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千葉駅から徒歩圏、裏千葉の新店「和のか」に早くも再訪! ハズレ無しのおつまみ揃いながら、3種の「ほっけ」料理は必食の品々ばかり
久々に、学生時代の同級生らと千葉駅界隈で飲みに出掛けることに
気分的にはガッツリ肉を食らいたい私
対する友人はと言うと、頑なに
「アッサリした和食が食べたい」と、年寄り染みた姿勢を崩さず
まあ、長年の付き合い故に、
この夏場には間違い無く、和食を希望するであろうことは目に見えていたのですが(笑)
さて、とは言え千葉駅から徒歩圏となる飲食店で
イイ感じに大人がシッポリ出来る場で和食を食べる
となると・・・なかなか候補が・・・
あ、あった。
しかも、つい最近、家族で訪問したばかりだ
そんな訳で、友人の希望に従い向かった先は、中央区新町
いわゆる「裏千葉」とも言われるエリアになるのですが、同エリアについ先日オープンしたばかりの新店
「旬彩旬肴 和のか」となります
この7月、「おでんでんでん 裏千葉店」の跡地にオープンした同店
開店2日目に、家族連れで初訪問を果たしたのですが
千葉駅から徒歩7分 新田町の新店、旬菜旬肴 和のかを初訪問 繊細な出汁と共に頂く激ウマ北海道料理は、居心地最高の空間だった!
上記の記事でも触れている通り、
オープン2日目のお店ながらも、頂く料理のクオリティ、お酒のバリエーション
そしてご主人&奥様の気さくで心地良い接客に至るまで、大満足を得たお店でもあります
つい10日ほど前に訪問したばかりで、早くも再訪・・・
というのはスパン的に早いかな、と思う反面
せっかくなら和食好きの友人に紹介したい、といった事情もあり、早くも再訪を果たすものとなったのです。
千葉駅徒歩7分、裏チバエリアの新店「旬彩旬肴 和のか」にアッサリ和食を求め、早くも再訪
友人と予定を立て、和のかへと向かうことが決まった時点で、時刻は17:30
念のために、と予約の電話を入れておき、お店へ到着したのは18時を少し回った所
この日は平日となるので、さすがにこの時間であれば、まだ空いているだろう・・・
と思いきや、すでにカウンターには数組のお客さんの姿が
加えて、私たちの予約したテーブル以外にも、予約の札が置かれており、数分後には満席が確定している賑わいぶり
長年営業している老舗ならともかく、飲食店の多い裏千葉エリアとは言え、大通りには面していない通り
しかも、知らなければ入りづらさを感じてしまうビルの4Fに、つい10日ほど前にオープンしたばかりの新店
それでありながら、すでにこの賑わいぶりを見せている事には、質の高い料理&サービスを知っている私ですら、驚きを隠せません。
事前に電話予約を入れていたことに安心を覚えつつ、まずは席の方へ
こちら、和のかでは月替わりのメニューが提供されるとの事ですが
今回も、前回同様7月中での訪問となるため、提供される料理は前回と同じ内訳になるとのこと
鮮魚の方は、前回同様にまぐろや北寄貝らが中心
そして名物とも言えるのが、関東ではまず味わえない「ほっけのお刺身」でしょう
続いてのレギュラーメニューですが、
こちらはもちろん、前回と同様のメニュー構成に
前回頂いて、思わず唸った
・じゃがいもの酢の物
・野菜の麹漬け
こちらはもう、鉄板と呼ぶべき2品ですので、当然の如く頂く事に
それ以外については、まだ頂いていない料理を中心にオーダーを組み立ててみようと思います
そして、〆のご飯類とお酒ですが
海鮮丼、いくら丼も気になる品ではあるものの、
私にせよ友人にせよ、お互い〆ご飯を頂く事には罪悪感を感じる年代
ここは、〆のことを考えるよりもお酒に徹することを優先し、
焼酎の方は、山猿をボトルにて頂く事に
加えて、途中の味変というべきか、チェイサーと表現すべきか
山猿をメインで頂く隙間に、日本酒も挟みながら、北海道産の素材を堪能していこうと思います
なお、本日のお通しですが、
こちら、イカとほうれん草の胡麻和えになります
シンプルな味付けではあるものの、お酒のアテにはバッチリな品
今日もまた、幸先良いスタートダッシュを切るものとなりました。
お酒進むツマミの数々に注意を払うも、3種のほっけの美味しさは他店では味わえない名物に!!
前述した通り、平日の18時ながら、早くも賑わいを見せている和のか
私たちが到着した10数分後には、予約のあった団体さんも店内に
また、その後もカウンター席にお客さんが入店となり、18:30にして店内は早くも満席
調理を手掛けているのは、ご主人一人となるため
料理については、ある程度時間が掛かるものと判断
まずは、早めに提供して貰えそうなおつまみとして、2品をオーダー
その1品目が、
前回、子供の食べていたおにぎりの付け合わせを一口頂き、思わずオーダーし直した品
野菜の麹漬けとなります
野菜の内訳は、
・きゅうり
・おくら
・大根
これら3品となります
前回に比べると、少し漬けが浅くは感じるものの、麹の旨味はバッチリ
中でも胡瓜は格別な味の入り具合となっており、軽く摘まみたいひと品目としては、最高の働きを見せてくれます
コレに続く、第二先発となるのが
もちろん、じゃが芋の酢の物以外あり得ません(笑)
他店では、まず味わう事が出来ない、同店ならではの酢の物
一見すると、到底酢の物には見えないこちらの品
細めのフライドポテトと、同サイズにカットされた胡瓜
しかし、その下には酢の物のタレが潜んでおり、お皿の中で混ぜ合わせる事で完成を迎えます
出汁の利いたタレの甘みと、ポテトフライの食感
ここにキュウリのシャキッとした歯ごたえもアクセントになり、酸味一辺倒にならない旨味もしっかり感じる酢の物が出来上がり
そんな二品と頂くお酒は、1杯目のビールを早めに切り上げ、
ここからは山猿をボトルにてオーダー
スタンダードな麦焼酎にはなりますが、フワッと香るスモーキー加減が、出汁を味わう和食にしっかりマッチ
この後に頂く、鮮魚らとも間違いのないマリアージュが楽しめるお酒となります
2品のおつまみを頂くこと10数分
お店の忙しさもあり、若干待つものとなりましたが、
こちら、本日の鮮魚盛り合せ(3人前)の到着となりました
こちら和のかで頂く、7月の鮮魚
当然筆頭に上がってくるのは、北海道でしか味わえない希少価値抜群のお刺身、ほっけとなります
白身とは到底思えない脂の乗りは、間違い無くほっけでしか味わえないレベル
これを千葉で頂けてしまうのも、同店のご主人が持つ仕入れのパイプ故でしょう
ただ、この日の盛り合せには、そんなほっけをも上回る名品がもうひと品
それが、北寄貝となります
前回も美味しく頂いた北寄貝ですが、この日は格別の逸品
シャキッとした歯ごたえを噛みしめると、中より染み出る甘みがとにかく段違い
過去に北寄貝を頂き、感動を覚えたことなど無かったものの、これ程の素材が存在するとあらば、北寄貝に対する見方そのものが変わりそうな程の絶品具合でした
そんな刺し盛りに感動を覚えたのも束の間
ここで、前回食べ損ねた「和のか」の名物とされる1品を、ようやく頂く事に
それがこちら、海鮮コロッケとなります
見た目的には、なんら特徴を感じない普通のコロッケ
しかし、このコロッケに一度箸を入れてみると、
中からは出汁感極まりない具材がみっちり
貝やたこらの食感と共に、海鮮出汁の旨味も飛び出すコロッケ
当然、これだけ具材に旨味が溢れるコロッケですので、ソースなど無用
各種素材に魚介出汁の旨味までもが、全て衣の中に閉じ込められております
サクッとした衣と対照的に、フワッと柔らかい中身
具材の旨味だけで無く、食感の妙までもが楽しめる、名物と呼ぶに相応しいひと品でした
続いてもまた、出汁の旨味をギュッと感じられるこちらの品
これまた私の中で、定番になりつつある品、出汁かけ玉子焼となります
落ち着いた和出汁に浮かぶ、フワトロの玉子焼
この2つが巡り会っただけでもテンションが上がるというのに、
・鶏肉
・三つ葉
・白髪ネギ
と、薬味や具材も散りばめられたこの構成は、まるで親子丼
とは言え、丼ものの様なパンチある味わいではなく
滋味深い優しさが伝わる出汁が、各具材にしっとりと行き渡り、緩やかに身体へ染み渡っていきます
この優しい味わいには、焼酎よりもむしろ、辛口の日本酒がマッチ
という訳で、このタイミングにて、チェイサー代りのお酒(くどき上手)を頂く事に
お酒と和出汁の優しい味わいに舌鼓する傍らに、次なるおつまみが登場
こちらも前回、満腹を迎え届くことが出来なかった一品、
ほっけのフライになります
その見た目は、お弁当のおかずらで良く見る白身魚のフライ風
しかし、こちらの中身はただの白身魚ではなく、ほっけとのこと
早速お箸を入れて、中を開けてみると、
その強固な見た目に反し、フワッと箸の入る柔らかなフライ
中から飛び出してくるのは、間違い無くほっけです(そりゃそうだw)
箸を入れた時の柔らかさ通り、中のほっけもフワフワな食感
それでいながら、しっとりとした脂が溢れ、甘みもたっぷり
なにも付けずとも美味しいフライですが、そこにタルタルソースがあると話は変わるわけでして(笑)
玉子の食感が生きた、自家製のタルタルソースと共に頂けば、ツマミにもおかずにも成り得る、豪華なフライとなります
前回頂けなかった品を概ね頂き、満足を迎えた頃
友人が「もう一品だけつまみたい」とのこと
それなら、ここはお勧めを聞いてみよう(今更w)となり、奥様に尋ねたところ
『前回も頼まれてなかったけど、ほっけの塩焼きがお勧めですよ』との回答が
ほっけ、かぁ
確かに居酒屋の定番とも言える焼魚ですが、私の勝手なイメージながら「塩焼き」という調理法に関して言えば、NO1は間違い無くサンマでして
対するほっけの塩焼きと言うと、身の大きさもあって、食べ応えはある反面
干物である上に、関東で頂くほっけ(縞ほっけ)であれば、どこのお店で食べても今ひとつパッとせず
ただ、奥様から話を聞くと、ここ和のかの塩焼きに使用しているのは真ほっけ(最近は根ほっけとも言います)とのこと
加えて、干物ではなく生のほっけを焼いて提供するのだとか
となれば、私の思い浮かべるほっけとは全く別の塩焼き
それではと注文し、提供された品がこちら
ほっけの塩焼きになります
確かにその外観は干物ではなく、生のほっけであったことを思わせる姿形
サイズ的にはそこまででは無いものの、皮目からもたっぷりの脂が滲み出ております
そんな皮目に箸を入れてみると、おぉ柔らかい
明らかに干物とは違う触感で、スッと箸が入っていきます
そんな身を皮目と共に頂くと・・・
ふわっっっっふわ!!
ホロッととろける柔らかさの中から、ジュワッと染み出る脂の旨味
まるでスポンジの様な柔らかさから、ギュッと絞り出した様に旨味が滴り落ちてきます
パリッと焼かれた皮目もジューシーで香ばしく、お酒のアテに最適
このほっけに気付かず、注文しないでいたとは、なんたる不覚
いずれにせよ、ここ和のかで注文を選ぶ際に
「ほっけ」と名が付く品を頼めば、まず間違い無く満足できることが判明しました
そんな流れで、わずか半月ながらも2度目の訪問を果たした「旬彩旬肴 和のか」
前回の訪問からスパンが短いこともあり、同じ品をなぞった部分もありましたが、週一で通ったとしても飽きを感じさせない品々に大満足
そして何より、ほっけと名の付く品々の美味しさは、千葉駅界隈の他店では、まず頂く事が出来ないクオリティの品ばかりでした
また同店では、メニューが月替わりで提供されるとのこと
次に訪問する際は、8月の新メニューに期待をしながら、季節の食材を存分に味わいたい所です
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和のか
■わのか
■ 住所:千葉県千葉市中央区新田町11-21 浅井ビル4階
■ 営業時間:16:00~22:30
■ 定休日:日曜日