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京成船橋駅から徒歩5分のジビエ料理専門店、焼ジビエ 罠 一目を初訪問! 鹿にイノシシ、キジに・・・蜂!? 唯一無二の絶品ジビエを堪能!!
この日は久々、仕事関連のメンバーで外食へと出掛けることに
通常ならば、勝田台界隈を選ぶものとなるのですが・・・
一度、津田沼まで進み、そこからV字に折り返さねば向かえない勝田台
行きはともかく、飲んだ後の帰り道にて
津田沼より乗り換えるのがとにかく面倒なことから
今回は中継地点となる船橋へと集合することに
ただ船橋の駅前もまた、ゴチャゴチャしたお店が多く
新型コロナの第二波が押し寄せている中で足を運ぶには
ちょっと躊躇するお店が多くもあります
そんな経緯もあって、本日のお店は
駅から少し離れつつ、そこまでゴチャつくことが予想されないお店を選ぶことに
ちょうど1年前から気に掛けていたものの、これまで機会に恵まれず
足を運べなかった1つに、本日の条件にバッチリハマるお店を発見
それがこちら、
JR船橋駅からだと7~8分
京成船橋駅から徒歩5分程となる、焼ジビエ 罠 一目を訪れるものとなりました。
京成船橋駅から徒歩5分、都内の人気ジビエ専門店が船橋へ!! 焼ジビエ 罠 一目を初訪問!!
約一ヶ月ぶりに足を伸ばした船橋
本日訪れた先は、ジビエ料理の専門店、焼ジビエ 罠 一目
同店は、昨年船橋にオープンした、店名通りのジビエ料理専門店
神田や八丁堀にもお店を構えており、全国津々浦々から仕入れたジビエ料理が頂けるお店でして
オープン当初より気に掛けていたものの、ジビエに付き合ってくれる友人もおらず
なかなか機会に恵まれなかった中、今回ようやくの初訪問
同伴した友人らがジビエ好きか否かはともかく
話題性あるグルメであれば食い付くであろう・・・
と勝手ながら予見し、同店を訪れるものとなりました
余談ですが、私の居住地である千葉市内にも
少し前まで、ジビエ料理専門店があったものの
こちらは残念ながら、既に閉店済み
上記店舗も、お通しに提供される雀から始まり、
鹿にイノシシは当たり前、ワニに熊に、らくだにカンガルーにと
様々な獣肉が食べられる、話題性満載なお店でありました
が、話題性ばかりが先行したのか
結果として、現在お店の方は閉店
対する、本日訪れた「焼ジビエ 罠 一目」は
前述した通り、ここ船橋だけで無く、都内にも店舗を構えるお店
話題性ばかりにフォーカスした品では無く
純粋に「美味しいジビエ」が食べられることでも知られております
そんな期待を抱きながら、予約時間の18時にお店へと到着
まず向かうメニューの方ですが、
こちらのお店では、日ごとに仕入れが異なるのか
その日に提供出来る肉の種類・部位を、メニュー上にレ点を付けて掲載
鹿、イノシシ、キジらについては、概ねの部位が提供可能となる中
いわゆる「希少肉」に分類される
・ウサギ
・真鴨
・穴熊
・ヒグマ
・ツキノワグマ
これらについては、仕入れも難しい様で
この日、提供が可能となっていたのは、穴熊のみになるとのこと
さすがに私も、穴熊については未食となりますが
いきなり頂くには、ちょっとハードル高そうな品
まずは、鹿にイノシシにと、
失敗の無いジビエから頂いてみたいな・・・、とメニューを眺めている所へ
これまた、程良い品々で構成されたセットメニューを発見
写真が相当にブレておりますが
・鹿3種
・猪3種
・雉2種
その他、3品のジビエおつまみがセットとなった
■ 罠セット(1人前 1,980円)
■ 肉罠セット(1人前 2,480円)
これら二種のセットメニューを発見
500円の価格差がありますが、その差異となるのは
焼き物以外で提供される、おつまみの違いになる模様です
なかなか決めかねるメニュー構成にはなりますが
これであれば、美味しそうな所を一通り網羅することも可能
という訳で、本日の料理については
「肉罠セット」を人数分で頂いてみることに
ちなみに、お酒メニューについては以下の通りで
ビール、サワー、焼酎、ワインなどなど
獣肉との組み合わせにマッチしそうなお酒を中心に提供
ただ、所々に手を止める飲み物も存在しておりまして、
罠ハイにマルスハイボール
グレートリッチサワーにどぶハイなど・・・
店名を飾るドリンクだけに、危ういことも無いのでしょうが
飲み物の名前なのに、罠だもんなぁ
そう言えばここのお店、
事前に仕入れた情報ではどうにも怪しいお酒があった様な
メニュー上にそれらしきものは見つかりませんが、果たして・・・
ひとまずは無難なスタートを切るべく、ビールから注文
お通しとして提供されたのは、
こちら、キャベツの浅漬けとなります
これより提供される料理が、獣肉多数となることからか
まずはアッサリしたお漬物を頂くことに
さて、ドリンクについてですが
私はひとまず、ビールを頂いてみたものの
前述した通り、ネーミングから気になる品も複数発見
その中より、頂いてみた2品が、
こちら、向かって左がどぶハイ
そのお隣が、罠ハイとなっております
どぶハイの示す「どぶ」は、どうやらどぶろく
濁り酒の風味を感じさせますが、アルコール度数としては飲みやすく調整
対する罠ハイですが、こちらは・・・なんと言うべきか
恐らく、オロナミンCやデカビタなどに代表される
エナジードリンク系で割った焼酎になるものの、その正確な判断には至らず
そんな1杯目のお酒を頂く傍ら
本日注文した、コースの1品目が早くも到着
こちらが、鹿肉のユッケとなります
使用しているお肉は鹿肉とのことですが
ユッケダレにゴマ油の風味、更には卵が絡んでしまえば、これはもうユッケ
なんの肉を使用しているか?
を感じさせることは無いものの
鮮度の良いユッケである事だけはバッチリ伝わってきます
そんなおつまみを頂く傍ら
2杯目のお酒を頂く手前で、先ほどの話題が浮上
なんか、興味惹かれるお酒があったものの
その正式名称も分からなければ、メニューにも無いお酒
いわゆる「裏メニュー」的な扱いなのか?と気になりだし
ワンチャンあれば、とお店のスタッフさんに尋ねたところ
『あーハチチュウですね、ありますよ』との返事が
ハチチュウ・・・?
これまた奇っ怪なネーミングを引っさげたお酒だ事で
普段であれば、お店を紹介する上でも
奇っ怪なメニューには率先して飛び込むところとなるのですが・・・
相手はお酒、加えて本日は
私が飛び込まずとも、代わって突き進んでくれる特攻役を同伴中
ここは、彼らに任せるべく
「ハチチュウ」なるお酒を頼んでみたところ・・・、
まさか・・・その発想はなかったよ
焼酎と思しき、黄金色のショット
その中に浮かぶ・・・沈む・・・
いや、急性アル中?となっているのは、まさかの蜂
しかも、ちょっとやそっとの蜂では無く
こちら、オオスズメバチなる特大サイズの蜂となります
これが果たして、どんな効能をもたらしてくれるのか
そんな説明は1つとして無いものの、スタッフさんからただ一言
『蜂も食べられますよ』
食べられる、かどうかと
食べたい、かどうかは、全く別世界のお話でして
ひとまず、焼酎のみ頂いてみたところ
蜂の風味は感じずも、アルコール度数はかなり高め
ウォッカやテキーラを思わせる、強めのお酒となる訳ですが
さて、この焼酎自体は飲み干せたとして、
これを一体どうしたものか・・・
と、誰もが蜂を前にして二の足を踏む中
「意外と普通に食べますよ」
・・・え?
テーブル中がざわついている、その端より
誰もが気付かぬ間に、我先にと蜂へ特攻を仕掛ける猛者が登場
せめて全体が注目している間に食べてくれるのならともかく、
誰もが目を向けていないタイミングで食べ干すとは
どれだけ間が悪いんだ??
しかも、表情1つ変えずに蜂を飲み干すとか
一体、どこ中出身だよ
物怖じすることなく蜂を成敗した特攻隊長曰く
「噛み切れない海老みたいですね
ただ、染み出てくる焼酎がヤバいっす」
・・・なるほど
分かった様な、分からない様な説明にはなりますが
とりあえず、オオスズメバチは食べられる、という事実だけ確認するものとなりました。
鹿にイノシシ、ウズラにキジに、果ては蜂まで飛び出すジビエ専門店も、その料理は絶品揃いだった
まさかの蜂が登場となり、騒然とする焼ジビエ罠
海老の様な食感、との説はあるものの
当然、そこに海老の風味がある訳では無し
なにより、こちらに向けるあのふてぶてしい表情
あの目に見つめられると、沸き上がった食欲も減退する始末で
そもそも蜂は、ジビエなのか?
など、様々な憶測で騒然とする中、テーブルの方には七輪が到着
ここから提供されるジビエは、どうやらこの七輪にて焼いていくものとなるそうでして
続いて提供となったのは、鹿肉3種盛り
まずはお手本を・・・と、お店のスタッフさんが
日本鹿のもも肉(塩)を七輪の上へ
徐々に火が入っていくその様は、
牛肉のロースら赤身肉のようにも見えます
ミディアムレアくらいがお勧め
とのことで、程良く火が入ったその姿がこちら、
おお・・・確かにロースっぽい
正確には鹿のもも肉となるこちら、
下味が付いているとのことですので、そのまま一口
初手でまず感じるのは、しっかりした肉感
火加減が程良く、固くはなっていないものの
しっかりした弾力を備えており、まるでアスリートの様な筋肉質を感じます
ですが、その赤肉を噛みしめていくと
ジワジワと染み出てくる、赤肉らしい旨味
牛よりも甘みが強く、かといって臭みなどは一切感じず
下味の塩も鹿肉本来の旨味を引き立てており、素直に美味しいと言える鹿肉になっております
その他2種の鹿肉は以下の通りで、
左側は、同じく日本鹿となりますが
こちらの味付けは、醤油ダレになるとのこと
もう一方は蝦夷鹿で、こちらはバラ肉
日本鹿と蝦夷鹿とで、どの程度の個体差があるのかは分からないものの
三種それぞれ、異なる味わいを食べ比べる事が出来ます
中でも、バラ肉の美味しさは格別となっており
しっかりした弾力を持ち合わせながら、噛みしめることに飛び出す脂の旨味も味わえる、
牛や豚には無い、鹿ならではの美味しさを楽しむ事が出来ます
続いては、本日の煮込みとして
こちら、イノシシが提供となります
味噌ベースで煮込まれた猪となるのですが、
こちらは、良い意味でクセのある味わい
味噌を使うことで、臭みは減少しておりますが
野性味とでも言いましょうか、ジビエらしい風味を残しています
脂もたっぷり乗っており、身肉は柔らか
ホロッとほどける口溶けを味わえる品となります
続いても焼き物となるのですが
こちらはお店側にて焼いた状態で提供となる、
日替わりのセットメニュー、鶉(うずら)の塩焼きとなります
ほぼ丸のままで焼かれた鶉ですので、骨が多い点が特徴
脚などはそのままとなっておりますので、ここは食べづらいものの
その上、もも肉などは弾力ある歯ごたえが楽しめます
胸肉の方にも、骨がしっかりしている為
小骨を出しながら頂くものとなりますが
脂質は少ないながらに肉は柔らかく、パリッとした皮目含め楽しめる品となりました
続いてもまた、お店側で仕上げた品となる、
こちら、瓜坊(猪の子供)の塩焼きとなります
先ほどの煮込みに比べると、臭みを感じない猪となっており
脂質は少なめながら、身の柔らかさが特徴的な肉でして
アッサリした塩味にはなりますが、弾力を兼ね備えており
また皮目には、他の肉にはないコラーゲン質の柔らかさを感じたりと
これもまた、他では味わう事無い独特の風味
そして、猪三部作のトリを飾るのが、
ロース、もも、バラの三点盛り
どれも脂の乗った肉質が特徴的でして、
七輪で焼く際には、脂部分を火力の低い外側に
赤肉部分を内側に向けながら、火を通していくものとなります
脂の焦げ付きに注意を払いながら、焼くこと数分
赤肉部分にはまるで豚肉の様な食感を感じますが
脂部分はさすが猪、独特の甘みを持ち合わせています
表面がパリッと、中はジューシーに焼き上がり
野性味ある脂の甘みと旨味、それを引き出す塩加減も絶妙
味変用に提供される
・にんにく醤油
・山わさび
これらとも良くマッチし、塩・醤油以外の味わいも楽しむ事が出来ます
そして、最後に提供された品が、
こちらの雉
胸肉と手羽の二種が盛り付けられての提供となります
胸肉は鳥同様に、アッサリした味わい
若干、火を入れすぎた様に思いましたが
鳥の様にパサつくこと無く、しっとりした味わいが楽しめます
一方の手羽ですが、こちらは実質鶏皮の様な部位でして
パリッとした食感と、中に行くほど柔らかさを兼ね備えており
ジューシーな脂の甘みを味わうものとなりました。
そんな感じで、全3品の焼ジビエ
更には、ユッケに煮込みなど、多彩な調理を味わうものとなった、
船橋の焼ジビエ 罠 一目
ジビエ=臭みが強い
といったイメージがある中、その印象を全く感じさせない
肉そのものの旨味を活かした、焼肉各種を味わうものとなりました
タレや調理法で、独特の風味・臭みを消すお店が多い中
こちらで頂くジビエ各種は、潔いほど塩や醤油といった下味が中心
それでいながら、美味しく頂ける裏には
素材の鮮度、手当の良さがあればこそ
牛や豚、鳥肉とは異なる
良質なタンパク質をたっぷり堪能すると共に
「オオスズメバチは海老っぽい」
という豆知識含め、その野性味溢れる味わい、存分に堪能させて頂きました。
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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頂いた評価を参考に、更なる酒場放浪に精進致します。
焼ジビエ 罠 一目
■ やきジビエ わな
■ 住所:千葉県船橋市本町2-26-28 中田ビル1F
■ 営業時間:15:00~24:00
■ 定休日:不定休