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西千葉駅から徒歩1分 小料理藤もんを初訪問!日替わりのおばんざい始め、肉に魚介に和食に中華と、バラエティに富んだ隠れ家風の小料理屋さん

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週末、土曜日の晩ご飯

ここしばらく、私もカミさんも仕事でバタバタしており、のんびりした晩ご飯を過ごせていなかったものの、週末になりようやく時間が取れる事に

となれば、イイ感じのおつまみを肴にお酒を頂きたく、以前から気に留めていたお店を訪れてみることとなりました

 

向かった先は、西千葉

JR西千葉駅を国道14号方面に出て、徒歩1分

ロータリーを出て、居酒屋が建ち並ぶ通りへ、その一角となるマンションの地下にお店を構える

こちら「小料理 藤もん」となります

 

こちらのお店は、以前にインスタでアカウントを見つけ、以来気に留めていたお店でして

隠れ家的な雰囲気を持つ小料理店といった様相に加え

和洋折衷、様々な料理が頂けるお店とのこと

オープンしたのは昨年5月頃となり、間もなく開店から1年を迎えるこちらのお店を初訪問してみます。

JR西千葉駅から徒歩1分! 入りづらい雑居ビルの地下で見つけた、気の利く小料理屋さん、藤もん

事前に予約を入れ、家族総出(といっても3人ですが)で伺った、西千葉駅近くの小料理藤もん

駅からすぐにあるマンションの地下にお店を構えるこちら

 

店内の作りは、カウンター席が4席ほど

これに加え、テーブル席が1席

小上がりの座敷が4席といった造りとなります

 

比較的、広いお店の多い西千葉の駅前にしてはこじんまりした造りですが、清潔感ある店内に加え、隠れ家的な雰囲気も私好み

お店を知らず、一見で飛び込むには多少なり勇気が要りそうですが、メニューに目を通した瞬間、早くも良いお店の空気が感じられます

まずTOPを飾るメニューはおばんざいたち

軽いおつまみメニューではあるものの、シンプルながらもお酒のアテにバッチリな品ばかり

このメニューを見るだけでも、お店の女将さんないし板さんが、お酒好きであることが伝わってきます(笑)

 

まあ、お酒好きが運営する小料理、割烹に悪いお店は無し

お酒が好きな者同士であればこそ、共につまみたくなる肴の好みもマッチする訳でして

梅水晶に蟹味噌、スルメイカ肝和えにくじらのタレ、と

どれを取っても日本酒が進むこと間違いないおつまみばかり

普段なら焼酎派の私ですが、このメニューを見つけた以上、ここはお酒を頂くより他ありません

 

続いてのページですが、こちらはまた、面白そうなメニューが続きます

居酒屋、割烹の定番と言うべき出汁巻き玉子

ここはもう鉄板にはなるのですが、そこから続く品がどれも個性的

明石焼風のだしダコ、海苔豆腐と、珍しい品が続きます

そのお隣に行くと、今度は海鮮網春巻き、レンコンチップ、明太チーズワンタン揚げと、これもまた個性的なおつまみばかり

 

更にもう一丁、

串揚げ屋さんならともかく、関東の小料理では珍しい、紅生姜の串揚げ

更には、メカジキのグリルに、まさかの中華、エビチリにエビマヨと

和食から洋食、更には中華まで幅を広げる料理のレパートリー

 

更にその幅は広がりを見せ、

豚スペアリブのグリル、スタミナ砂肝炒め

マグロのほっぺに、いか焼き、丸干しイカと、魚介から肉までズラリ

 

更なる焼き物のレパートリーはまだまだ続き、

一口ステーキ溶岩焼、手羽先にせせり、鶏のみぞれ煮

更には、豚バラせいろ蒸しに小籠包と、留まることを知らず

 

その富んだバラエティーに拍車を掛けるのが、

これら〆のご飯ものたち

カレーうどんに焼うどんもさる事ながら

・特製マーボー麺

・カレーチャーハン

・激辛!!青唐チャーハン

これら3品は、1つと言わず全てを食べ干したいほどの品ばかり

 

しかも、カレーチャーハンのお値段ときたら、たった500円!

卵かけご飯と50円差、と聞くと、果たして卵かけご飯を頼むかどうか悩んでしまう、それ程までのお得感が漂います

 

ただ残念なことに、上記魅力溢れる3品の1つ「特製マーボー麺」については

『おばんざいに四川風麻婆豆腐がある時の限定メニュー』とのこと

 

この日のおばんざいについては未確認となるのですが・・・

ていうかこのお店、お番菜に麻婆豆腐が出てきちゃうの??

これもまた、懐の深さが広がるミニ情報(笑)

 

そして最後はお酒のメニューとなるのですが、

先ほどのおつまみメニューを見ても分かる通り、ここに合わせるなら日本酒しかありません

それを示すかの如く、豊富なお酒の取り揃えとなり、その中には「飛露喜」の姿も

 

続くメニューは焼酎類となるのですが、

こちらは基本、ボトルでのオーダーが中心とのこと

念のために確認した所、この日であれば

・富乃宝山

・吉四六

らはグラス売りも用意があるとのことでした

 

そして最後は、

定番となるアルコール類のメニューへ

こちらも、男女問わず飲みやすいお酒が揃っており、備えは万全

 

ひとまず、1杯目はビールを頂くも、その先は飛露喜へ・・・といった流れを定めつつ、

この日のお通しとなる

・揚げワンタン明太包み

・ほうれん草のバターソテー

と、イイ感じに気の利いたお通し2品より、本日の晩餐を始めてみようと思います。

味わい深いおばんざいに、絶品マグロステーキ、〆の青唐チャーハンまでをくまなく堪能!

一通りのメニューをチェックした所で、まずはサラダから注文を開始

大ぶりな器にこんもりと盛られた、こちらが「藤もんサラダ」となります

ただメニュー上では、新鮮魚介たっぷり・・・との表記があり、そちらに期待を寄せたものの、この日のサラダに盛られているのはタコのみ

 

まあタコはタコで好きなので、特に不満は無いのですが、メニュー表記との差異はちょっと大きい様な

というか、ザッと一通りのメニューを見てきたけど、活魚や鮮魚といった品がメニューに無いんですよね

 

いわゆる黒板メニュー的な品も見当たりませんし・・・

タイミング的なもので、この日はたまたま仕入れが出来なかったのでしょうか?

和食を中心にした小料理屋さんだけに、鮮魚が無かったのはちょっと残念。

 

まあ、無いものを振り返っても何も生まれず

むしろこの機会に、レギュラーメニューをたっぷり味わう事とし、

続いての品には、蟹味噌の甲羅焼

 

そして、藤もんの看板とも言えそうなこちら、

おばんざい盛り合わせとなります

 

おばんざいの方は、日替わりとなる軽めのおつまみが5品で盛り合わせに

いわゆるオードブルのような品となりますが、小料理屋さんらしい旬の食材が並び、見た目も華やか

軽めのおつまみではありますが、味わいの異なる5品をつまめますので、お店を訪れた際には是非頼んでおきたいひと皿と言えそうです

 

そして、蟹味噌甲羅焼ですが、これはもう説明の必要がない美味しさ

磯の香りに包まれながら、濃厚で旨味たっぷりのプリン体を味わうとすれば、

お供は勿論、お酒しかありません

ということで、ちょっと贅沢に「飛露喜」を頂きながら、両者のマリアージュを堪能

 

続いてのおつまみですが、こちらも春の色合いを感じるひと品

生海苔の出汁巻き卵となります

ジュワジュワに出汁を吸い上げている卵、その中から覗く春の芽吹きとも言うべき、生海苔の蒼が映えたひと品

出汁と海苔、双方の旨味が感じられる玉子焼に、悪いヤツなんかいる訳がありませんよね

 

続いてのおつまみとなるのがこちら、

まぐろのほっぺ、ことマグロホホ肉のステーキとなります

稀少部位を使った料理ではあるものの、ホホ肉のステーキ自体はわりとポピュラーな品

それだけに、そこまでの期待を寄せず注文してみたのですが・・・

 

これが良い意味で予想を裏切る、絶品のひと品に

見た目通り、カリッと焼き上げられたステーキではあるものの、こちらの味付けはエスニック調

辛味こそ無いものの、スパイシーで風味豊かな味付け&ソースが、これまでに味わったこと無いマグロの味わいに仕上がっています

 

ハーブの香りで、魚介特有の臭みは一切感じさせず、風味も香りも上品な仕上がりに

そこに、ホホ肉らしい脂の旨味、柔らかな食感、味わいらが重なり、斬新な味わいではあるものの、後を引く美味さが詰ったひと品に

和食だけに留まらず、中華、洋食、果てはエスニックにまで広がる、豊富なレパートリーもまた、藤もんの魅力と言えそうです。

 

ここまで、魚介続きであったことから、一旦ミートを間に挟むべく

こちらのメンチカツもオーダー

カリッと揚がった衣が肉汁と旨味を吸い上げ、ジューシーな仕上がりに

メニュー上では「お肉屋さんのメンチ」と書かれていたので、自家製では無いのかも知れませんが、あると嬉しいひと品じゃないでしょうか

 

そしていよいよ、本日の晩ご飯も佳境に

様々な〆ご飯が誘惑する中、熟考に熟考を重ね、絞りだした答えがこちら、

激辛!!青唐チャーハンとなります

 

注文の際、女将さん(←めっちゃ美人)に

「毛穴がブワーッて開くくらい、かなり辛いですけど、大丈夫ですか??」

と心配されるほどの激辛な品とのこと

 

むしろ、私的には大歓迎と言わんばかりにオーダーしたこちら

その商品名に、嘘偽り無いことを、たっぷり入った青唐辛子が無言で語りかけてきます

 

まるで、万能ネギかの様に、薬味の如くたっぷりはいった青唐辛子

そこに豚バラ肉、卵とネギを加えたチャーハンですが、焼き目が香ばしさを感じさせ、見るからに美味そう

 

早速、一口頂いてみると・・・

確かに、辛い(笑)

 

辛味が突き抜け、スッと引き上げる、いわゆる「超激辛系」では無いものの

体の底から、徐々に熱を帯び、マグマが沸騰するかの如く、フツフツと沸き上がる辛味を感じさせます

 

初撃からドカンとくる訳ではないので、グイグイ食べ進められるのですが、気付いた時には体の芯から体温が3℃は上昇した気分になる辛さ

その辛味に相まって、当然お酒が進む訳ですから、お店的には「お酒を進める」最高のおつまみとも言えそうです(笑)

 

惜しむらくは、辛味が青唐辛子の一辺倒で続いてしまったことでしょうか

使用する青唐辛子の量を若干減らしながら、もう一方に違う角度の辛味が加わるなどすれば、単調な辛味に留まらない、深みをも感じる味わいになりそうです

 

まあ、こちらは居酒屋メニューになる以上、大人数でシェアすることが前提

一人で黙々食べ進めるなら飽きを感じる味わいも、大人数で頂く事が前提なら、飽きを感じるほど食べる事はありませんしね

(と、言いつつ、友達の居ない私は、一人黙々と平らげるものとなったのですが)

 

そして、チャーハンのお供には、

こちら、生海苔の入ったお吸い物のセットに

〆のご飯同様、椀ものを頂きながら、本日の晩ご飯はめでたく終焉となりました。

 

そんな流れで、初訪問となった西千葉の小料理藤もん

隠れ家風の見た目、お店の雰囲気共に、和食をメインにした小料理屋さんをイメージしておりましたが、その実は中華に洋食、エスニックにまで手を広げた創作料理が味わえるものとなりました

 

手広く料理を扱っていながらも、その味わいはどれも相応の品ばかり

素材の持ち味を活かしつつ、一手二手の創作意欲が加わった品が並び、終始楽しめる料理に囲まれました

 

ただ、前述した通り、この日はどういう訳か、鮮魚が無かった事が残念

仕入れの都合もあるだけに、無いものは仕方なくも思うのですが、せめて事前に一言あったらなあ、と感じる部分も

 

とは言え、頂く料理はどれも美味しく、お値段もそこそこ

(なにより女将さんが、めっちゃ美人w)

今後も定期的に足を運びたい、良いお店の発見となりました。

 

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小料理 藤もん

■ こりょうり ふじもん

■ 食べログURL:

https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12044653/

(ネット予約 可)

■ 住所:千葉県千葉市中央区春日2-21-10 西千葉マンションB1F

■ 営業時間:18:00~23:00

■ 定休日:日曜・祝日

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