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京成新千葉、千葉両駅から徒歩5分 接待・おもてなしにお勧めしたい隠れ家風割烹で頂く、冬の味覚・全10品

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両親の誕生日が近づいて来た、三月の某日

 

これといった祝いが浮かぶ訳でも無いのですが

「孫の顔でも見せてやるか」

となり、我が家3人に加え、両親を連れて食事へ出る事に

 

向かった先は、京成千葉と新千葉、両駅のおよそ中間地点

お店のコンセプトが

「隠れ家の様にヒッソリ営業し、常連さんを大事にしたい」

ということから、店名や詳細な住所を明かすことは出来ないのですが、

名だたる著名人すらお忍びで通う、千葉市内でも有数の和食割烹となります

※ 大将の思いと裏腹に、よく調べるとネットでも情報が見つかりますが(笑)

 

そんな訳で、この日の晩ご飯は両親を誘いつつ、こちらの割烹にて頂く事に

京成千葉・新千葉の両駅から徒歩5分、看板すら出さない、隠れ家スタイルの本格割烹

本日、晩ご飯を頂くべく訪れた、こちらのお店

私の実家からもほど近く、ちょっとした接待やおもてなしにも使えることから、定期的に利用しているお店のひとつとなります

 

お店は完全予約制となっている為、事前予約が必要なものの

1人6500円から500円刻みで、予算に応じたコース料理を頂けるお店となります

 

こちらの大将は、千葉ではご存じの方が多数となる、あの老舗割烹の出身

現在の場所にお店を構えたのは10年ほど前ですが、以来宣伝はおろか

看板すら出すことなく、口コミのみで営業し続けている割烹となります

 

一切の宣伝をすることなく、お店が営業してこられているのは

当然、大将の腕前と人柄によるところ

旬の食材を中心とした和食のコースを提供しており、コースの内容はおよそ四半期毎に入れ替わるものとなります

 

以前にも一度、姉妹ブログの方で紹介しておりますが

京成千葉駅から徒歩5分、知る人ぞ知る千葉の隠れた割烹で、絶品過ぎる冬の味覚を堪能!

この時は、冬真っ只中ということもあり、ふぐをメインに据えたコース料理を堪能

 

対し、この日は3月ながらも今年は暖冬続き

冬から春へと、季節が移り変わるタイミングでもあるので、食材選びも難しい時期

そんな厄介なタイミングにお邪魔するものとなったのですが、果たしてどんな料理を頂けるのでしょうか。

 

なお、この日は子供を連れて総勢5名での訪問となったことから、2Fの個室を予約

ちなみに1Fはテーブル席およびカウンター席となっており、4名以下であればそちらの席へ、5名以上最大8名までなら、2Fの個室が利用可能となっております

 

お店の方へ着くと、まずは先付けからの提供

初春の味覚らしい、ソラマメ、そしてホタルイカとワケギのぬた和え

 

手前のお皿には、左から順に

・菜の花のお浸し

・数の子の鰹節醤油漬け

・ローストビーフ

・高野豆腐

・出汁巻き玉子

・イカの印籠詰め

以上の6品が提供

 

これら全てが先付けとなっていますが、どれもお酒のアテにもなる品ばかり

ちなみに、この日のお供は、1杯目にはビールを

2杯目からは、獺祭の焼酎を水割りにて頂いております

(獺祭の焼酎は、ボトルでのみ注文可能)

 

春を感じる、丁寧に調理された旬の食材を頂いたところで、次は椀ものへ

こちらも春らしいひと品

竹の子と若布のお吸い物となります

 

まだ初春の竹の子とあって、僅かに苦みを残していますが、これもまた椀のアクセントに

甘めの出汁と若布の風味、そこに竹の子のほのかな苦みが合わさり、層の厚みを感じる一杯を作り出しています

 

続いてはお造りとなるのですが、この日の予約に関して

「子供の料理をどうするか」の部分で行き違いがあった模様

 

そこで、急遽子供の分もあるものでなんとか賄えないか相談した結果、お造り等の盛り合わせ内容が変更に

その為、ちょっと見栄えに華やかさが欠けるものとなってしまいましたが、

こちらの五点盛りが、本日の鮮魚となります

 

前述した事情の都合で、見た目の艶やかさは無いものの、これぞ質実剛健とも言うべき味わいばかり

中でも群を抜いていたのが、鮪の赤身

これまで目にして来たどの鮪よりも美しい、赤を越えてルビー色とでも呼ぶべき美しさ

その鮮やかな見た目通り、味わい深くスッキリした旨味が感じられます。

料理は1人6500円からのコースのみ 予算、季節に応じて様々な和食を心ゆくまで堪能

お造りを頂いた所で、次は本日のメイン

牡蠣とネギ、里芋と蓬麩の味噌焼きになります

 

同店で冬場に提供される料理の中でも、看板と言うべき渾身のひと品

牡蠣1粒1粒にはしっかり火が入っているものの、全く縮まることないプリッとしたサイズ感

ジューシーなミネラルがたっぷり湧き出ており、生でも頂けそうな牡蠣を、味噌焼きにする贅沢な味わい

 

そこに絡む味噌だれですが、これまた秀逸で

赤味噌ながら辛味は抑えられ、甘みを引き出した味わいで、各具材に旨味を与えております

共に入る具材もまた、春を感じさせる里芋に、蓬麩と艶やかな限り

香ばしい焼き目を残す味噌を、ご飯と共に食べても美味しいんだろうなあ

 

続く一品もまた、初春の味わいを感じさせる品

白魚の玉子とじ、となります

 

器全面に広がる、玉子の海

そこをサラッと泳ぐかの如く、優雅で気品に満ちた白魚の佇まい

 

両者のコントラストだけでも艶やかながら、時折顔を覗かせる蟹足

元の出汁に加えて、蟹の旨味もプラスされた玉子とじは、最早飲み物同然

最初こそ、箸でチビチビ白魚の上品な味わいと食感を楽しみますが、最後は玉子ごとまるっと飲み干す形に

三つ葉のほのかな苦みもアクセントとなっており、お椀一つで形成された、芸術作品の様な味わいを堪能するものとなりました

 

続いては焼き物の方へ、

この日の焼き物には、車エビそしてふぐ

更には、ふぐ皮(てっぴですねw)の煮こごりもセットに

 

パリッと焼かれた海老の美味しさは、説明する間も無いとして

私へ特に刺さった味わいとなるのが、てっぴの煮こごりです

 

コリッとした食感を残したふぐ皮、それを出汁と共に閉じ込めた煮こごりは、ジューシー且つ旨味の宝庫

シンプルに塩のみで味付けされた焼ふぐと対照的に、旨味を凝縮させた煮こごりは、これもまた両者の異なる味わいを楽しめる一皿となりました

 

そして、この日のお食事最後を飾るのがこちら、

麦とろご飯、となります

 

3~4月に旬を迎える長芋もまた、春の食材の一つ

それを出汁と絡め、贅沢なまでたっぷり盛り付けたご飯

その上には、青海苔をまぶしており、色合いの美しさだけで無く、味わいの深さも与えております

 

しっかりとかき混ぜることで、その粘度は更に増幅

旨味のかたまりであるとろろを、しっかり纏った麦ご飯もまた、程良い固さ

ここまで目一杯食べてきているものの、ご飯でありながら飲み物の様にスルスルと姿を消していくものとなりました。

 

ご飯の後には、甘味も用意されており、

この日のスイーツには、いちごと金柑が提供

皮ごと頂ける金柑は、その皮目にこそ旨味があり、ちょっとした渋みと実の甘みを存分に味わうものとなりました。

 

以上、約2時間にわたって提供された、3月初旬のコースとなります

冬真っ只中や初秋のように、看板となる料理こそありませんが、それであっても十分、春を堪能出来る料理尽くし

 

季節の移り変わりで、全く異なる料理を味わえるのも、和食ならではの楽しみ方と言えます

やはり、四半期に一度は訪れておきたい、ちょっと豪勢な晩ご飯、最後まで美味しく頂きました。

 

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※ お店の都合に付き、伏せさせて頂きます

■ 住所:千葉県千葉市中央区(京成千葉駅から徒歩5分圏内)

■ 営業時間:18:00~(完全予約制)

■ 定休日:日曜日(予約次第では営業して頂くことも可能です)

 

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