクセントになっているんです
柔らかさを残した、絶妙な火加減で焼かれている事もまた、美味しさの理由のひとつ
決して派手さは無いものの、素材の旨味を引き出すテクニックと、熟練ならではの焼きの技術をしっかり味わい尽くしました。
こうして、初訪問を終えることとなった、作草部の鳥ふじ
ご近所ではありながら、一見では入りづらい雰囲気より、長らく足を踏み入れられなかったものの
1歩を踏み出す勇気を乗り越えた先には、職人らしさが光るリーズナブルな焼鳥が待つものとなりました
そのお値段の安さもあってか、お店で焼鳥を頂くお客さんだけで無く
テイクアウトを購入しに立ち寄るお客さんも多数いるようです
中には、テイクアウトの焼き上がりを待つ間に、カウンターで軽く一杯・・・
なんて目的にも使えてしまう、地域に根付いたお店をしっかり堪能させて貰いました。
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炭火やきとり 鳥ふじ
■ すみびやきとり とりふじ
■ 食べログURL:
https://tabelog.com/chiba/A1201/A120104/12027483/
(ネット予約 可)
■ 住所:千葉県千葉市 稲毛区 轟町4-1-13
■ 営業時間:17:00~24:00
■ 定休日:第2・第3火曜