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千葉駅北口すぐ側、海鮮の國波奈 本店でプチ接待 千葉の味を堪能して貰うべく、カワハギにイカにとお造り連投も、最後にゾッとした話
この日は県外から訪れる友人らを、千葉にて接待
昼から遠方へと足を運び、その後は帰りに備え、千葉駅界隈で飲むことに
当初は、いくつかの候補を挙げており
それらを予約出来ないものか連絡したものの、あいにく全滅
残った先で、駅から近く
且つ気の利いた、千葉らしい食材を頂けるお店・・・
そんなヤヤコシイ条件を満たすべく、候補に挙げたのが、
こちら、千葉駅北口にある海鮮居酒屋
「海鮮の國波奈 本店」となります
千葉県民ならご存じ、波奈グループ
その総本山として、千葉駅裏手にお店を構えるのが同店
他のグループ店は大衆&ファミリー価格で提供される中
ここ、海鮮の國波奈 本店は、ワンランク上の格式高い料亭の様な居酒屋
店内には生け簀も設けられており、そこで頂く海鮮料理の質は流石ながら
やはり気になるのはお値段の部分
食材に対する割高感は否めないものの、接客・サービス含め
お客さんをもてなすには最適なお店であることから、こちら海鮮の國波奈 本店を開店時刻となる17時に予約し、訪れるものとなりました。
千葉駅近くで飲み食いする、千葉らしいもの・・・を叶えるべく、海鮮の國波奈 本店にてプチ接待?を敢行
前述した通り、開店時刻の『17時』に予約を入れた波奈本店
が、しかし
私たちはというと、ここにたるまでに房総を半周
それで千葉駅前へと戻ってきたものの、まだ予約の時間まで暇を持て余したことから
駅の反対側にある「串酒場 伝助本店」でちょい飲みを敢行
この「ちょい飲み」でガソリンを入れてしまったことが
後に後悔を招く布石であったものとなるのですが、
当然この時点では、誰もそんな事など気に留めず
案内されるがまま、中庭を見渡せる窓側席へと通され店内へ
生け簀の中には、イカやカワハギなど、鮮度間違いない魚貝を確認しつつ、まずはオススメメニューから
2月の上旬ということで、牡蠣や白子が並ぶ中
まだ出始めとおぼしき、桜海老などもメニューになを連ねだしております
続いてのお刺身ですが、
こちらに名を連ねるのは、定番系が中心
中でも、やはり注目したいのはカワハギの薄造り
お値段はさすがの価格ながらも、これぞ千葉!を味わって貰うには外せない1品じゃ無いかと
家族での訪問なら、間違いなく躊躇する値段
ですが、この日は総勢5名での訪問
となれば、カワハギの一尾をまるまる平らげたとしても、まあバチは当たらないだろう
そんな憶測を立てながら、続くメニューの方へ
この辺りには、やはり定番となるおつまみ、珍味が並ぶものとなるのですが
そのどれもが、1品800円からとやはり高額
しかし、それに気付くのも、後になりメニューを見直してからであって
ここに至るまでに、メガハイボールを平らげてきている私たちは、
すでに0の数を数えられるかすら、怪しい程の状態
更には、焼き物、煮付けへと進んでいき
鰤にハマグリ、金目にと、旬と地の魚が名を連ねていきます
メニューはまだまだ続くのですが、さすがにその数も相当なもの
という訳で、一部割愛させて頂き、
こちら、房総の味覚が並ぶメニューへ
千葉県民なら離乳食より早く食べる、とも言われる(言わないw)
あじのなめろう、さんが焼き、干物の盛り合わせ
更には、鯨のタレが頂けてしまうのも、他県民に紹介するに際しては嬉しい所です
当然、これだけの鮮魚が並ぶ店だけに、アルコールメニューにも一縷の隙は無し
上記に並ぶのも一部となっており、これに加えて千葉の地酒も多数
魚がメインとなるお店ですので、一杯目こそビールを頂くものの
そこから先は料理との相性を踏まえ、日本酒を中心に据えながら頂く事に
まずはお通しとなる、
タコの煮付け、そして煮こごりと共に頂く・・・
なんだったんだろうなぁ(焦)
早くもうろ覚え状態からの、2軒目「海鮮の國波奈 本店」飲みがスタートとなりました。
酔いに任せてイカにカワハギにと、生け簀からの活き作りを連投 しかし最後に待っていたのは、冷や汗ものの…
すでに先行きが不安ではあるものの、まだまだ飲めてしまう自身の持久力
そのスタミナに身を任せながら、まずテーブルを彩る1品目となるのが、
こちら、活イカのお造りとなります
写真では伝わりませんが、げそはまだピクッと動いてしまう程の活イカ
本人も、今現在自分が捌かれていることに、気付いているのか否か・・・といった状態でしょう
少し哀れにも思いますが、これを美味しく頂いてこそ本懐
さばき立てらしい、コリッとした歯ごたえと隠し包丁により、スッとかみ切れてしまう柔らかさ
そして、噛みしめるごとに増していく、イカそのものの旨味が存分に伝わってきます
ちなみに、こちらのえんぺらとげそについては
後ほど、揚げか焼きか、調理した上で頂けるとのことで
ここから数十分後に、天ぷらにて頂くものとなりました
続いてのお皿は
「なめろうを食べたことが無い」
と、嘘か誠か話す友人のために、
こちら、あじのなめろうをオーダーする事に
とは言え、、、見ての通り、香味野菜盛りだくさんななめろうとなり
私ら千葉県民が、普段口にするそれとは、全く見栄えの異なるよそ行き仕様
鮮度抜群なアジであることはもちろん
たっぷりの香味野菜、更には蓼酢と共に頂く事で、その味わいもまたよそ行き
なめろう本来の、ご飯が進む様な薬味らの強い味わいでは無く
香味野菜によって品良くまとまり、程良い酸味と共に頂く、なめろうの向こう側を味わう事が出来ます
続いての品も、これまた房総ならではの1品
最近では見かけることも少なくなった
「鯨のタレ」となります
いわゆる、ビーフジャーキーの鯨版
といった同品ですが、乾物として売られているものより臭みが無く
タレのしっとりとした味わいを感じることが出来る品
濃いめの味付けが、お酒のアテにもバッチリハマり
共に頂く日本酒のペースも増すばかりとなります
そしてお次は、私の大好物であり、本日の本命でもあるこちら
カワハギの姿造り、となります
淡泊ながらも弾力があり、噛みしめるごとに旨味を増すカワハギ
その弾力は、同じく今が旬となるフグをも越す勢いで、一歩一歩と着実に旨味がアップ
そんなカワハギの旨味を、五倍・・・
いや、十倍にも引き上げてくれるのが、
こちら、濃厚すぎる肝の存在
カワハギ単体でもジワジワとした旨味を味わえるものの
やはりその本領が発揮されるのは、肝醤油と共に頂いたその瞬間
フグや鱈の白子、アンコウの肝など
冬を代表する味覚には、濃厚な味わいを感じさせる部位が多数ありますが
やはりカワハギの肝こそ、数多く並ぶ冬を代表する魚の中でも、私的にはNO1
品ある味わいの身に、ジャンクすぎる程濃厚な肝醤油
相互の持ち味を高め合う、冬最強の組み合わせといったところでしょう
が、しかし・・・
最強過ぎる冬の刺客・・・いや、味覚を存分に味わえば
嫌が応にもお酒も進む一方
しかもこの日は、すでに二軒目
一軒目で頂いたメガハイボールが響き出したのか
この辺りから、いよいよ記憶も曖昧に・・・
恐らく、大分写真にも収め忘れが出てきている中、
帰宅後に確認したスマホによると、
こちら、近江牛の炙り握り?
を食べていたという痕跡のみ、確認することに成功
更には、
いくらの軍艦巻き、そしてトロタク巻きも食べていた模様ですが
この2品に至っては、人数分注文もされておらず
(この日は5名での訪問でした)
恐らく、この日集まった全員が
「もう、どうにでもなれ!!」
といったテンションにて、海鮮の國波奈 本店を豪遊した模様
〆にはきっちり、
こちらのお椀を頂いた様で、この辺りの動きに関しては
我ながら反射運動の如く、カメラを向けることに成功していたようです
そんなこんなで、飲めや食えやと満喫すること3時間
メンバーの一人が、そろそろ帰宅を・・・
となりだしたところで、お会計をお願いすると
その金額、まさかの5万円超えwww
一瞬にして、酔いが覚める伝票を手に
「一体何が、そんな豪遊に繋がっていたのか!?」と、この3時間を振り返ってみると
イカとカワハギのお造り
この2品だけでも、すでに1.6万円越えを達成
思いのほかオープニング早々に、けっこう金額を叩き出していた事に気付く一方
2種ある山田錦のウチ、リーズナブルな価格の方を頼んでいた
と思いきや、実は高額な純米大吟醸の方を頼んでいた事実に、伝票より発覚
・・・そりゃ美味いよ、4合瓶で1万円のお酒だもの
という訳で、さんざん楽しみはしたものの
その楽しみには、相当する対価が求められる
といった当たり前の事を、当たり前の様に確認するものとなった、海鮮の國波奈 本店
訪問前のメガハイボールに始まり
勢いよく開けだした、日本酒各種の導きにより
お会計時には、秒で酔いが覚める様な勢いある伝票を前にするものとなりました
が、それもこれも
頂くお酒、お魚、おつまみらが美味しかった故でして
あとはせめて、お会計時に
「思ったより安かったね」
と、口に出来るリーズナブルさが伴えば、言うこと無いのですが・・・
そんなリーズナブルさが無い事もまた
普段使いは出来ないものの、ここぞと言う時に選べる
格式高いお店のらしさ、といったところでしょうか
早くお会計を気にせず、食べ飲み出来るくらい
器の大きな男になりたいものですが・・・そんな日が果たして、訪れるのだかどうだか。
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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頂いた評価を参考に、更なる酒場放浪に精進致します。
海鮮の國波奈 本店
■かいせんのくに はなほんてん
■ 住所:千葉県千葉市中央区弁天1-34-1
■ 営業時間:11:00~14:30 / 16:30~23:00
■ 定休日:無休