スポンサードリンク
千葉、富士見町の小料理居酒屋 馬肉料理くつろぎ処 旬菜ちよで頂く、和牛すき焼 旬の食材に囲まれつつ、千葉では唯一の「凍結酒」も!
週末の晩ご飯
我が家ではここ最近、子供の習い事の都合も合って、外食に出るケースが多いのですが
この日もまた、例に倣い外食にて済ませることに
前日にカミさんへ「何食べたい?」と質問すると
『落ち着いた感じで、すき焼系が食べたい』との返答が
すき焼、かあ・・・
千葉ですき焼が食べられるお店、といって思い浮かぶのは
・MA~なべや
・どん亭
・温野菜
こんなもんでしょうか?
後は、前述したお店らよりクオリティを上げた
・木曽路
・船場 パート2
なども思い浮かびますが、同2店ですき焼を食べる様な、祝い事など何も無い、ただの土曜日
ネットを検索しても、これ以上の答えが見つからないものの、これまで訪れたお店の中に、
「実はすき焼もやっています」
そんなお店が無いものかと、自身のブログで検索してみると・・・
あった。
しかも、思いもしなかった意外なお店に!
そちらのお店と、もう一つ候補に挙がった「MA~なべや」、どちらに行きたいかカミさんに聞いた所、行ったこと無い方にしたいとのこと
という訳で、前日のウチに予約を入れ、あくる夕方
向かった先は、千葉、富士見町
ナンパ通りを「とらや」で曲がり、中心街に向かったすぐのビル
同ビルの3Fにお店を構える
「くつろぎ処 旬菜ちよ」となります
こちらのお店、昨年11月に訪問して以来となるのですが、
同店では、福島産の馬刺し、馬肉料理を中心に海鮮なども幅広く提供する割烹となります
しかし、あらためて見直したメニューの中に「すき焼」の存在を発見
やっぱメニューを画像に残しておくの、重要だなあ
そんな想いを噛みしめつつ、お店の方へ。
富士見町のど真ん中ながら、知る人ぞ知る個室居酒屋 馬肉料理くつろぎ処 旬菜ちよ
この日、お店を訪れた時刻は18:30を過ぎた頃
会社勤めのお客さんが中心となるお店なので、土曜日の夜となれば静かなものか・・・
と思いきや、そんな私の予想は及ばず、店内は早い時間から賑わいを見せている様子
事前に予約を入れておいたことが幸いし、この日は個室へと通されるものとなりました
さて、気になるメニューの方ですが、
前回、訪問した際は時期も時期でしたので、牡蠣を始めとした海鮮料理が豊富だったイメージ
対し、この日のお勧めメニューは、梅雨前の5月とあってか
鮮魚の品揃えはそこまで奮っておらず、
・スミイカ
・ホタルイカ
・青やぎ
この辺りが旬の食材として提供されております
ただ、入り口でも見つけたのですが、この日のメニューにはとっておきの一品
「馬レバー刺し」を発見!!
本ブログでも度々語ってきましたが、私にとってのレバーは、
・黄レンジャーにカレー
・ドラえもんにどら焼き
・孫悟空につええヤツ
これらの関係性と同じ比重を持つ、要するに大好物に属する食材
ただ、そのお値段もなかなかな価格で、1皿ながら2200円
しかも厄介な事に、この日の訪問は家族でとなり、レバサシを好むのは私1人のみ
量、値段との相談も重要になることから、一旦は保留しメインのオーダー選定を優先するものとなりました
さて、引き続きレギュラーメニューに向かうと、
はい、あった
本日のメインとなる「和牛すき焼」となります
こちらは1人前2500円となっており、まずまずのお値段
お肉の量は分りませんが、子供を含む3人で頂くのなら、野菜もある事だし、2人前をオーダーしながら様子を見てみましょう
続くページは、
握りのお寿司、細巻き、そして馬肉料理へ
前回は馬刺しが中心となったため、こちらの焼肉・・
いや、馬焼肉?を頂いてみたい所ですが、カミさん&子供共に、あまり良い顔をせず
だったらなんで、この店選んだんだかw
続くページですが、
こちらでは、馬刺しを単品から盛り合わせまで掲載
サラダ類にも馬肉を交えるなど、その馬推しぶりは相当なもの
ですが、またしても我が家の家族からは賛同が得られず
こんなことなら大人しく、なべやか温野菜を選んでおけよ
と、口に出かかるものの、それを耐え忍ぶことが家族円満の秘訣
二度と連れてくるものか、と心に誓い、私は気を静めるべくお酒のメニューへ
ふと壁に張られたメニューに目を向けると、
「温かな鍋に」との一文を添えられた、凍結酒なるお酒を発見
どんな品なのか、全く馴染み無いお酒ではあるものの、1日10本限定の響きが私を誘います
ここは、料理からお酒主体に切り替え、まずは生ビールから始めつつ、凍結酒を頂く流れに
最初のお通しには、
さつま揚げとチーズ豆腐(チーズ風にあしらわれたお豆腐)が登場
どちらも手作りと思われますが、お酒に合う大人な味わいとなっております
そして、駆けつけ1杯目のビールをサッサと平らげ、
続く2杯目からは、こちら「凍結酒」をオーダー
ボトルからグラスへと注ぐ中で、シャーベット状に固まり出す不思議なお酒
女将さん曰く、
「こちらのお酒を千葉で扱っているのは、ウチだけなんですよ」
とのこと
上部と下部とで、お酒の味わいも異なっており、飲み始めこそ辛口ながら、下に行く程甘みが増す、不思議な味わい
それに加え、キンキンに輪を掛け、冷えまくった味わいもまた、お鍋に合いそうな雰囲気を感じさせます
今日はこちらのお酒を頂きつつ、馬肉を諦めすき焼に専念してみようと思います。
旬の野菜に魚介、そして和牛のすき焼! 看板メニューの「馬肉」も堪能したかったものの…
という訳で、お店の名物である馬肉は諦めつつも、すき焼きをメインに据えて頂くものとなった、くつろぎ処 旬菜ちよ
おつまみのスタートとなるのは、鮮魚の方からとなり、
まずは、カミさんの大好物となる生だこのお刺身
こちらでは、わさび醤油ではなく、ごま油がお勧めの食べ方とのこと
試しに頂いてみると、コクのある旨味が加わり、普段頂くお刺身とは一風違った美味しさが味わえます
生だこ特有の食感は生きているものの、噛み切れない様な固さがなく、旨味に加えて食べやすさもバッチリ
これは、生だこ好きでなくても、是非手に取りたくなる一品です
続いては、私の大好物、
ホタルイカの酢味噌和えがご登場
今、正に旬の真っ只中となるホタルイカは、そのぷっくりとした身に旨味を蓄えております
酢味噌の方も甘めではあるものの、酸味が控えめで私好み
予定では、1人で独占するつもりでしたが、この美味さが子供にも伝わってしまったらしく(笑)、しっかりシェアされてしまいました
続いては、これまた春の食材から、
焼きソラマメをオーダー
皮付きのまま焼かれたソラマメは、身が大きくふっくらした食感
茹でずに焼いていることから、独特の臭みを感じさせず、甘みも引き立っており、旬ならではの味わいが頂けました
そしていよいよ、本日の本題となるすき焼が登場・・・
したものの、予想を大きく上回り、お肉が少なめ(涙)
A5和牛ながら1人前2500円とのことなので、こんなもんと言われればそうなのかも知れませんが・・・
ただ、そういう事であれば、最初からお肉の追加も頼んだのに、ちょっとこの量は想定外
ですが、お肉以外にも野菜やお麩、焼き豆腐らの具材もあるので、まずはこちらを頂いた上で追加の有無を検討することに
まず、こちらのすき焼は、焼くのではなく割り下で煮る「牛鍋」タイプのすき焼
割り下と共に、たっぷりの野菜を最初に煮ていき、火が入り出した段階でお肉を投入
量こそ少ないものの(1人前に付き2枚)、さすがはA5のお肉
ほどほどの脂で肉質は柔らかくジューシー
割り下に加え、野菜の旨味もしっかり吸い上げており、玉子を絡めれば極上の美味しさに到達
しかし、今回はこのすき焼を子供含む3人ながら、2人前をオーダー
お肉の量は、まさかの4枚となってしまい、最後の一枚は・・・懇願された結果、子供に譲ることに
いくら我が子の頼みとは言え、この私が肉を譲る様になるとは
これが大人になる、ということなのでしょうか
追加の肉も考えはしたものの、
「おかわりに肉 1人前2200円」という値段にたじろぎ、今日の所は我慢
その代わりと言ってはナンですが、馬肉に関心を示さないカミさん&子供でも食べやすそうな、
馬肉のソーセージをオーダー
A5和牛のすき焼から比較すると、だいぶ下位互換である事は否めません(笑)
が、下位互換であろうとも、そのソーセージから滴る旨味は本物
プリッと皮目から弾ける肉汁、臭みを微塵も感じないスパイス使いも完璧で、A5和牛と比べるのもなんですが、費用対効果は抜群のおつまみ
これにマスタードやタバスコが添えられれば、最早言うこと無しなのですが・・・その辺はまあ、和食のお店ですしね
そして、最後に軽く摘まむべくオーダーしたのが、
ソラマメ同様、旬の食材である里芋の唐揚
ふっくらとした身の柔らかさに、カリッと揚がった衣
アッツアツの揚げたて故に、上顎を粉砕されてしまいますが、それを乗り越えた先には、山の恵みが待ちわびておりました
軽い塩味で十分な程、ホクホクの食感から、とろりとした旨味が溢れる里芋
一昔前は、地味で素っ気ないと見向きもしなかった野菜を食べ、これだけ美味しく喜べる様になったのも、これまた大人への成長ということでしょうか(笑)
といった感じで、家族連れでは初訪問となった、くつろぎ処 旬菜ちよ
まさかの「馬肉はちょっと…」発言に、私のテンションはダダ下がりとなりました
が、それをすき焼が補ってくれることを期待しつつも、今ひとつ不満足な結果となりました
やっぱ、こちらのお店を堪能するには、馬肉がなければ始まりませんし
一方、すき焼を心底堪能したかったのなら、それはそれで専門店を選ぶべき、という所でしょうか
今回は、家族に対する私のリサーチ不足が招いた失態となり
結果としては不満足のまま終えるものとなりましたが
こちら、くつろぎ処 旬菜ちよで味わえる料理の数々は、どれも一級品ばかり
またこの日は、土曜ながらもお店が忙しく、女将さんとのコミュニケーションも取れませんでしたが
このお店を盛り上げ、勢いづけてくれるのは、女将さんの存在あってこそ
次は、しっかり馬の美味しさを分かち合える友人と共に、お店を訪れようと思います(笑)
■■ ブログランキングへの登録、始めました ■■
今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
こちらの「ブログランキング」をタップしてお知らせ下さい。
頂いた評価を参考に、更なる酒場放浪に精進致します。
馬肉料理くつろぎ処 旬菜ちよ
■ばにくりょうりくつどぎどころ しゅんさい ちよ
■ 食べログURL:
https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12035959/
(ネット予約 可)
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-12-8 さくら井屋ビル3F
■ 営業時間:17:00~翌2:00
■ 定休日:日曜日(翌日が祝日の場合は営業)