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JR千葉駅から徒歩5分、沖縄ダイニング 琉歌 千葉店を初訪問 定番の沖縄料理に一手間加えた創作料理が味わえる沖縄料理店

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7月に入りはしたものの、梅雨前線のの影響からか

パッとしない日々が続く中

 

せめて晩ご飯だけでも、梅雨の明けたカラッとした感じを味わいたい

カラッとした雰囲気の晩ご飯・・・沖縄料理だな

と、謎の結論を導き出し、この日の晩ご飯は家族で沖縄料理店へ向かうことに

 

ご近所で沖縄料理店と言えば、モノレール天台駅すぐ側にある「石敢當」

天台駅前の沖縄料理、石敢當 初の夜訪問で見つけたイタリアンを融合した沖縄そば!? 

が、真っ先に思い浮かぶのですが、せっかくなら未訪問のお店を選ぶことに

 

という訳で、この日向かった先はJR千葉駅

ヨドバシカメラの向かいとなる、飲食店がひしめくビル

 

同ビルの5Fにあった沖縄料理店「ちゅらり」が昨年11月にリニューアルした、

こちら「沖縄ダイニング 琉歌」を初訪問してみることに

 

ちなみに、同ビルのエレベーターは、各フロアに停車するのでは無く

なぜか、各フロアの間に止まる作りとなっております(笑)

よって、5Fを目指しエレベーターに乗ったのみ関わらず、何故か階段を登りお店の方へ。

沖縄料理ちゅらりが昨年リニューアル 沖縄ダイニング 琉歌 千葉店へ初訪問

という訳で、一足先に夏気分を味わうべく訪れた、沖縄ダイニング 琉歌

 

実は一週間前にも、一度こちらのお店を訪れるべく、訪問前に予約の電話を入れたのですが

『現在満席となっており、ご案内できるのは20時以降となってしまいます』

といった返答を受け、一度は訪問を断念

 

あらためての翌週、今度は事前に予約を入れた上での再訪となりました

ちなみにこの日は週末という事で、2時間制とのこと

前回電話した際にも満席だった通り、なかなかの人気店である様子が伺えます

 

そんなお店の内装ですが、

この日通されたのは、店内奥の座敷席

掘りごたつ調のテーブル席となっており、総勢30名ほどが収納可能な広いスペースになっております

 

見渡す限り、特に沖縄感は見えてきませんが、各テーブルの間にはスクリーンが設置

個室と言うほどでは無いものの、広々した空間で食事を頂くことが出来ます

 

そんな小上がりの一番奥に通されたのですが、ここで早くも異変が到来

私たちの座った席、そのすぐ奥にお手洗いがあるのですが、そこから伝わって来る芳香剤?洗剤??

いずれにしても、臭いが・・・キツい

 

トイレ内の臭いであれば一時のものなので我慢も出来るものの、客席にいてこの臭い・・・

食事を頂くにあたって、この臭いが続くのはちょっとどうかな、と早くも不信感が漂います

 

とは言え、席&臭いをどうこうすることも出来ず、ひとまずは気を取り直しメニューの方へ

店名通り、沖縄料理を提供するお店となるのですが、

これがまた、シンプル&定番の沖縄料理で来るものと重いきや、創作料理が多数

 

沖泡の定番であるアーサーも、イカと共に黄身醤油を和えてみたり

海鮮のなめろうにはウニソースをトッピング

沖縄定番となってきた調味料、ラー油にはたことキュウリを合わせてみるなど、意外性が意外性を呼ぶ料理がズラリ

 

続くページでも、

定番の料理に一手間を加えたものだったり

定番の素材を、一工夫した形で提供する、そんな創意工夫が見られる沖縄料理が多数

 

続くページでも、

チーズや蜂蜜、肉味噌などの流行り素材・調味料を使用した品が並んでみたり

 

これまた沖縄料理の定番、

ゆし豆腐やジーマミー豆腐に加えて、揚げ出し豆腐や厚揚げも発見

 

そして肉料理に移ってみると、

ソーキにBBQソースが絡んでみたり、ステーキが溶岩石で提供されたりと

どれもストレートでは届いてこず、創作という名の変化を帯びた品々が提供されます

 

フードメニューはまだまだ続き、

続くページでは、煮物ながらもフォトジェニックな品や

 

居酒屋メニューの定番となる揚げ物にも、

辛味やチーズが加わったり、他の素材を混ぜこんだかき揚げになったり

とにかく、何かしらの変化を加え「定番ではないよ」感がヒシヒシと伝わって来るものばかり

 

フードメニュー後半に進み、〆のメニューに移っても

この通り、どれも意外性に富んだ品ばかりとなっていて、一度は味わってみたい

そう思わせる、期待値の高まる品々が並んでおります

 

そんなおつまみ&フードメニューと共に頂くお酒の方は、

もちろん沖縄らしく、泡盛がメイン

私も、同メニューにはそこまで詳しく無いのですが、値段や年数を見る限り、かなりのレアものまでが揃っている事は伝わってきます

 

かといって、お酒も泡盛だけではなく、

シークワーサーやらレモン生姜など、どことなく南国情緒が漂うお酒がこちらにも多数

 

更には極めつけとして、

泡盛を使用した、意識の高そうなカクテルまでもが多数

男性はもちろん、女性にも気軽に泡盛を楽しんで貰いたい

そんな雰囲気の伝わるアルコールメニュー

 

更には前述した通り、定番そうで定番に留まらないフードメニューの数々

入店早々伝わって来るトイレの香りが気になりはしたものの、それを一旦忘れさせる程に、ユニークな沖縄料理が味わえてしまいそうです。

広々した空間で味わう、創作系沖縄料理のアイディアにはそそられるものの・・・致命的な欠点も

入店と同時に通された席から異臭を感じ、ちょっとゲンナリしたものの

メニューに目をやり、良い意味で創意工夫を感じさせる沖縄料理の数々に、再度テンションは向上

 

思いつくまま、注文を進めていきながら、まずはお通しから

この日のお通しとして提供されたのは、上記の通りもずくとなります

 

しかしこのもずく、そのまま頂く訳では無く、お隣に並んだ出汁入りの温泉卵

こちらに付けながら頂くもずくになるんだそうです

という訳で、早速卵を崩しもずくを投入すると、

なるほど、こんな感じになる訳ですね

(ここまでは、誰しもが予想出来る範疇でしょう 笑)

 

さて、出汁と卵を絡めたもずく

これがどうなるのかというと・・・

 

出汁と卵が絡まった、もずく、だ。

 

説明の必要が無いほど、見たまんまの味わいにはなるものの、この組み合わせ悪くありません

そもそももずくには、食感の楽しみこそあるものの、素材としての旨味は今ひとつ

ここに、出汁の甘みと旨味、卵のコクが加わることで、和蕎麦の様な味わいを与えてくれます

 

想像を越える発明・・・とまでは言えませんが、

お通しで提供される品として考えれば、実にユニークなひと品で、この先に提供される料理に対する期待も高めてくれる

そんな沖縄らしさと、創作意欲が見事にマッチしたひと品目となりました

 

続いては、提供の早かったこちらの品

海鮮なめろうのウニソース仕立て、となります

メニュー上では、具体的になんの海鮮を使用、といった表記はされておらず

また、実物を目にしたところ、ひと品ふた品では無く、様々な魚介類を使用したなめろうに見受けられます

 

卵を崩し、下のソースと絡めながら頂いて下さい

との事でしたので、説明に従い、全体を混ぜ合わせながら口の中へ

 

まず飛び込んでくるのが、イカのくちばしのような、貝類のようでもあるコリッとした食感

ここに連なって、魚のすり身?の様な口当たりが入ってくるのですが・・・

コンビーフのように形を残しておらず、何を食べているのかと尋ねられても、答えが見つからない状態

 

また、ウニソースと共に溶け込んだ卵黄が強すぎるのか、ウニの風味や味わいは殆ど感じられず、その風味はもう卵味

大きなお皿に綺麗に盛り付けられてはいるものの、なんとも説明しがたいなめろうにまとまっております

 

続いては、数ある煮込みメニューの中でも、特に存在感を放っていた

こちら、ソーキと大根の塩煮込みをオーダー

メニュー写真と見比べて、ソーキがだいぶ少なめではありますが、センターにそびえ立つ大根の存在感は衝撃的にも見えます

 

こちらの大根をナイフでカットし、一口大にしたものがこちら

それではソーキと共に頂いてみると・・・

 

・・・うん

なるほどね、そういうことか。

 

大根、普通に固い。

 

じっくり煮込まれた大根、と称されているものの、そびえ立つその風体通り、中にはほぼ火が入っておらず

外周の数㎝までには出汁の旨味が行き渡ってますが、そこから奥、中心にいくにつれ、火は届かず

 

このサイズの大根を、しっかり煮込むなんて、そりゃ大変でしょうねと思ったものの

センターにドンッと立てることに重きを置いた故か、煮込み具合はかなり甘い様です

 

顎の力に自信のある私はなんとか食べられたものの、咀嚼力の弱いカミさんと子供は、これだけ固いと食べられないとのこと

ビジュアルを重視する反面、残念ながら調理の方まで、手が行き届いていない様に感じてしまいました

 

予想以上に固い食材が投入されてしまい、子供が手を付けられるものが無くなった事から、

今度は柔らかい食感が予想される、ヒラヤチー(山芋を使った沖縄風のチヂミ)をオーダー

 

たっぷりの山芋、そして小麦を使っているものの、ヒラヤチーの決め手とも言うべきニラは少なめ

とは言え、味付けはお好み焼き用のソースとマヨネーズで統一されていますので、その味的には無難というか見た目通りの風合いにまとまっておりました

 

続いて、私の大好物である「スパム」を使ったアレンジメニューから

こちらのスパムカツをオーダー

沖縄の県民食とも言われるスパム、そちらと共にチーズ&お餅を挟み込んだフライとなります

 

スパムは薄切りの品が使われているので、独特の油っこさが控えられており、食べやすくはなっております

ただ私的には、あの特有な油具合こそがスパムならではの味わいと考えるだけに、ちょっとアッサリし過ぎな感も

 

とは言え、お餅にチーズ、更にはソースまで掛かってくれば、十分しっかりした味わいにまとまる訳ですが(笑)

いずれにせよ、お通しで頂いた「もずく&温玉」を除くと、こちらが現時点でNO1のおつまみと言えそうです

 

続いてオーダーしたおつまみとなるのが、

こちら、スコヴィルチキンとなります

 

沖縄料理にはそれなりに知識を持っているつもりですが、聞いたことの無い商品名

説明によると、県産の島胡椒など数種のスパイスをブレンドした唐揚げだとか

気になって調べて見た所、こちらは上海料理だそうで、使用しているスパイスを沖縄産にしている模様です

 

子供が食べるには相当辛い、との説明でしたが、ご存じの通りここ最近の私は、辛さを欲するばかり

ここぞとばかりに楽しみながら頂いてみたものの・・・

 

確かに、胡椒を中心にチリペッパーの辛味はしっかり感じます

が、それらを身に纏った鶏肉には下味が無く、かといって素材からの旨味も感じず

何味かと尋ねられても「胡椒味?」としか答えようがない、辛味のみでまとめられたチキンとなっておりました

 

本来のスコヴィルチキンは、旨味もしっかり感じられる

その限界まで辛さを高めていることが特徴とのことで、おそらくは以前に外苑前の「シャンウェイ」で頂いた毛沢東スペアリブ

外苑前の人気四川料理店 シャンウェイ 孤独のグルメにも登場した毛沢東スペアリブ&黒チャーハン

こちらと同系等の辛味&旨味を味わうチキンになるのでは無いでしょうか

 

ただ、それを前提としながら、こちら琉歌のスコヴィルチキンを比較すると・・・

これはちょっと違う食べ物、と言わざるを得ませんね。

 

 

といった流れで、ここまで数品頂いてきたものの、どれも今ひとつ満足には至らず

更なる追加メニューをどうしようか・・・と悩んでいたところでカミさんから

「トイレの臭いもきついし、もう無理」とギブアップ宣言

 

こうして、満足を得るには至らないまま、お店を後にするものとなりました。

 

そんな訳で、昨年のリニューアル以降、初訪問となった沖縄ダイニング 琉歌

メニューを見ている限り、興味惹かれる、インスタ映えを狙ったようなビジュアルの品が多いものの

実際に頂いてみると、その見た目に反し、調理行程や味付けに、ヌルさを感じる部分が目立つものとなっておりました

 

ただ、私たちが前回訪問しようとした時同様、この日も週末ながら店内はほぼ満席

私個人の感想的には、不納得な結果になったものの、これだけ多くのお客さんを集めるお店とあらば、まだ気付かない人気メニューが存在しているのかも知れません

 

それを解き明かすべく、再訪するかどうかは悩む所ですが・・・

とりあえず、トイレ周辺の席に漂う臭いだけは、なんとか解決して貰えればなあと願うところです。

 

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沖縄ダイニング 琉歌 千葉店

■ おきなわだいにんぐ りゅうか ちばてん

■ 食べログURL:https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12006087/

(ネット予約 可)

■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-4-9 ラフィネビル 5F

■ 営業時間:17:00~24:00

■ 定休日:無休

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