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千葉中央で見つけたホントは内緒にしたいお店 Bar DTで頂く企画外過ぎる絶品料理の数々

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インスタやTikTokでグルメ動画を見ている際、ちょくちょく苛立ちを覚えるフレーズ

それが「本当は内緒にしたいお店」この一文

 

これを目にする度、私は

「だったら内緒にしとけよ」

「そもそも、その店誰でも知ってるわw」

などの苛立ちを覚え、舌打ちをしながらフォローを外すこともしばしば

 

当然、私はそんな安っぽいフレーズを利用する事は無いのですが・・・

いや、これまで無かったものの、初めて心の底から

 

「これは内緒にしておきたい」

そう思ってしまうお店に出会ってしまったのです

 

きっかけは飲み友からもらった連絡で

『Barなのに、オカシイ料理が出てくるお店がある』との話

 

千葉中央駅近くの雑居ビルにあるバーながら、聞く所によれば

・マグロの解体

・寿司のコース

・グランメゾン東京に出てくる料理の再現

など、まあ何を言っているのか良く分からない次第で

 

これが東京カレンダーや大人の週末に掲載されるお店ならともかく、その場所は千葉

しかも、男1人がフラッと歩けば、たちまちキャバのキャッチが5人10人と集まるような土地

 

そんな場所に、グランメゾン東京を味わえるお店が存在する訳がない

とは言え、気になるのは噂の真偽

 

それを確認すべく向かった地がこちら、

京成千葉中央駅からすぐとなる雑居ビル

その7Fにお店を構える「Bar DT」となるのです。

千葉中央駅から徒歩1分、Bar DTを初訪問 同地で14年運営するお店のメニューが凄すぎた

嘘か真か、なんにせよ噂だけはオカシイお店

それが、本日訪れるものとなった千葉中央駅すぐの「Bar DT」

 

鮫ビル向かいとなるこちら、多くの方が富士見と勘違いしているものの、住所的には本千葉でして

まあ実際、同ビル前にもワラワラといるキャッチを思えば、ほぼ富士見となるのも間違い無し

 

そんなビル7Fにあるこちらのお店、入り口を始め店内の作りもバーそのもの

カウンター席へと案内され、まずドリンクメニューを見ていきますが

アルコール各品はほぼ800円で均一されており、その名前もまたバーらしい各品

 

むしろ、バーとして見るには少し、カクテル類などの種類が少なめといった印象に

そんなメニューを眺めている中、店主さんからひと言

 

『うちは料理の方に力を入れているんですよ』

その声を裏付けるかの如く、続いて目を通すフードメニューを見ていくと・・・

バーなのに、めっちゃ鮮魚の種類が多い

てか、よくよくカウンター前を見直すと、そこで光り輝いているのは出刃包丁に柳刃包丁

 

そんな鮮魚各品のメニューに驚きを覚えるも、こんなのはまだまだ序の口に過ぎず

続くページへとめくってみれば、

もうひと言、このメニューおかしい

じゃなけりゃ、店主さんが変態なのか、いずれかしか考えられない

 

だって、バーのメニューに

・天使の海老チリ

・兵庫播磨さん牡蠣フライ

・カツオのレア漬天ぷら

・常陸A5和牛のサンド

この名が並ぶか??

 

終いには

「さわらと土佐文旦のソース~グランメゾン東京のやつ」とのこと

 

もう、どうかしているとしか思えない、そのメニュー

これがもし事実だと知れば、エラい事件じゃ無いのか??

 

そんな不安と緊張を抱えながら、更にめくる次ページ

そこにもまた、興奮を抑えきれないネームの数々が並ぶものとなり

・和牛ユッケ

・海鮮宝船丼

・この世の全て(海鮮✕和牛)丼

・天竜特上抹茶蕎麦

と、どれ一つとしてお店の雰囲気にそぐわない、そんな料理の数々

 

いや、お店の雰囲気にそぐわないというのも失礼か

ただやはり、何度記憶を辿っても、今私が居る場は千葉中央駅すぐ

 

西麻布でも六本木でも無い、ここ千葉の富士見(正確には本千葉)で、この料理が頂ける理屈が全く分からず

 

とは言え、まだ目にしているのはメニューのみ

実際に料理を頂いてみないことに分からないのが、その真偽でして

 

まずは手始め、というか様子見といった流れで「お刺身盛り合わせ」を頼んでみた所、

ダメだ、もうバグってる

やっぱりここは六本木だ、千葉中央の訳がない

 

その盛り付けを見ただけでも分かる、格別度合い

手始めにまず、海老を頂いてみますが・・・

 

ここ、バーじゃ無い

お寿司屋さんだな、ハイボール飲んでる場合じゃ無いぞ。

異次元とギャップの連続となったBar DT 頂く料理その全てが別格過ぎた

手始めにと海老のお刺身を口に運び、まず感じたのが

「もう日本酒を頂かなければ、具合良すぎる鮮魚に申し訳が立たない」

 

とは言えここは、まかりなりにもバーでして

この鮮魚たちに合うようなお酒が頂けるのか?と言うと・・・、

出てきた、メッチャ合うのが

鮮魚と味わうのなら、この上ないお酒こと「写楽」

 

そんなお酒を味わいながら、次に頂くのが

こちら、カツオの炙り

 

初ガツオが出てきた今の時期、決して珍しい品では無いものの

このカツオ、炙る前にまさかの漬けになっているとは露知らずで

 

今時期のカツオは脂が少なく、スッキリした味わいが特徴になる一方

赤身特有の血合いというか、鉄っぽさを感じるのも特徴の一部でして

 

もちろん、その血合い感も魅力にはなるものの、こちらでは漬けにすることでその感を払拭

またレア漬けになる事で新たな食感が生まれる他、皮目を炙ることでもう1つ異なる食感をプラス

 

外見はサクッと、中はレアな感と漬けの感とが行き渡る上

スッキリした味わいに、出汁感も合わさるなど、旨味の融合度合いも別格なひと品に

 

更に頂いていくのが、

こちら、播磨産の生牡蠣

 

そして、

根室産の生うにと、いずれも超が付くレベルの一級品ばかり

 

そんな流れにトドメを刺してきたのが、

こちらのあん肝

 

一見すれば普通のあん肝ながら、口に運べばもう別格

こちらなんと、赤ワインで仕上げたあん肝とのことで

 

食感自体は慣れ親しんだそれながら、味わいは完全に欧風

和を代表する料理に対し、まさかのフレンチ目線でアレンジが加わるなど、もうこちらの店主さんが変態なのは間違い無し

 

そんな鮮魚の5種盛りを頂き、次に合わせるお酒となるのが

当然の如く、日本酒のループからは逃れられず

お次は京都の匠、しかも大吟醸がお出ましに

 

そんなお酒を頂く間に、次なる料理も当然オーダー

もちろんこちらはバーとなるので、アリーナ席で繰り広げられるライブ感溢れすぎる調理行程

 

それを経て現れたのがそう、

グランメゾン東京の再現レシピ

千葉県産鰆と土佐文旦のソースになります

 

ドラマの中では水晶文旦や様々なキノコ類を使用したソースが使われているものの、そこまでは再現出来ずで

代わってマッシュルームや、通常の文旦らを用い、創作されたこちらのソース

 

調理行程を目の当たりにし、

「あれ、マッシュルームだよなぁ」

 

と、なんとも口に出せない気持ちを抱えてしまった、キノコ全般がNGとなる私

ですが、、、そんな不安をもひと口で払拭する、その別格にも度が過ぎる美味しさときたらもう

 

ふんわりレアにソテーされた鰆、そして香ばしさを放つ皮目

そこに合わせるソースは、文旦由来の甘みとほのかな酸味に香り、そしてハーブらの風味が融合

 

更にはマッシュルームがもたらす何かも加わるのでしょうが

もうこのレベルの料理になると、私如きのレベルでは解説が追いつかずで

 

ここがどこで、今何をしているのか

そんな現実に向き合いもせず、ただただ一心不乱に目の前にて提供される料理を味わうばかり

 

次ぎに頂くのもまた、変態過ぎる調理行程を経て提供されるものとなった、

カツオの天ぷらになります

 

カツオは先に頂いたもの同様、レア漬けされたものを使用

そこに香り豊かな有明産の海苔を纏い、薄めの衣で揚げられた天ぷらに

漬けについては早漬けとなることから、下味は抑えめだそうで

それを補うべく、推奨されたのが雪塩を振っての食べ方に

 

薄めながらサクッとした食感を残す衣、そして風味豊かな海苔

両者を経て姿を見せるカツオは、生で頂いた際とまた異なる食感を形成

 

加えて、ほんのり振った塩が素材の旨味を引き立てるものとなり、漬けの下味もよりハッキリ見える組み合わせに

この天ぷらもさることながら、何故この料理をこの場所、この営業形態で出しているのか、謎は更に深まる始末

 

そんな天ぷらを調理する行程で出た天ぷらの衣

こちらをしっかり再利用し、サービスで提供されたのが、

こちら、たぬき丼(小サイズ)

 

味付けには鰻らにも使用している、自家製のツメを使用

揚げたてのサクサク衣が絶品なら、その味付け中心にいるツメもまた甘みを宿した絶品な限り

 

てか、なんでバーがツメを自家製しているのか

もういい加減、ツッコむことがバカバカしく思える様な展開に

 

そんな小丼を頂く間に、次の調理へと進むのですが

そこに現れたのは、こちらA5ランク常陸牛のもも肉

 

このブロックから生み出される、次なる至高のひと品がこちら、

常陸A5和牛の生胡椒サンドとなるのです

 

中心に据える具材がA5ランクの常陸牛というだけで、すでに美味いが確定しているこちらの品

とは言え、その素材の度合いも想像を越えるものとなっており、

使用している部位がモモとなる為、サーロインのような霜降りでは無いものの、それでも程良く入ったサシが与えてくれる甘みと柔らかさは格別な限り

 

さすが常陸A5和牛といった肉の美味しさはもちろん、それを包み込むソース

そしてトッピングされる生胡椒、これもタダでは使われず、一旦塩漬けしたものをトッピング

 

これによってスパイシーさを残すだけで無く、爽やかな塩味もプラス

この塩味がステーキの持つ旨味を引き出すのだから、もう言葉にならない美味しさに

 

そんなステーキサンドを頂き、この日最後の〆として味わったのが

天竜特上抹茶を練り込んだ茶そばとなります

 

そのまま口に運べば、芳潤に香る茶葉の風味にウットリするこちらの蕎麦

これを共に頂くのは、蕎麦汁ではなく

これもまさかの、抹茶出汁が提供

 

出汁由来の旨味が優しく広がり、蕎麦と汁とダブルで広がる抹茶の風味

お酒を飲んだ、その〆に頂く一品としてこれ以上の品が存在するのか!?と思える程、もはや最高到達点と呼ぶに相応しい、そんな〆蕎麦で幕を閉じる初訪問となりました。

 

そんなこんなで、とにかく驚きというか

言葉にならない感動がデンプシーロールの如く押し寄せた、Bar DTへの初訪問

 

実はまだ、ここでは書き切れないほどの驚きが、他にも多数散りばめられていた同店

その一部を掻い摘まんで紹介しますと、まずこちらの営業時間に関して、従来は0時オープンだったそうで

 

深夜のみの営業になる事から、私のアンテナに引っ掛からなかったものの

そうは言いつつも、まだオープンして日の浅いお店かと思いきや、実は今年で14年だとか

 

鮮魚を扱いだしたのはここ2~3年との話でしたが、それ以外の料理については以前からも提供されていたそうで

これ程ハイクオリティというか、食への拘り強い変態店主さんの存在に、今まで気付かずいたことを深く猛省するばかり

 

更にもう1つ、現在は21時頃からオープンしている同店ですが

営業終わりはまさかの、朝8時だとか

 

土地柄とは言え、これ程の料理を深夜はおろか

まさかの朝方までありつけてしまうとは、最早奇跡のようなお店に

 

いずれにせよ、この先通い詰めることはもちろん

掘り下げれば掘り下げるほど、更なる美食に出会えること間違いなしなお店の大発見となりました。

 

 

最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、


居酒屋ランキング

こちらの「ブログランキング」をタップしてお知らせ下さい。

頂いた評価を参考に、更なる酒場放浪に精進致します。

 

Bar DT

■ Bar DT

■ 住所:千葉県千葉市中央区本千葉町1-4 千葉プリマビル 7F

■ 営業時間:21:00~08:00

■ 定休日:不定休


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