スポンサードリンク

千葉駅近くの隠れ家居酒屋、和のか 八角に海峡サーモンを始め、北海道直送の絶品食材で冬の味覚を存分に堪能!

スポンサードリンク
LINEで送る
Pocket

昨年の7月、裏チバこと新田町にひっそりとオープンした、北海道食材を味わえる居酒屋、和のか

個人的にも色々と御縁あるお店だけに、家族連れから友人連れまで含め、ほぼ毎月1度のペースで足を運んでいるこちらのお店

 

いわゆる裏千葉エリアに位置する為、決して目立った立地では無いものの

千葉駅からも徒歩で5~6分と本来なら駅チカに分類される立地

 

加えて、路面店では無くビルの4Fという点が

「知る人ぞ知る、隠れ名店」な雰囲気を醸し出している事も、お気に入り店の1つとなる理由だったりします

 

そんな和のかへ、この日は家族を連れ3人での訪問

三連休初日、ということで予約を入れつつお店の方へ向かってみることに

間もなく春を迎えるこの時期ですが

さて、北海道からはどんな食材が届いているのか心躍らせつつ、いざエレベーターへ!!

中央区新田町、通称裏千葉の隠れ家風居酒屋 和のかで頂く、名残惜しい北海道の冬の味覚たち 

お店を訪れる前に、目にしてきたInstagramにて

「春の食材、ホタルイカ入りました」

との情報をチェック、当然期待に胸ときめかせながら、訪れるものとなった和のか

 

この日、お店に着いた時刻は18時を少し過ぎた所

普段の週末、金曜日ともなれば早い時間から賑わっている同店ですが

この日は祝日、そうはいってもお客さんも少ないのでは・・・?

 

と、勝手な予測を立てつつお店を訪れたものの、すでに先客は2組

祝日らしく、早い時間から賑わいを見せております

 

予約していた席へと通され、まず目を向けるのは

壁に貼られた、お勧めメニュー

冬が旬となるので、そろそろ名残の時期となる八角や帆立を始め

逆に春になって旬を迎える、そら豆や山菜を使った品々が名を連ね始めています

 

上記に加えて、本日のお勧めとなっているのが、

こちらのメニュー

あん肝や牡蠣など、プリン体満載の品々が私の親指をうずかせる中

やはり気になった1品は「海峡サーモン」

 

津軽海峡で捕れるサーモンを指すブランド名ではあるものの

実物を見るのも食べるのも、これが初めて

 

これは絶対に外せない逸品となる一方で

ヤヤコシイ問題となってくるのが、我が家の奥様の「ダイエット」

 

毎年春になるとダイエットを宣言するのが、我が家の年次イベントでもあるのですが

今年は例年にも増して、やる気が高ぶっている様子

 

このモードに入ると、炭水化物には目もくれず、ローカロリーな品にしか手を付けない上

注文する品の多くも、私が担当する流れとなる訳でして

ここは、いつもの通りハイペースな注文をすれば自分にしわ寄せが来ることを危惧しなければなりません

 

そんな心の準備を整えた所で、まずは一杯目の生ビールから

共に頂くお通しには、

なんとここで、まさかのホタルイカがスタンバイ!!

 

メニュー上に名前が無かっただけに、すでに売り切れてしまったのか?

と、無念さを滲ませていたものの、まさかの「お通し」にてホタルイカが登場!!

 

世のヒーローアニメでは

「主役は遅れてくるもの」と学んできた世代だけに

主役のヒーローが開幕から出場してしまう姿には、驚きを隠せません

 

それよりなにより、このホタルイカ

バター醤油で味付けされている上に、その下に並ぶのは、なんと長芋

同じくバターでソテーされた長芋ながら

シャキッとした歯ごたえと、中に進むほどフワッと柔らかくほどける繊維が絶品

 

プリップリに身が詰まったホタルイカの中には

時折「墨入り」の大当たりも潜んでおり、甘みの奥にジワッと感じるほろ苦さが絶妙に絡まります

 

開口一番に頂くお通しすら、もう絶品

なんなら、このお通しをお替わりする目的で

幾度もお店を出入りしてみようかと画策しましたが、さすがにそれも迷惑だろう

 

という訳で、絶品お通しは1皿に留め

ここからは旬の食材、名残の食材を堪能させて頂きましょう。

千葉では珍しい海峡サーモンに始まり、八角の胡麻和え、焼きホッケ、帆立焼きら全9品を余すこと無く堪能!

繊細且つ大胆なお通しの登場で、その余韻に浸るも束の間

次なる刺客が続々とテーブルを賑わせ始めます

 

続いて頂く2品目は、

噂には耳にしていたものの、初めて頂くこちら

「海峡サーモン」となります

 

サーモンと名乗ってはいるものの、その実は「ニジマス」となるこちら

幼魚のニジマスの中でも、大ぶりな個体のみを選別し

津軽海峡の荒波に揉まれながら、育成すること8ヶ月

 

もし私が幼魚だったら、1週間経たずに逃げ出すだろうなぁ

そんな環境に身を置き、虎の穴が如く鍛え上げられた同サーモン

 

一口運べば、普段口にしているサーモンとの違いが一目瞭然

まず、サーモンの持つ脂特有の臭みが、一切感じられないのです

 

しかも、プリップリした弾力ある、引き締まった身

これは、同サーモンが全て活〆脱血処理を施している事で実現出来るのだとか

 

かといって、甘みは柔らかく、口内でとろける程良い脂の乗り

回転寿司の様に分かりやすい、直球型の旨味では無いものの

ジワジワと口の中に広がる、大人の味わいを感じさせてくれる1品です

 

サーモンに続いてお迎えするのは、

こちら、八角のごまあえとなります

 

冬場が旬となる八角ですので、そろそろ時期も名残に差し掛かった所

見た目はイカツイ、悪ぶった魚なクセに

その身がもたらす、淡泊ながら上品な味わいが魅力

 

また、同品ではお刺身では無く胡麻和えにして旨味も向上

ネギやミョウガも薬味として使われており、

胡麻の甘みと薬味のもたらす爽快な味わいが程良くマッチ

 

共に添えられた骨せんべいも、程良く塩が振られており

パリッとした食感に香ばしさを感じながら、良い箸休め役を果たしてくれます

 

続いてのお料理は、ここ和のかの「名物」ながら

ウチのかみさんは一度も食べたことがない、というこちら

ほっけの塩焼き、となります

 

通常、千葉の居酒屋で頂くホッケと言えば、開きになった干物が定説

が、しかし

ここ和のかで頂けるホッケは、見ての通り開きにはならず

更に言えば、干物ではない「生」のホッケなのです

 

ここで頂くまで、焼きのホッケを干物でしか食べたことが無かった私にとって

このホッケの塩焼きとの出会いは、人生観をも左右する大きな出来事

恐らく、昨年の「10大事件」の1つを飾っても不思議ではないほどの衝撃でして

 

干物で頂くホッケには無い、柔らかく口の中でほどけていく食感

それと同時に伝わる、優しい身の甘み

皮目に行くほど滲み出る、脂の旨味も調味料役を果たし、その味わいは干物とは完全に別物

 

カマ部分にまでしっかり身が付いており

その全てを余すこと無く(当然皮まで)頂けるのも至極の極み

ホッケに対する見方が180度変わる、別格の味わいを楽しむことが出来ます

 

お次の料理は、ここで一旦肉を挟むことに

本日のお勧めにも名を連ねていた、

若鶏山菜巻き ごぼうソースとなります

正直言って、あまり山菜類を得意としない我が家・・・

ですが、同品に名を連ねる「ごぼうソース」が気になったことから注文したこちら

 

様々な山菜をロールした若鶏を、

(あまり好きで無い故、巻かれている山菜の種別は分からずw)

そこにソースもたっぷり掛けながらいただいて見ることに

 

これは・・・好き。

 

ソースが驚くくらいに、ゴボウ

そりゃ、ゴボウだと言っているんだから当然だろ

とは思うのですが、こんなにもごぼうらしいごぼうソースは流石に見当たらず

 

ごぼう特有の土の香り、とでも言うべきでしょうか

恐らく、調理の工程で「アク」として取り除くであろう部分

これを敢えて残し、そして活かしたからこそ生まれる、ごぼうらしい味わい

 

しかし、そのアクっぽさがクセを感じさせること無く

甘みある調味料と合わさることで、土の香りすらも味わいへと昇格しているのです

 

この主張強めなソースが、鳥肉に包まれる山菜とも見事に調和

ほくほくした食感や、シャキッとした味わい

春らしい苦みをも感じさせつつ、様々な味覚が一気に広がります

 

パリッと焼かれた鶏の皮目、

そこから滲む脂の甘みもソースと共に溶け合い、豊かなハーモニーを形成

素晴らしい素材が味わえるだけで無く、それを調理するご主人の持つ、技術の高さがまじまじと伝わる一品となりました

 

続いて頂くのは、こちらも冬の名残を匂わせるひと品

帆立の醤油焼きとなります

 

武田久美子も安心出来そうなほど、大ぶりなサイズの帆立となっており

肝から身、ヒモまでもが余すこと無く味わえる一品

 

これはもう、素材の良さが全てを左右しそうな1皿ですが

当然、その鮮度、身のプリプリ感、甘み共に総合優勝

醤油による程良い塩味、薬味のネギも相まって、帆立の旨味を全身で感じるものとなります

 

お次もまた、冬との別れを告げるべく頂いてみた、

こちらの牡蠣フライ

 

熱が入ると縮んでしまうのが牡蠣の特性だというのに、

「一体お前は、どれだけ熱に強いんだ??」

と、問い詰めたくなるほど、とにかくデカい牡蠣

 

そのデカさを誇るというのに、味わいは繊細でミルキーな旨味が衣の中にフルチャージ

揚げたて熱々なだけに、そっと一口ずつ食べなければ怪我をする

 

そう分かっていながら、怪我をしてでもかぶりつきたい

そんなM心に火を付けつつ、火傷覚悟で味わう海のミルク

磯の香りと共に溶け合う、濃厚な旨味を余すこと無く飲み干すものとなりました

 

様々な料理を頂いてはみたものの

ここに来て、気にはなっていながら、注文の声を挙げられずにいた品が1つ

 

それが、いずし

北海道の郷土料理でもある同品は、いわゆる「なれ寿司」に分類されるもので

ご飯と共に魚などを漬け、発酵させた品となります

 

その行程を知ってはいるものの、そもそも私があまり発酵食品を好まないこと

更には、過去に同様のなれ寿司の代表格である「フナ鮨」で、あまり良い印象が無いことから

気になっているものの、頼む勇気を振り絞れずにいた訳でして

 

ちょっとお客さんが引き出したタイミングを見計らい

ご主人にワガママを伝えた所、通常のハーフサイズでも提供が可能とのこと

 

そんなリクエストに応えて頂き、頂いた本日最後の品が

こちら、秋鮭のいずしとなります

 

見た目からは、そこまで寿司感は得られませんが

鮭の周りを彩る白いものが、いわゆるシャリになる訳でして

 

フナ鮨とは見た目もだいぶ異なりますが、果たしてそのお味は・・・

興味半分、不安半分で鮭を一口頂いてみると、

これが、不思議に美味い

 

燻製?とは異なるものの、発酵して熟成されたことからか

鮭の余分な水分は無くなり、旨味がギュッと凝縮

程良い塩味に加えて、なんだろう・・・この不思議な甘みは

 

発酵食品ではありながらも、特有のクセが無く食べやすさ満点

食べやすいだけで無く、その製造工程からして身体に良いことも間違い無し

私の様な発酵食品を苦手としている人が、デビューを飾るにもオススメしたい一品となりました

 

 

といった感じで、冬の食材と共に春の味覚までをも堪能した、今回の和のか訪問

頂く料理は毎度の事ながら、どれも絶品揃い

 

加えて、関東では味わう機会の無い、北海道ならではの食材から

現地にいるものと錯覚してしまう様な郷土料理に至るまでをも余すこと無く堪能させて頂きました

 

また今回は、色々食べてみたい品が多かった為

普段は必ず頂く、お刺身の盛り合わせを頼まず、焼き物中心に頂きましたが

鮮魚を頂かずとも、満足出来る事も確信

 

頂く料理ににぴったりハマる日本酒も多数取り揃っておりますので

北海道から直送される素材、丁寧な調理をお酒と共に味わう、正に大人の為の隠れ家なお店となります。

 

■■ ブログランキングへの登録、始めました ■■

今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、


居酒屋ランキング

こちらの「ブログランキング」をタップしてお知らせ下さい。

頂いた評価を参考に、更なる酒場放浪に精進致します。

 

和のか

■わのか

■ 住所:千葉県千葉市中央区新田町11-21 浅井ビル4階

■ 営業時間:16:00~22:30

■ 定休日:日曜日

LINEで送る
Pocket

コメントは受け付けていません。