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JR千葉駅北口から5分、串もん利げん 思わずカウンターの常連になりたくなる雰囲気に、ボリューム溢れるレバ焼は必食!
GW後半、家族が帰省し出払った2日目の夜
私に与えられた、僅かばかりの休息時間を満喫すべく、この日は地元の友人と飲みに出ることに
二軒目以降の夜遊びを踏まえ、出来れば駅チカからお店を探そうという話に加え
友人から「焼鳥を食べたい」とのリクエストも
千葉駅近くで頂く焼鳥、と言えば真っ先に浮かぶのは鳥万
ただし鳥万については、この友人とも20年以上通い続けているお店
今更、二人して鳥万に足を踏み入れたとして、新たな感動も出会いも生まれず
それならばと、私の数ある未訪問リストを開き、同じく駅チカながら未訪問となっていた
こちら「串もん利げん」を訪れてみることに
連休中につき、僅かながら不安を抱えてはいたものの、
よし、通常通り営業している事を確認
それにしても、表に掲載されている張り紙の書体、どれも可愛いなあ(笑)
千葉駅北口から徒歩5分 串もん利げんを初訪問 念願だった「牛レバ焼き」にも初遭遇!
千葉駅の北口から、千葉公園方面へ徒歩5分ほど
線路沿いから二股に分かれ、
・まとい亭
らを始めとした、飲食店が数並ぶ通り
そちらの一角にお店を構えているのが、本日訪れた「串もん利げん」となります
この日お店を訪れたのは、18時を過ぎた所
現地で待ち合わせしていた友人は、案の定遅刻となり、一足先に1人店内へ
2名での訪問という事で、通されたのは1Fのカウンター席
こちらのお店、1Fは6席程のカウンターのみとなっており、2Fにテーブル席が用意されているとのこと
常連でもなしに、カウンター席となると、多少居心地悪さを感じる所はありますが、
そんな私の気持ちを察してか
こちらのお店では、カウンター席に限り「特別セット」が用意されているとのこと
こちらのセットにはファーストドリンク&お通し
更に、上記に記載のある簡単なおつまみ5品のうちから、1品がセットとなり1000円とのこと
駆けつけの1杯目は生ビールで確定しており、そこにお通し+軽いツマミが頂けるとあらばお得なセットに見受けられます
とりあえずは、こちらのセットを生ビール&やっこキムチにてオーダー
また、同ボードメニューには、串焼き店でありながら魚も多数あるとのこと
それにしても、このご時世に
「mixi始めました」とは…
一体このボード、いつ書かれたものなんでしょうか?(汗)
見た所、女性が書いたようなPOPな書体になっておりますが
お店の店主さんは、イケメンなナイスガイ
ロマンスグレーと呼ぶに相応しい無口な職人風
とてもこのボードを書いた当人とは思えないのですが・・・
まあ、「mixi始めました」の時点で、昨日今日書かれたもので無いのは間違い無し
ある意味、こちらのお店の歴史を物語る1ページなのかも知れません
そんなどうでも良い事を詮索しつつ、続いてはレギュラーメニューの方へ
まずはドリンクですが、
こちらは定番を中心に、日本酒も5品が取り揃えております
続くページの方ですが、
こちらも定番がズラリ
ただし、サワー類については、ちょっと他店で見かけない不思議なネーミングが数品並んでおります
これらのネーミングが何を示すのかは分りませんが・・・まあ、サワーとかあまり飲まないしなぁ
そしてお次のページですが、
こちらでようやく、私の本命となる乙類の焼酎一覧へ
このラインナップだと、鳥飼、富乃宝山、六代目百合あたりが本日の本命となりそうです
そして、そのお隣のページに注目!!
「利げん自慢の一品」と記載のあるこちらに並ぶ
・牛タン焼
・和牛ステーキ
・牛レバ焼き
これら3品こそが、本日の大本命となるのです
と言うのも、こちらのお店を私が最初に知ったのは、10年近く前
今のような規制が生まれる前ながら、同店の名物として「レバサシ」の美味しさが語られていたのです
ご存じの通り、私はドラクエの主人公に「レバサシ」を名付ける程、レバサシに強い愛情を持ち続け、今に至る訳でして
さすがに法規制されたこのご時世、かつてのようにレバサシを提供する事は出来ないものの
「レバ焼き」としてマイナーチェンジを果たし、私の前に現れてくれるのなら、これを頂かない理由が見つかりません
そんな熱意を込めながら、レバ焼きを頂くものとして、
「串もん」の名前に従い、串焼きも鳥、豚、その他と取り揃いが
更にお隣、一品もんが並んでいますが、こちらは少数精鋭が並ぶ模様
とりあえずはレバ焼き、そして串もんセットを軸にしながら、
1杯目のビール、お通し
そして上記とセットとして提供された、
こちらのやっこキムチ(ここまで合わせて、1000円ジャスト)
これらを頂きながら、待ち合わせ時間を絶対に守らない友人の到着を待つものとなりました。
お得&ボリューム溢れる串焼きに、カウンター席ならではのサービスも必見!
上記のセットメニューを頂きながら、店内を見渡していると
ありとあらゆる箇所に、サイン入りの色紙が掲載されている姿を発見
ただ、これらの色紙ですが・・・
パッと見の印象ではあるものの、著名人のサインでは無い様子
と言うより、これだけの色紙が並んでいるのにも関わらず、知ってる名前がひとつもない(笑)
あくまで推測になるのですが、これらの色紙もしや
常連のお客さんが残していったものではないか、と
この様な色紙を残す常連さんが、こんなにも多く集まるお店なのでしょうが
だとして、これ程の常連さん達に支持されるお店の魅力とは一体・・・
この様なお店の場合、個性ある料理が魅力になるのはもちろん
これだけお客さんを惹き付ける理由となるのは、ママさんないし店主さんの人柄が魅力の筈
ただ、今時点で私が見る限り、こちらの店主さんはイケメンながらも、寡黙な職人気質
お客さんと談笑したり、軽口を叩くような様子は伺えません
かといって、それに代わるママさんがいるかと言えば、その様子も無し
ここまでお客さんを惹き付ける魅力とは一体・・・
より一層深まる謎を追い求めている間に、ようやく友人が到着
(予定よりも20分遅れとなるので、日頃よりは優秀)
私同様に、カウンター特別セットを注文したとほぼ同時に、
こちら、牛レバ焼きの到着となりました
こちらレバ焼きには、
・1人前
・ハーフ
・ミニ
の3サイズが用意
注文の際に
「1人前だと、20切れほどになります」
との忠告を受けたことから、ハーフにて注文したのですが
ハーフであっても、このボリューム
そして、ツヤツヤとルビー色を煌めかせる、美しいレバー
勢い余って、生のまま頂いてしまいたい所ですが、それだけは御法度
という訳で、共に提供された鉄板の上にて、
サッとレバーを焼き上げながら、ごま油と共に頂くものとなります
その味わいはと言うと・・・もう格別の一言
つい前日にも、千葉中央の「ナカムラヤ」にて、レバテキを味わったばかりですが
その余韻をも忘れさせてくれる程、とにかくプリッと旨味の詰ったレバーになります
前日に食べたレバテキは、外側がかなりカリッと焼かれていたのに対し
こちらはプレートを使って焼くため、どちらかというと焼き肉のレバーに近い焼き上がりで頂く事が出来ます
その食感からも感じられる通り、鮮度は文句なしで臭みも皆無
本来なら生のまま行きたくなる、そんな鮮度良いレバーを存分に堪能するものとなりました。
レバーにひとしきり満足した所で、次なるおつまみはこちら
看板メニューの串焼きから
「串もん5本セット」となります
同セットの内訳ですが、左から順に
・むね ・ねぎま ・カシラ ・タン ・白モツ の5本
塩とタレから選択が可能となりましたが、今回は塩をチョイスした所、付け合わせに味噌も
この味噌がピリッと辛味を帯びており、なかなかの風合い
塩でアッサリめに仕上がった串焼き各種と相性良く、お酒の進む串焼きとなりました。
続いては、本日のお勧めに記載のあった、
こちら、牡蠣のホイル焼きをオーダー
ホッコリ火が入った牡蠣の旨味とバターの組み合わせは、言わずもがな
しめじという名の天敵が潜んではおりますが、それを差し引いても納得の美味しさとなります
そして、軽い箸休めに
お新香の盛り合わせを頂きつつ
(この大根、美味かったなあ)
もう一品くらい、軽く摘まみたい所で
こちら、軟骨の唐揚をオーダー
薄付きの衣でカリッと揚がり、飽きを感じさせない一品
特別なご馳走でこそ無いものの、安心出来る定番おつまみのひとつじゃないでしょうか。
この他にも、いくつか気になるおつまみが見つかりはしたものの、この日は残念ながら次の予定が
余裕があれば、ステーキにモツ煮、牛タン焼なども頂きたかっただけに、志半ばでお店を後にするものとなりました。
そんな具合に、長らく気に掛けていた「串もん利げん」への初訪問
事前に聞いていた噂通り、看板メニューのレバ焼きを始め、満足のいくおつまみを堪能する結果に
ただ、店内に所狭しと飾られたサイン入りの色紙たち
あれらが暗に示す「常連さんが集うお店」のらしさについては、残念ながら見受けることが出来ず
(時間が早かったのか祝日だから、他にお客さんがいなかったことも理由かも)
あれだけ多くのお客さんから慕われているお店だけに
その理由を垣間見ることが叶わなかったのは残念ですが、まだ食べたい宿題は多数ありますので
次回は、これらを解消すると共に、常連さんが集う魅力についても解き明かして見たい所です。
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串もん 利げん
■ くしもん りげん
■ 食べログURL:
https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12008867/
(ネット予約 不可)
■ 住所:千葉県千葉市中央区弁天2-22-3
■ 営業時間:17時~23時
■ 定休日:日曜・祝祭日