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都賀駅から徒歩10分 北貝塚交差点前に昨年オープンの居酒屋、旬鮮和酒 暖笑 他では味わえないレアな鮮魚と心温まる接客にホッコリ

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日中から続く寒波に加え、まさかの雪にも見舞われた関東一円

幸い、雪については道路に積もる程では無かったものの、買い物に出掛けるには億劫な天気

 

加えて、ここ数週続けて、週末になると子供が熱を出してしまい、週末の夜の楽しみである

「居酒屋探訪」が全く出来ていなかったことから

※ そんな理由もあってこちらのブログ、約10日ぶりの更新となってしまいました

家族全員、体調の良い週末くらいは飲みに出掛けることに

 

という訳で、事前予約を入れて向かった先は、都賀

駅からは少し離れているものの(歩くと10分くらい?)

飲食店が数軒並ぶ、北貝塚交差点の近くに昨年オープンし、気に掛けていたこちらのお店

「旬鮮和酒 暖笑」を訪れてみるものとなりました

 

こちらのお店、居酒屋営業は17時からながら、ランチ営業も行っており、そちらも気になっていたお店

ただ、11:30開店という時間まで、私が空腹を我慢出来ずにいることで、居酒屋はもちろん、ランチについても未訪問のままとなっておりました

毎朝、館山にある舟形港から直送される鮮魚が看板とのこと

ちなみに、お店の向かい&店先には駐車スペースもあるので、車での訪問もOKとなっております

※ 当然ですが、飲酒運転はNGなので、お帰りの際には代行をご利用下さい

JR都賀駅から徒歩10分 北貝塚交差点近くに昨年6月オープン 旬鮮和酒 暖笑を初訪問

という訳で、オープン以来気に掛けていたものの、チャンスが無く訪問できなかった、都賀の旬鮮和酒 暖笑へ

 

お店の暖簾をくぐり、予約の旨を伝えると

「雪の中ありがとうございます、足下大丈夫でしたか??」

と、大将とおぼしき男性から、鬱陶しくもなく弱すぎもしない

ジャストフィット過ぎる温度で、声を掛けられ、お迎え頂くものとなりました。

 

この初見で感じる温度というか熱量というか、けっこう私、大事にしてまして

もちろん相性的なものもあるのかと思いますが、熱量が強すぎてもひるむし、冷えすぎはもちろん論外

そこに来て、ここ暖笑の大将の放つ声のトーンというか、掛けてくれる第一声の加減が、私にとって心地良い温度なんですね

 

そんなひと言ふた言のやり取りから、居心地の良いお店であろう空気感を感じつつも、まずは席の方へ

メニューは以下の通りで、チェーン店の様な品揃えでは無いものの、

欲しい、と思う所をキッチリ幅広く抑えており、和食を中心にレパートリーは豊富な様子

 

やはり外せないのは鮮魚となるので、ここは三点盛りなどと言わず大漁盛りで攻めたい所ですね

〆メニューも豊富に揃っていますが、今日の気分としては、蕎麦やうどんよりも「にんにくめし」のフレーズに恋い焦がれそう

あーでも今日のランチ、無駄にビュッフェで食べ過ぎただけに、これも少し悩む所…

 

続いてのページには、とりあえずメニュー

そしてサラダも3品と、個人店の居酒屋らしい取り揃えに

 

これらに加えて、本日のお勧めとなる黒板メニューが、

こんな感じに

朝から雪が降る悪天候だけに、鮮魚はそこそこといった具合でしょうか

その代わりか、生しいたけ推しが目立つのですが・・・これは残念ながら無理だしなあ(苦笑)

 

そしてアルコールメニューですが、

ビール、日本酒、焼酎とまずまずの取り揃え

中でも目を惹くのが、ノンアルコールながらも甘酒を使ったカクテル

そして、ページ上段にある、獺祭(焼酎)のハイボール

 

獺祭の焼酎を出すお店は少しずつ目にするようになりましたが、これをハイボールで頂けるお店は初かも

これは外す訳にはいきませんね

 

そして最終ページは、

やっぱりハイボール、と(笑)

糖質制限の風潮続く中、やはりハイボール熱は冷めやらぬ模様

 

そんな感じに一通りメニューをチェックし、注文を終えると、まずはお通しから

中華風に味付けられた海月の和え物

キュウリ、カブの浅漬け、きんぴらの3品となります

 

どれも手作りかどうかは未確認ですが、飾り気こそ無いものの、気の利いた品ばかり

軽くツマミ1品目にして、お店の空気感が伝わる程良さですね

 

続いて2品目には、これも手早いメニューだったのか

ベーコンとチーズのさつま揚げが提供

 

どちらも揚げたてアツアツで、特にその熱量が顕著なのがチーズ

ホクホクした練り物の隙を突いて流れてくるトロトロチーズが、とにかく熱い、が、美味い!

ベーコンの方も、濃い味付けは感じさせずも、食感の妙が面白く、軽くつまみ出すスタートダッシュとしては上々

 

暖簾をくぐった瞬間に伝わった、大将の温度同様、そこかしこから温かみを感じる、良い空気が伝わってきます。

館山は舟形港直送の鮮魚は、稀少度も高く旨さも抜群! 団体は勿論、お一人さまにも嬉しい居酒屋

出だしから、ちょうど良い塩梅のおつまみ続きとなった、都賀の暖笑

お店の作りは、カウンター席を中心に10席程

その裏手には、ボックス形状のテーブル席が2席あり、その一方を我が家が使用

 

私たちの訪問した時刻は、18時ジャストとなったのですが、先客はカウンターに数名

どうやらこのお客さん達、この後に同店で行われる宴会に先立ち、お店を訪れていた模様

2Fにも客席が設けられており、そちらでは団体席が設けられている様です

 

同団体さんの宴会も、18:30頃から始まった様子で、お客さんは私たちを含め2組ながら、厨房内は慌ただしい様子

またこの日は、土曜日であったものの雪の影響からか、2組のお客さんからキャンセルが入ったのだとか

自然の影響とは言え、稼ぎ時の土曜日に2組のドタキャンはキツいでしょうに…

 

ならば、その2組分も頑張って食べよう!!

と、景気をぶち上げられる程の食欲はありませんが(それもこれも、ランチのビュッフェが…)

続いては鮮魚の盛り合わせへ

白身が中心となる盛り合わせですが、なんだろ…

普段、目にしている鮮魚らとは、微妙に違う雰囲気を感じます

 

念のため?じゃないけど、本日の盛り合わせについて尋ねると、大将自らテーブルに来て

「まず左から、ショッコ・・・」

 

え・・・?ショッコ??

カンパチの子供の、あのショッコ??

 

話に聞くことはあるものの(大概、江戸前の旬)、実物を目にしたのは、恐らくこれが初

それくらい、市場に出回ることは無く、珍しいあのショッコが、お造りに??

 

1発目の「ショッコ」発言に驚きを隠せず、その後の説明が殆ど耳に入らなかったのですが、

・ハタ

・なんとか平目

など、どれもその辺の居酒屋では耳馴染みのない、珍しい鮮魚ばかり

 

というのもこちらのお店、市場で買い付ける訳では無く、港からの直送を扱っているとのこと

港で揚がり、市場に出す程、個体数が揃わないものなどを中心に仕入れる事が出来る分、珍しい魚をリーズナブル頂ける様です

 

その分、魚に対する膨大な知識を持たなければ調理も出来ないものとなるので、これらをお造りで出せるのは、大将の技量あっての業

戦前の予想を遥かに上回る、大将の技量、技術の奥深さが、早くも滲み出ております

 

で、肝心な味はと言うと、これも当然ながら素晴らしい味わいばかり

中でも格別だったのがハタで、身からにじむ甘み、食感、ジワジワと感じる旨味も最高

他店では味わう機会がまず無い、港直送ならではの珍しい鮮魚を頂けるのは、ここ暖笑だからこそ成せる業でしょう。

 

続いては、軽いツマミに

さつま芋のタラモサラダを

明太子が多めでピリッと辛味を与える反面、さつま芋の甘さが引き立っています

もうちょっと量が欲しい、そう思わせるのも、両者の絶妙な引き合いが故でしょう

 

そしてお次は、子供の大好物

蟹のグラタン、となります

 

ホワイトソースに浮かぶ、蟹身と飛子が作り出す紅白のコントラストが美しいひと皿

こちらの特徴となるのはホワイトソースで、一般的なグラタンのようにモッタリした固さが無く、クリームシチューの様な液状仕立て

スープさながら、スプーンですくって頂くのも美味しいのですが、この次にご登場となった、

 

こちら、天使の海老のアヒージョ

 

ここに付け合わせとして付いて来たバケットを、先ほどのグラタンに浸けて頂く組み合わせもイイ感じに

もちろん、アヒージョのガーリックオイルにバケットを浸けて頂くのも王道な美味しさを味わえます

※ ただこちらのアヒージョ、見ての通りキノコが盛々だったのは唯一の誤算w

 

この辺りで1周目にオーダーしたおつまみが全て出揃い、お腹の様子と相談しつつ、2周目に入ろうとした所

お店のスタッフさんから「良かったら食べて下さい」と差し出されたのが、

こちら、イカの唐揚げとなります

いわゆるゲソの唐揚げにはなるのですが、その下味は生姜がたっぷり使われており、どちらかと言えば竜田揚げに近い味わい

イカ足も、ゲソ部分だけでなく、付け根からたっぷり唐揚げにされているので、見た目以上にボリューミー且つ、和風なテイストがお酒を進めます。

 

予想外の揚げ物到来で、お腹も少し満たされた訳ですが、もう少し追加を

続けてのオーダーとなったのがこちら、

イベリコ豚の塩焼き、となります

下味は塩&胡椒とシンプルに、そこへレモンと山葵を添えながら頂くと、脂の甘みがとにかく溢れる!

カリッと焼かれた表面の香ばしさ、脂から染み出る特有の甘み、両者を余すこと無く堪能できます

 

そして最後、本日の〆ご飯に選ばれたひと品は、

 

やっぱり外せなかった、にんにくめし(笑)

 

もうその名前だけで、ご飯のオカズになりそうなキャッチーなネーミング

ガーリックの香りと旨味が出た油で、ご飯を焼き上げたシンプルな品になるのですが、とにかくニンニクの旨味が強烈

ニンニク自体の香り、旨味がとにかくしっかりしているので、余計な味付けをせずとも、ご飯全体満遍なく、旨味が広がっています

 

わずかに着いた焦げ目も香ばしく、味のアクセントとなっており、量も十分

ここまでを食べきった所で、本日の晩ご飯はめでたく閉幕を迎えるものとなりました。

 

そんな具合に、初訪問となった暖笑ですが、やはり特筆すべきは鮮魚でしょう

他店では味わえない、稀少なお魚を刺身はもちろん、なめろうでも頂けるとの事

 

漁港こそ数多くある千葉県ですが、千葉市内ともなると、鮮魚を自慢にしている居酒屋は決して多くない中

多彩な技術と知識を持って、様々な鮮魚を提供してくれるお店に、ご近所の都賀で出会えたのは有り難い限りです

 

また、冒頭からも触れている通り、大将を始めスタッフさんの応対が、実に心地よいのもお店の魅力

この日、2階席で宴会を開いていたお客さんは、同店の常連さんの様でしたが、そういった常連さんが集まるのも、大将始めスタッフさん達の人柄あってこそ

 

料理の美味しさもさる事ながら、暖かな接客、心配りが感じられる、近所にあったら嬉しいお店の発見となりました

次はぜひ、ランチの方でもお邪魔してみようと思います。

 

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旬鮮和酒 暖笑

■ しゅんせんわしゅ だんしょう

■ 食べログURL:

https://tabelog.com/chiba/A1201/A120105/12045231/

(ネット予約 可)

■ 住所:千葉県千葉市若葉区貝塚町1108-16

■ 営業時間:11:30~13:30 / 17:00~24:00

■ 定休日:日曜日

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