JR新浦安駅からバスで5分、埋め立てエリアの焼鳥店、炭火串焼 慶鳥　予想外に高クオリティな料理に思わず驚愕の鶏料理専門店！

台風15号の襲来から2日目

停電した家を諦め、前日をホテルで過ごし、迎えた翌日

 

今日こそは電気の復活を・・・

と願っては見たものの、その気配はいつまで経っても感じられず

 

私1人なら、漫喫でもネカフェで済むものの、子供とカミさんがいてはそうもいかず

前日は早目の決断を選んだことから、なんとかホテルが取れたものの、2日目となるこの日は、千葉市内のホテルどこにも空きは無し

楽天トラベル等を探しに探した末、ようやく空きが見つかった先、それが新浦安

 

夢の国を眼下にする同地には、オリンピックに向けてか、ホテルも建設ラッシュ

幸いこの日が平日であったことから、当日予約でも空室が見つかり、値段や距離など気になる部分はあるものの、新浦安にオープンしたばかりのホテルへ宿泊することに

 

晩ご飯についても、そのままホテル内のレストランで・・・

と予定していたのですが、同レストランはこの日に限って貸しきりとのこと

21時を過ぎれば入店可能とのことですが、その時間まで子供を待たせることも出来ず、近隣のお店へと向かうことに

 

すぐさまネットで検索し、ホテルからの距離と手軽そうな雰囲気

この2点を理由に選んだ、この日の晩ご飯先がこちら

新浦安駅とホテルエリア、その中間に位置するマンション街

（同じ千葉県とは言え、土地勘の無いエリアだけに、どう呼べば良いものか分らずｗ）

同エリアの1Fにお店を構えている「炭火串焼 慶鳥」という焼鳥店で、晩ご飯を頂くものとなりました。

新浦安駅から、埋め立てエリアへバスで5分　マンション街の一角で見つけた焼鳥店、慶鶏

前日の台風から1日半が経過したものの、未だ街中が台風のもたらす被害でざわついている千葉市

市内の中心を走る幹線道路ですら、停電による大渋滞を引き起こし、パニック状態が続いている一方

 

昨日の昼に訪れた海浜幕張同様、台風被害の面影すら感じない新浦安

通常通りに営業しているホテルはもちろん、電気の不通や倒木の様子も無く、同じ千葉県内とは思えない平穏な雰囲気を感じます

 

その空気感と同じ様に、台風一過を感じさせずに営業していたのが、

本日の晩ご飯に訪れた新浦安の焼鳥店、炭火串焼 慶鳥

 

この日、お店を訪れた時刻は17：45過ぎ

前日からバタバタとした時間を過ごしている都合上、早めの晩ご飯をとり、子供を休ませるべくの訪問となりました

 

そんな慶鶏のメニューですが、まずはアルコール類から

このタイミングで泡盛フェアを開催しているらしく、全6品が400円にて提供

お隣は芋、麦となっており、定番中心ですが、品揃えは充実している様です

 

その他アルコール類には、ビールやハイボール、サワー類各種に加え、

日本酒の方も、全11種が勢揃い

お隣には、変わり種？メニューでしょうか

デミハンバーグやせせりの生姜焼きなど、焼鳥店らしいのからしくないのか、一風変わったメニューも提供されています

 

続いて、メインとなる焼鳥の方へ

まず1発目に飛び込んで来たのが、串焼きの中でもいわゆる、稀少部位とされる品々

ふんどしと油つぼ（ぼんじり）は品切れながら、はつもとやソリレス、ふりそでなど、拘りを感じさせる品が並んでおります

 

続いては、メジャー系の串焼きですが、

こちらもしっかり、定番どころが取り揃っております

中でも目を惹くのが、白レバー

レバー好きとしては、欠かせない一品ですし、焼鳥店のレベルを示すのもまた、レバーの美味しさに比例します（←あくまで私の独断ｗ）

 

バリエーション豊富なささみも気になる一方、

続いてのページでは豚串、更には創作系の串料理へ

先ほども目にした白レバーに、あろうことかチーズをトッピングする品も発見

辛党としては気になる、HOTとりもも、かしらも見過ごせませんね

 

続いてはおつまみページへ

こちらは鶏料理から離れた品々が掲載

ですが、その組み合わせからしてどれも、お酒が進む雰囲気を感じさせます

 

更には「逸品」と称したおつまみメニューへ

こちらは、鶏を使ったおつまみ類となっており、バリエーションも豊富

とりももやせせり、鳥皮などを使った炒め物や煮込みが並んでおります

 

更に進むと、今度は揚げ物へ

こちらは鶏料理に拘ること無く、居酒屋テイストな揚げ物が中心

ここで気になったのが、ポテトフライ、そしてコンソメポテトフライの2品

 

どちらもポテトフライトしては高めな480円となりますが、両者ともに同じ値段とは一体…？

せっかくなら、並べて食べ比べたいところですが・・・今日の所は鶏が優先ですね

 

そして最後のページでは、ご飯ものへ

鶏料理のお店らしく、極上と称される親子丼から始まり、そぼろ丼に焼鳥丼

アボカドネギトロユッケ等もある中、私が見過ごせない品となったのが

「スパム入りガーリックチャーハン」なる品

 

大のスパマー（スパム好き、という意味）を自認している私にとって、これは欠かせない逸品

鶏カレーや鶏らーめんも捨てがたいものの、スパムがガーリックと出会ったチャーハンの魅力には届きません

 

これはもう、〆を「スパム入りガーリックチャーハン」に定めたメンバーでエントリーすることに

まず串焼きの方については、店内に掲示のあったお勧め類より、

人気ランキングの1位～5位を全てオーダー

その他、おつまみについても人気メニューを中心に注文を進めてみようと思います

 

という訳で始まった、まさかの新浦安

しかも、マンション街の一角という、地元民だからこそ訪れるような焼鳥店での晩ご飯

 

最初の一口に頂くは、

その軽い飲み口故に、最近のブームとなりつつある、サッポロ赤星ことラガービール

お通しには、鶏のクリーム煮を提供して頂きながら、初慶鶏をスタートするものとなりました。

たまたま寄った焼鳥店ながら、出てくる品は絶品尽くし！　焼鳥はもちろん、〆ご飯まで完璧な布陣！

この日、宿泊せざるを得なかったホテルから、徒歩数分

と、近いという理由だけで選ぶものとなった、新浦安の焼鳥店、炭火串焼 慶鳥

 

ホテル内のレストランのような高額では無く、お手頃な値段で晩ご飯が食べられればOK

そんなノリで訪れたお店ではあるものの、メニューを見る限りでは、大当たりを引いたような予感がヒシヒシ

 

これは想像に無かった掘り出し物を見つけたのでは！？

そんな雰囲気が漂う中、まず1品目には

知らぬ間にカミさんが頼んでいた、こちらのサラダ

2日連続のホテル暮らしとなり、野菜不足を懸念してのオーダーと思われます

 

私的には、気になる鶏料理多数の同店だけに、野菜などで腹を埋めてる場合じゃ無い

と声高々に断りたいものの、頼んでしまったものは仕方なし

 

お通しの延長な位置づけで、サラダを頂く中、オーダーした串焼きの方が順に登場

まず1品目を飾るのが、こちら

炭火串焼 慶鳥の数ある串焼きの中でも、人気NO1とされる「はつ」になります

焼鳥店の人気ランキング、その１位に「はつ」が名を連ねるのも珍しいですが、何より驚きなのはお値段

 

250～300円する稀少部位が多数並ぶ同店で、こちらのハツはお値段１００円

いわゆる大衆焼鳥店と変わらないお値段となるのですが、それが人気NO1とは？

 

気になる部分は多数も、取りあえず一口

なるほど、、、確かにこのハツ、ただ者じゃありません

 

一口目の食感こそシンプルにハツながら、身の柔らかさに味の濃さ

そして絶妙な食感を感じさせる焼き加減と良い、どれもがトップレベル

素材の良さと、焼きのテクニック、両者が整わなければ成立しない、絶品なハツです

 

なによりこのレベルのハツが、お値段１本100円というリーズナブルさ

確かに人気NO1であることに頷ける、納得の1品目です

 

続いて2品目となるのが、

こちらの白レバー

鶏の中でも数十羽に1羽ほどしか取ることが出来ない、いわゆる脂肪肝のレバー

人間であれば不健康な肝臓、と言わざるを得ないものの、それ故の美味しさがあるのも事実

※ ちなみに私、肝臓は健康な方ですｗ

 

レバー特有の臭みはもちろん感じず、柔らかな食感と共に甘みが広がります

同串はタレにて提供されますが、そちらも甘みを引き出しており、主張し過ぎることも無し

素材と味付け、両者のバランスが取れた、さすがの白レバーとなっております

 

続いては、箸休め代りに私がオーダーしたこちら、

その名も、バリ辛冷や奴

シンプルな冷や奴の上に、食べる辣油とネギ、更には一味もトッピング

子供には厳しい辛さながら、ご存じ辛党の私には、ビールのアテに最適な一品

箸休めと呼ぶに相応しい辛みを味わいつつ、次なる串を待つものとなります

 

続いて、3品目となる串がこちら

こちら、老若男女みんなが大好きなつくね

 

前述した二本に比べると、突出した魅力はないものの、安定感あるつくねならではの美味しさと、タレとの融合

そして卵の黄身を絡める事で産まれるコクとのマリアージュを楽しめる一品

これはもう、私やカミさんより、子供が第一に飛びつく安心の一品となります

 

続く4品目には、串焼き人気ランキング第三位となる

こちらのせせりとなります

お店によっては稀少部位にも位置づけているセセリ

ですが、同店では串焼きだけに留まらず、様々な調理法で同部位を提供

 

鶏が最も動かすと言われる、首の後ろの肉となるセセリですが、プリッとした食感に脂の旨味も共に味わえる部位

両者の持ち味をしっかり活かした焼き加減で提供され、滴る脂と肉感を共に味わえてしまいます

 

ついでに茄子の串焼きも1本だけオーダーしたのですが

こちらはアッサリした味わいながら、噛みしめる毎に飛び出すジューシーさも魅力

鰹節にちょっぴり醤油を垂らしながら、夏野菜らしいスッキリした旨味を味わえます

 

そして、串焼きの5本目を飾ったのが、

こちらの人気4位となる品、ソリレス

ももの付け根に当たるお肉を、もも皮で巻き上げ焼いた一品

弾力と食感、脂の旨味と、ひと噛みで二度三度の味わいを楽しめる贅沢な一本

 

ボリューミーで肉厚な姿に加え、焼き目の香ばしさや脂の甘み

なによりジューシーな皮目の味わいに加え、もも特有の肉感も楽しめるなど、焼鳥の醍醐味が詰りまくった一品となります

 

以上が、炭火串焼 慶鳥の人気上位5本となるのですが、これに加え

・ふりそで

・背肝

・とろ皮

・もも皮

などをもオーダー

 

品数が多くなってしまったので割愛しましたが、そのどれもがお値段に比例しない、極上な品ばかり

場所が場所なら、10本前後のセットで3～4000円でも不思議ではない、そんな串焼きを1本100円から頂けてしまい

しかも、1本からオーダーが可能となるスタイルもまた、住宅街（といっても高級マンション街ですがｗ）ならではの焼鳥店故、でしょうか

 

思いがけない名店の発見に驚きを隠せず、まだまだアレコレ食べたいところ・・・

ではあるものの、初志貫徹とばかり、本日の〆に絶対外す事が出来ない、あのご飯をオーダー

 

そう、

メニューを一目見たその瞬間、稲妻が走るかの如く恋い焦がれた

「スパム入りガーリックチャーハン」となります

 

遠目でも沸き立つ、ガーリックの食欲昂ぶらせる香り

おそらくは、ガーリックパウダーを使用し、香りを高めているものと思われますが、このジャンクさこそチャーハンならでは

加えて、焼鳥店でありながら、鶏肉を使用せず、敢えてのスパムを使用するあたりも、私好みのヤンチャな仕上がり

 

両組み合わせ共に、なんとなく想像を膨らませることが出来る味わいにはなるものの

良い意味でその想像を真っ当に継承し、再現してくれた最高にジャンクなチャーハン

ここまでに頂いた串焼きのどれもが、上品であったからこそ、まどろっこしさの無いストレートでガツンとくる旨味が溜まりませんね

 

 

そんなこんなで、たまたま見つけ、飛び込みで訪れたものの

予想を良い意味で大幅に裏切る品々と遭遇した、新浦安の炭火串焼 慶鳥

 

高級マンション街の一角にお店を構えているだけに、その客層や雰囲気もまたハイソな空間になるのか

と思いきや、良い意味で焼鳥店らしい大衆さとリーズナブルなお値段での提供

 

また、土地柄からかお子さん連れでの訪問はもちろん、外国のお客さんが多く見られるのも特徴の一つ

それでありながら、従業員さんも親切で気配りある対応をされており、子連れでも気兼ねなく訪れることが出来ました

 

浦安という土地柄だけに、私が普段使いすることは難しいものの、近所に住んでいたなら間違いなく、頻繁に足を運ぶ事だろうなあ

そう思わせてくれる居心地の良さ、そしてスベり知らずな串焼き＆おつまみ＆〆ご飯を存分に堪能させて頂きました。

 

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炭火串焼　慶鳥

■ すみびくしやき よしどり

■ URL：https://www.hotpepper.jp/strJ001021597/

（ネット予約 可）

■ 住所：千葉県浦安市日の出5-5-1 COCO街区E 

■ 営業時間：11:30～15:00 / 17:00～24:00（金、土 ～翌1:00）

■ 定休日：年中無休