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千葉駅北口から徒歩5分のアジアンレストラン、ベンガルタイガーで初ディナー 絶品スパイス&ソースが香る海老&魚料理に始まり、豪華チキンビリヤニまで、独創的なスパイス使いを余すこと無く堪能!!
撮りだめしていたグルメ番組をまとめて見ていると
どうもここしばらくの放送では、カレーを始めとしたスパイス料理の特集が多かったらしく、見事なまでのスパイス欠乏症に
スパイスと聞いて思い浮かぶのは、もちろんカレー
しかし、カレーを注文してしまえば、その1品でお腹が満たされてしまう上
今の気分はカレーと言うより、もっと芳醇で気品ある様々なスパイスの薫りに包まれたいところ
自分でも正直、何を言っているか分からないものの
なんとなくこの望みを叶えてくれそうな気がする・・・
という訳でこの日の晩ご飯は、初めての試みにチャレンジ
これまで、ランチでは幾度と足を運んできたこちら、
千葉駅北口から徒歩7~8分、松波にお店を構えるベンガルタイガー
※ 撮影をミスってしまい、こちらは前回訪問したランチ時の外観となります
オープンからまだ、2年弱というお店でありながら、同エリアの人気店であることは言わずもがな、
私の崇拝するフーディーこと「カレーおじさん」をして、『千葉カレー界の至宝』とまで言わしめたお店
ランチであれば、ご飯もの1品で終えてしまう同店ですが
お酒と共に頂くディナー帯なら、普段味わう事の出来なかった、芳醇スパイスが香る品々にもれなく出会えるはず
そんな訳でこの日の夜は、ベンガルタイガーにて初のディナーを頂いてみるものとなったのです。
千葉駅北口から徒歩7分、絶品過ぎるアジアンレストラン・ベンガルタイガーにて、念願だった初ディナーへ
日曜の夜、ということで事前に予約を入れた上での訪問となった、ベンガルタイガー
案の定、到着した時点で空席は2席のみ
うち1席が私の予約した分となるので、店内は実質満席の様な状態
時刻は18時を過ぎたばかりだというのに、見渡す限りどこのテーブルにもワインを発見
あ、そういえばボジョレー解禁になってたっけ
日常的にワインを頂かない身なので気にもしてませんでしたが
芳醇なスパイスを使った料理とワインって、きっと相性良いんだろうなあ
とは言え、未だワインの嗜み方が身につかない私は、今日もきっとビール&ハイボール
そんなお酒と共に頂く料理ですが、正にこの数日間限定で提供している料理があるとのことで、まずはそちらを紹介していた抱くことに
南インドスタイルの海老グリルとなる、マラバプロウン
アジアンなお魚の串焼きこと、インドスパイスフィッシュティッカ
そして、世界三大炊き込みご飯との呼び声高い、チキンビリヤニライスもまた、限定メニューとして提供されております
限定というフレーズを耳にするだけで、空腹鳴り止まない私の思考
上記した3品については、目が合った瞬間に即プロポーズ
これら3品にバトンを引き継ぐ先発、そして中継ぎを1~2枚挟めれば、完璧なリレーが繰り広げられることでしょう
・・・が、ここでまたもや私を悩ます、頭の痛い存在を発見
なんだよ・・・ビーフブナゴッシュカレーって!?
インドのカレーでビーフ、ってだけでもレアだというのに、更にはドライカレー
オプションまでもが花を添えるこのカレーも、これまた諦める事の出来ないひと品
が、しかし・・・
これに加えて海老に魚、更にはビリヤニってどんな食欲だ!?
と自分でも、難攻不落であることは想像出来るボリューム
少なくとも、ビリヤニかカレーいずれか一方に絞り込むことは必要でしょう
そんなフード類と共に頂くお酒の方はというと、
店内のお客さんが嗜んでいるその様の通り、中心となるのはワインな様子
やはりそろそろ、ワインに対する見識も高めなければならないなあ
と感じる一方、焼酎や日本酒と同じ勢いで飲んでしまう、自分のクセを直す方を優先しなければならなさそう…
ひとまず今日のところは、慣れ親しんだビールよりスタート
とは言え、やはりここはインディアンビールを頂くべく
まずは「ゴッドファーザー」のストロングを選択
共に頂くお通し代わりには、
これまた、ベンガルタイガーと言えばお馴染み
えびせん、そしてスパイシーなマンゴーソース
ピリッとした辛味のあるこのソース、お酒と共に頂けば絶対合うだろうな
と以前から目論んでいましたが、案の定、予想は的中
単体では軽さを感じるえびせんも、甘辛いソースと共に頬張ることで立派なおつまみになり得てしまいます
そして、まず1皿目の料理には、
サラダではあるものの、さすがのベンガルタイガーらしい1皿
青パパイヤと海老のサラダを頂いてみることに
沖縄では割とポピュラーに食べられる青パパイヤですが
やはりここ、ベンガルタイガーは私の想像を上回る仕上がりに
一般的にはじゃがいもに近い食感で知られるパパイヤながら、
こちらは、むしろ生に近い味わいで、パリッポリッとした食感が特徴
そこに絡むのは、たっぷりのスパイス達
甘みと酸味、更には辛味も宿し、唯一無二と呼ぶに相応しいサラダの出来あがり
共に頂くトッピングの海老も、大ぶりながら甘みと旨味満載
ほのかなカレー風味を宿しており、サラダをワンランク上の料理に昇格させる豪華さを放っております
ただこちらのサラダ、想像以上にボリュームある1品
今回は2人で頂いたのですが、それであっても結構な量となり、
3~4名で程良いボリュームとなりますので、あらかじめご注意を。
海老に魚に鶏肉に、芳醇なスパイスと絢爛すぎる盛り付けに彩られた料理 そしてチキンビリヤニも初実食!
青パパイヤに海老という、斬新組み合わせのサラダを楽しむ一方
徐々にテーブルの方も賑やかな仕様へ
続いて提供された料理がこちら、
南インドスタイルでグリルされた海老、マラバプロウンになります
殻付きのまま、たっぷりスパイスと共に豪快に焼かれた海老
遠目でも伝わる、スパイスの芳香もさることながら、興味をそそるのは共に添えられた三種のソース
それぞれ一口ずつ頂いてみますが・・・これまた謎深まる味わいばかり
一番左がミントをベースにしたもの、
そして右が、ビーツにバルサミコを添えた所までは判断出来ました
が、やはり不思議だったのは中央のソース
恐らくココナッツ系を主体にしているのでしょうが、とにかくオリエンタル
東洋の秘宝と名付けたくなる様な3種のソースが、スパイシーな海老を見事に彩ります
マラバプロウンも、殻まで芳ばしく焼き上がっており、まるっと頂けてしまう焼き具合
そこにちりばめられたスパイスは、甘みとほのかな苦み、そして鋭い辛味を感じさせます
海老の旨味・甘みと合わさることで、深い味わいを生み出すのですが、そこにソースが加わるとまた一変
どれも個性的な味わいを生み出しますが、個人的に刺さったのは、ミントですね
鼻を抜ける清々しい香りが加わることで、辛味に爽快な味わいが加わる味わいは、他では頂けない組み合わせ
スパイシーな海老のグリル、までであれば余所でも頂けるものの、そこにソースを加える手練れは、ベンガルタイガーならではの1皿です
そんな海老に続けとばかり、またもやスパイシーで鮮やかな一皿が
先ほどのマラバプロウン同様、この日限定で提供されるものとなった
「インドスパイスフィッシュティッカ」になります
使用しているお魚はメカジキでしょうか
確認は取れなかったものの、その焼き具合は実にふっかふか
柔らかな魚の食感をしっかり残した絶妙な火加減
しかし、ただの焼き魚では無い同品もまた、とにかく芳醇なスパイスが色濃く香るのです
素材の味わいが淡泊なだけに、スパイス類が加える旨味はとにかく強烈
カリッと焼かれた表面の香ばしさに、熱されたスパイスの香り、そして芯ある辛味
どこをどう突っついても、思わず空を見上げてしまいそうな程に、とにかく美味い
二人でシェアをしたものの、欲を言えば一人で一本、串のままで頂きたくなるほど、私がドハマりした1皿
そのまま頂いても良しながら、ソースによる味変までをも楽しめるのですから、その奥深さはただ者じゃありません
そんなスパイス溢れる2品に続き、またしてもスパイス三昧な1皿
こちら、チキン65となります
インド料理では定番となる「65」ですが、その名前には諸説あるものの
多くの文献では「1965年に~」が記されるので、恐らく同年を表すのでは・・・
とされるものの、結局答えは見つからない同名前の由来
要するに、スパイスを絡めた唐揚げ類=65とされており
その多くはチキンや魚にて提供されるものとなっております
ここベンガルタイガーでも、上記したチキン65に加えフィッシュやエビの65も提供
ちなみにフィッシュの方には、ワカサギを使用している点が大きな特徴となります
さて、今回頂いたチキン65ですが、とにかくジューシー
インド料理のチキン類は、グリルが多くパサつきやすい上に、胸肉を使用する品が大半
方やこちらのお店では、カラッと揚げられている上に使用しているのはもも肉
スパイスの味わいだけに傾倒せず、鶏肉としての美味しさ、ジューシーさも感じられ
そこに加えての、香辛料がもたらす旨味や香しさも備わるのだから、ひとたまりもありません
ある程度は予想していたものの、そんな予想が行き届かないまでに昇華されたおつまみが続くベンガルタイガー
しかし、お腹も満たされはじめて来た所で、そろそろゴールを見据えたオーダーに
そう、本日のトリを飾るのは、
こちらのサラダ・・・
ではなく、同品が付け合わせとして提供される、こちら
チキンビリヤニとなります
ビーフブナゴッシュカレーとの2択に最後まで悩んだものの
「限定」というフレーズには打ち勝てず、注文を決めるものとなったビリヤニ
インディカ米の中でも高級種として知られる、バスマティライスが綺麗に色づいた同品
共に添えら得るのは、ヨーグルトのライタ、そして茄子のカレーとなっております
ただ、パッと見の印象では、そこまでチキンらしさを感じない、こちらのビリヤニ
取り分けるべく、こんもり盛られた山を崩してみると、
その中からは、ケンタッキーフライドチキン2ピース程ある、大ぶりなチキンが顔を覗かせてきます
骨付きのままではあるものの、スーッと箸で取り分けられる程、骨離れの良い鶏肉
これと共にご飯を取り分け、まずはライタソースと共に一口
驚く程にソフトでパラッと仕上がったバスマティライス
そこに染み入るのは、これでもか!?と言わんばかりに芳しいスパイスの薫り
先ほどまで頂いてきた品の様な辛味は無いものの、個々のスパイスが様々な味わいを繰り広げていきます
そこに一さじの、分かりやすい甘みと酸味を加えるのがライタ
細かく刻んだキュウリやタマネギ、人参らもソースに加わり、タルタルソースを思わせる甘みがプラス
しかし、ヨーグルトの持つ酸味もしっかり加えられ、それぞれの味わいを一層際立たせる効果を発揮しています
共に盛られた鶏肉も、しっとりと滋味深い味わいを形成
先ほど頂いた65のようなジューシーさは無くとも、鶏の持つ旨味の全容が、ご飯にまでしっかり行き渡っています
続いて頂く2週目は、茄子のカレーを添えたバージョンにチェンジ
こちらも、見た目程の辛さを感じさせず、加わるのはその旨味と風味が中心
加えて、チャツネのような甘みもプラスされ、先ほどとはまた違う表情を見せてくれます
一皿のビリヤニながら、加えるソースによって、全く異なる顔を見せる同品
更には、両ソースを同時に合わせることでも、また新たな顔を見せてくれるなど、
その移り変わりぶりは、アカデミー賞の主演女優賞を授けるに相応しい名演
ビーフブナゴッシュカレーを諦めたことに、一瞬は戸惑ったものの
そんな事を早くも忘れ去る程、とにかく絶品過ぎるビリヤニを存分に堪能するものとなりました。
そんな訳で、ランチでは頻繁に足を運んでいつつも
ディナーでは初訪問となった、今回のベンガルタイガー
カレーやご飯類が中心となるランチですら、その味わいの奥深さや、
ソースらによる味変の斬新さに感激してきたものの、一品料理となればそのバリエーションも更に増加
インド=カレーレストランのイメージを完全に覆す、
五感全てを使い味わえる、煌びやかな品の豪華共演は、一度や二度では堪能仕切れないものとなりました
都内なら1皿2~300円でも不思議では無い、モダンインディアンなレストランとでも言うべき品々を、
いくら千葉とは言え、1品1000円前後というリーズナブルなお値段で頂けるのも、とにかく魅力的
あとは、これらの料理を引き立ててくれるであろう
ワインに対する、私の格式が高まれば完璧なのでしょうが・・・
そこを得るにはまだまだ、教養と経験の積み重ねが不足してる模様です
とは言え近日中に、今度はランチで再訪し
「ビーフブナゴッシュカレー」も頂かなければ、2019年を締めくくることは出来そうにありませんね。
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ベンガルタイガー
■ べんがるたいがー
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