京成千葉駅すぐ、炙りや楽蔵 正月2日から営業の、駅チカ居酒屋で頂く炙り三昧…と思いきや、鮮魚＆牛タンなども充実しパワーアップ！
年が明けるも、今年は珍しく
私の実家に親戚一同が集まるとかなんとか
親戚縁者との付き合いはあまり得意で無いものの
・実家近く
・正月から営業
・子供を含む団体
これらの条件を満たす店探しは、必然的に私の役割に
イヤイヤではあるものの、千葉駅近くのお店をいくつか見て回ると
京成千葉駅からすぐ側となる「炙りや楽蔵」が、正月2日から営業しているとのこと
同店なら店内も広く、団体でも十分に収容が可能
しかも駅チカとなれば、帰りも楽になることから、同店を年末の内に予約
そして、迎えた年明けの1月2日
親戚一同総出にて、京成千葉駅すぐ側となる
「炙りや楽蔵」を訪れるものとなったのです
※ カメラの調子が悪く、過去の写真を流用しております
千葉駅から徒歩2～3分、京成線路沿いの炙りや楽蔵 広い店内は子連れ～団体にも大人気！！
年が明けたばかりの2日ながら、早くも営業をスタートしていた、炙りや楽蔵
同店は、
・伊達のくら
・独眼牛
・日本橋 かなえや
などなど、千葉駅周辺にお店を構える飲食店と同じグループの一店
同社の経営するお店は、「ちょっと気の利いた創作料理、焼き物」が頂ける店舗が多く
先日、私が足を運んだ「おばんざい倶楽部 Dashi」も
グループ店の1つとなります
実家からほど近いこともあり、昔から頻繁に足を運んでいる同店ですが
元々は店名通り、炭火を使った「炙り料理（干物など）」を中心に提供していたお店
ところが、最近はグループ店舗が増えた影響もあってか
系列店の仕入れ等を活用した料理の提供も増えている様で、
こちらの通り、鮮魚や牛タンなど、
炙りからは関連性が薄そうなメニューの取りそろえが増えているようです
とは言え、同店の系列である「独眼牛」で頂く牛タンは、
私が知る限りでも、千葉のトップクラスに入る別格な牛タンだけに、
こちらでも、同店と同レベルの品が頂けるのであれば、これはむしろ楽しみな所
鮮魚、鮮肉と並んでいき、
次は「炙りや」らしい焼き物へ
同店はその店名通り、七輪を使ってテーブル上で焼き上げる炙り料理が名物
以前は、全国各所の干物などを日本地図に照らし合わせながら紹介するほど、とにかく多くの干物が提供されておりました
が、久々に訪れたこの日のメニューを見ると、
提供される干物は全7種まで減少してしまった様子
七輪で焼き上げる同店の干物が好きだった私としては寂しい限りですが
卓上を埋めてしまう七輪のサイズや、昨今騒がれる魚離れなどの影響でしょうか
とは言え、干物メニューは減ったものの、それに代わる品は増えており、
鳥や野菜の炙り料理、煮込みや創作料理の数々
中でも、いぶりがっこに燻製タルタルを混ぜた石鍋ポテトサラダは秀逸な一品
更には、〆の食事メニューへと続いていき、
鳥ゴボウの親子釜飯、信州茶そば
小さな海鮮丼や、燻した鰹節を乗せた出汁茶漬けなどなど
〆に至るまで充実した品揃えを誇っております
そして驚くのが、この日は前述した通り1月2日
市場はおろか、スーパーですらまだ休みを取っている働き方改革真っ只中の三が日だというのに、
鮮魚を始めとしたオススメメニューがこの通り多数掲載
これだけの品揃えを、三が日から提供出来るのは、系列店を多数持つお店ならではでしょうか
いずれにしても、正月休みの手抜き度合いを一切感じさせない、年末の繁忙帯さながらなラインナップ
正直、年始とあって商品の品揃えには差ほど期待せずにおりましたが
これだけの充実メニューが取り揃うのであれば、話は変わってきます
これは年始早々、本気を出さないと、だなあ。
炙りや名物の炭火焼き三昧と思いきや、創作料理がパワーアップ！ 正月ながら、鮮魚も充実の品揃え
という訳で、予想を大きく覆す充実メニュー取り揃いの元
親戚一同が会した今宵の宴がいよいよスタート
まず1品目に提供されるのは、同店の名物
こちら、炙りしめ鯖となります
以前は卓上で炙り、仕上げを行っておりましたが
この日は子連れであることを考慮してくれたのか、炙った完成状態にてテーブルの方へ
パリッと焼かれた皮目の香ばしさに加え
同部分から流れ出る脂の旨味がとにかく絶品
〆具合はほんのり柔らかく、薄ら甘みを感じさせます
続く2品目には、今回初オーダーとなる
こちらの新メニュー
熟成厚切り牛タンの炭炙り（ハーフ）となります
前述した通り、こちら炙りやは系列に牛タン専門店を持つお店
同店では、牛を一頭買いしているとの事で、様々な牛タンを頂くことが可能でもあります
そんな影響からか、こちらで頂く牛タンも専門店顔負けな高品質
しっかりと甘みを感じさせ、程良い食感が楽しめ、更には炭の香りもトッピング
お酒が進むのは勿論の事、なんならご飯と共に定食にしたいほどのひと品です
さて、ここからはビールからのギアチェンジへ
普段なら芋か麦の水割りへと移行するのですが、この日のメニューに目を向けると、
なんか面白そうなサワーを発見
どうやら、八海山の米焼酎で作るレモンサワーだとか
これは是非とも飲んでみたい1品
という訳で、ここからは八海山レモンサワーと共に、食事を進めていこうと思います
さて、ここまでに2品が提供されたものの、お通しについてはまだ未食
なぜなら、こちらのお店で提供されるお通しは、
この通り、七輪で焼く干物となるのです
この日は鰺、カマスの2種から好きな品を選択するものとなり、七輪の上は焼き上がりを待つ干物で大渋滞
結果、お通しではありながらも、そちらを頂くのは入店から30分後
炭火でじんわり焼き上げられたカマスは、一升食いの名に恥じぬ美味しさ
フワッとした柔らかい身から滴る脂も香ばしさを引き出しております
続いてのおつまみは、
こちらの唐揚げ
一見するとなんてこと無い唐揚げなのですが、実はこちらの下味、アゴ出汁醤油となるのです
麻辣風味（辛味は無し）のクリスピーとアゴ出汁、2種の味付けから選べる唐揚げ
アゴ出汁醤油の甘みと深みある味わいが、しっかり鶏肉にマッチ
柔らかくジューシーな脂とも溶け合い、その見た目からは想像つかない美味しさを生み出しております
続いての絶品おつまみさんとなったのが、
濃厚鶏塩レバーの燻製オイル添え
臭みを感じない柔らかな、低温調理された鶏レバー
そこにかかる燻製オイルが、なんとも言えない深みをプラス
焼酎より、どちらかと言えば日本酒にマッチしそうな味わいながらも
鶏レバーの濃厚な旨味を、しっとりと感じさせてくれます
そしてもういっちょう焼き物へ、
こちらは、私の大好きな鰺のみりん干し
芳ばしい焼き目に、みりんの甘みが加わる、最高なおつまみ
凝縮された鰺の旨味もさることながら、他の干物には無い品のある甘みがお酒にもしっかりマッチします
この他にも、鮮魚の盛り合わせや
（この日は、赤身、中トロ、とろサーモン、カンパチ、平目が提供）
石鍋ポテトサラダ、大山鶏の炭炙りなどなど、多くのおつまみを頂いたのですが
いかんせん、総勢9名の団体戦
子供も多く、写真に収める前に平らげられてしまうおつまみが多数
結果として、手元に残った写真＆食材はごく僅かとなってしまいました
という訳で、久々の訪問ながら、正月三が日から大満足させて頂いた、炙りや楽蔵
七輪焼で頂く干物メニューが減少したのは残念ですが、
それを凌ぐ、いや上回る様な創作料理が、多数メニューに追加
七輪を使わない炙り料理も増えた事を加味すれば
「炙りや」の看板を守りつつ、メニューが一新されたように思います
またこの日は、正月2日にも関わらず、店内は大賑わい
近隣の飲食店、その多くがまだ正月休みとなる影響も多少なりあるものと思いますが
それにしても、早い時間帯から予約も多く、広い店内はほぼ満席続き
駅からも近い便利な立地、それでありながら
気の利いた料理、お酒を頂ける人気店は、2020年も変わらず大盛況となりました。
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炙りや 楽蔵
■ あぶりやらくぞう
■ 住所：千葉県千葉市中央区新町15-13 丸三新町ビル １Ｆ
■ URL：https://www.hotpepper.jp/strJ000694282/
（ネット予約 可）
■ 営業時間：17:00～翌0:00
■ 定休日：年中無休
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