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千葉、栄町のディープな居酒屋?なんちゃってBar 油を初訪問 冬の宴会プラン、トマト鍋を頂いてみた

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先日公開した、千葉栄町の「千寿惠 」を訪問した後

誰彼ともなく飛び出すあの名言

『二軒目、どうする??』

をきっかけに、再度寒風吹き荒れる千葉の町並みへ

 

12月も後半に入り、どこのお店も忘年会シーズン真っ只中で、混雑を極めている中

この日、飲んでいた友人の1人が近隣のお店に連絡したところ

『大歓迎で、来て欲しい』

との返事が返ってきたとのこと

 

向かった先は、先ほどの千寿惠 と同じく栄町

旧三越のある通りを、千葉神社方面へとむかった左手

 

店の前には、あからさまに異文化というか只者では無い雰囲気というか

なんにせよ、知らなかったら関わる勇気はなし

 

そんな空気を醸し出している、こちらのお店

「なんちゃってBar 油」となります

 

明るい時間帯に目にしたとして、思わず目を背けたくなる、物言わぬオッサン

千葉が誇るディープタウン、栄町らしいっちゃらしくもあります。

 

しかし、それでありながら、店先の看板には「本日ほぼ貸切」との記載が

はて、貸し切り状態で営業されているお店に、この時間に歓迎されての入店とはどういうことでしょうか??

千葉のディープタウン、栄町でも随一のディープ加減 なんちゃってBar 油へ初訪問

1軒目の千寿惠 から徒歩5分

同じく栄町にあるディープなお店、なんちゃってBar 油

 

ランチ時、この周辺を徘徊している際に、数度目にしたことのあるこちらのお店

夜はともかく、ランチであれば1度くらい訪れてみても・・・と、以前から気に掛けていたお店の1つ

 

しかし、これまでタイミング合わず、訪問機会の無いままとなっていたのですが

この度、一緒に居た友人が行きつけであったことから、初訪問するものとなりました。

 

とは言え、店名である「なんちゃってBar 油」から始まり

店先にいる、どこ見てんだか良く分らんオッサンと言い、その後ろの説明文然り

どこを拾ったとしても際限なくツッコみどころが溢れてくるばかり

 

何気なく、店の前を通ったとして、1人でふらりと入る勇気はわきません

が、ここは行きつけである友人を先頭に送り出し、いざ店内へ

 

意を決して潜り込んだ店内ですが、外へ流れる異質な空気感に反し、中身は至って普通

いや、こちらの店名が「なんちゃってBar」であるものの、その実態はほぼ居酒屋状態

・・・まてよ

バーでは無く、なんちゃってBar

barでは無いから、居酒屋風・・・理に叶ってるのかw

 

そんなお店で提供される料理、おつまみも、

   

こちらの通り、やはりバーと言うよりは居酒屋に近い取り揃え

ただ、こちらのお店にはソムリエの資格を持つスタッフさんが居て、ワインの提供も行っているとのこと

そういった部分を切り取れば、確かにバーらしさも感じられることから、なんちゃってBarに行き着いた・・・ということでしょうか。

 

この他にも、カウンター上に大きなメニューの掲載があったのですが、そちらは見事に撮影をど忘れ

それより何より、この日の訪問に関して、事前に確認した友人が店主さんより

『大歓迎で、来て欲しい』と返事を頂いての訪問となったのですが、その辺の事情がメニューを確認する間を与えなかった要因へと繋がるのでした。。。

身じろぎする外観も、一旦入ってみればアットホームな居酒屋風ワインバーだった

入店前までは躊躇いがちな雰囲気を醸し出していた、なんちゃってBar 油

しかし、店内に入ってみると、目の前に広がるのはいたって普通な居酒屋的空間

 

それでありながら、提供されるお酒はワインが中心となっており、おつまみもそれに見合った料理がメイン

お客さんにも常連が多く、お店のスタッフさんはおろか、常連さん同士でも仲の良い、アットホームなお店となっておりました。

 

さて、本題に戻るのですが

この日、店先に掲げられていた看板には

「本日ほぼ貸切」との記載が

 

しかし、友人がお店へ連絡した折には

『大歓迎で、来て欲しい』との返事が来たとのこと

 

そのカラクリとなるのは・・・

実はこの日、予約が入っていたはずの忘年会が、トンでしまったとのこと

この時期、SNSなどで頻繁に目にする話ですが、団体の予約がドタキャンされるより大きなダメージはありません

 

ましてや、忘年会ともなればコース料理を事前に準備するもの

こちらのお店でも、

この様な宴会プランを準備していたにも関わらず、これが飛んでしまったとあらば

『大歓迎で、来て欲しい』というのも納得の話。

 

初訪問のお店ではあるものの、ここは人助けとばかりに、キャンセルの入ってしまった宴会プランを代わりに・・・

と、漢らしさを見せつけたい所ではあるのですが、すでに一軒目で胃腸のチャージはフル充電済み

 

エラそうに啖呵を切る訳にもいかずにいると、むしろ店主さんの方から

「余らせるわけにもいかないし、安くするから食べちゃって」との事

 

そういう事であれば、こちらもやむなし

という訳で、ドタキャンされた忘年会メニューの一部を、キャンセルした団体さんに代わり頂くことに。

 

まず一品目となるのが、

「海の適当サラダ 自家製ドレッシング」と命名されていた、こちらの品

 

蟹のほぐし身にフライドオニオンをあしらった、葉物野菜中心のサラダ

コース料理を一通り食べ終え、すでにフルチャージされた胃腸であっても、サラダくらいならなんとかセーフ

自家製と記載のあったドレッシングは、玉ねぎをベースとしており、酸味とコクを感じる良い味わいです

空腹で訪れていれば、より一層美味しく頂けただけに、実に残念・・・

 

続いて、2品目には

スズキのカルパッチョが登場

 

先ほどのサラダ同様、保存の利かない生鮮食品ということで、こちらもテーブルの方へ

刺し身で頂くには淡泊なスズキですが、オリーブオイルベースのソース、胡椒で味付けされるカルパッチョには適した素材

元より持ち合わせている食感も良く、アッサリした味わいの奥から上品な旨味を感じさせます

 

先ほどのサラダにせよ、カルパッチョにせよ、お店の風貌からは想像付かない、オシャレな料理ばかり

私はワインに関する見識がないことから、焼酎メインで頂いてましたが、どの料理もワインに合いそうな品だし

居酒屋のような雰囲気を醸し出したワインバーという説明が、ここにきてようやくシックリ落とし込めてきました。

 

そして、続く3品目ですが

ここに来て出てきたのは、まさかのトマト鍋

鍋一杯にトマトとチーズの芳醇な香りが漂っており、具材もキャベツやねぎ、鶏肉を中心に盛りだくさん

しかも、欧風仕立てなのか、上記した以外にも様々な隠し味が使われていそうな雰囲気を感じます。

 

一軒目のお店で出てくる分にはテンションの上がる鍋、となるのでしょうが・・・

ここに至るまでに、鍋を一杯平らげ、おつまみはもちろん、1人前以上の蕎麦までを摂取済み

その〆に追い打ちされる鍋は、ジム通いによって胃腸の拡大トレーニングを進めている私であっても、かなり手強い対戦相手

 

幸い、この二次会から合流した友人もいたことから、鍋の大半はそちらに担当して貰う事に

小皿一杯ほどを取り分け、私も頂いてみたのですが、こりゃ確かにスープの出来が秀逸

トマトの酸味は控えめながら、甘みがしっかりしており、チーズのコクも旨味の増幅に一役買っています

 

具材の主役となる鶏肉も、出汁とトマトの旨味、両方を吸い上げ一品料理のような味わいに

なにより出汁を吸い上げ美味しく仕上がっているのがキャベツで、これは鍋の裏番ともいうべき、陰の実力者に仕上がっています

 

そしてこの鍋、恐らく本領を発揮するのは、〆の味わい方

チーズにトマトが全力投球する鍋ですから、この〆に最適なのはそう、リゾット

当然この鍋にも、〆にリゾットはどうかと勧められたのですが・・・

 

そりゃもう、考えるまでも無し

最早、空気を吸ってるだけでもお腹一杯

ということで、リゾットについては丁重に丁重を重ね、お断りするものとなりました。

 

そんなこんなで、ひょんな流れから初訪問を果たすこととなった、なんちゃってBar 油

その店名や外から感じる雰囲気より、かなり身構えての初訪問・・・

となったのですが、店内の雰囲気、スタッフさんの応対、料理の質と、良い意味で期待を裏切られる結果となりました。

 

私としては、ディープタウン栄町らしい、攻撃的でおふざけの過ぎたお店を

バッサーっとブログで斬り上げる展開を期待するところもあったのですが・・・(笑)

もう普通というか、料理もスタッフさんも、ちゃんとした良いお店過ぎて、店外で感じる様なツッコみどころは一切無し

 

なにより、常連さんが皆さん仲良く、初訪問である私ですら、スンナリ溶け込める空気が実に素晴らしかったです

(日頃、人見知りをウリにしている私を溶け込ませるんだから、そりゃ相当なもんですよ)

 

惜しむらくは、一軒目で食べ過ぎた流れで訪問してしまったこと位でしょうか

次の機会には、しっかり胃腸のオープンスペースを確保しつつ、ワインに合うおつまみ類を堪能させて頂きます。

 

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なんちゃってBar 油

■ なんちゃってばー あぶら

■ 住所:千葉県千葉市中央区栄町35-10 1F

■ 営業時間:11:00~14:00(水曜のみ) / 18:00~23:00

■ 定休日:日曜日

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