都賀駅から徒歩3分、西都賀エリアの隠れ人気店 やきとり 大八を初訪問！　名物は焼鳥・・と思いきや、まさかの絶品メニューに遭遇！！

「焼き鳥、食べたいんだけど」

何の前触れも無く、カミさんが放ったこの一言

 

ああ、そうですか。焼き鳥ね。

 

つい1ヶ月前に「やのまこと」へは足を運んだものの

あちらは焼き鳥店、というよりむしろ、鶏料理の専門店

 

鶏を焼いてはいるものの

恐らくカミさんの想像している「焼鳥」とは異なるご様子

 

となれば、我が家で行きつけの「焼鳥」に合致するのは

京成千葉駅すぐ目の前となる、鳥万が希望に添ったお店になるのでしょう

 

 

いや・・・でも待て

千葉駅周辺の焼き鳥店については、

結構な数のお店に足を運んできたものの

 

結局、リピートしているお店となるのは

・鳥万

・やのまこと

この2軒くらい

 

しかし、焼き鳥店はこればかりでは無く

まだまだ新規開拓する余地があるのでは無かろうか？？

 

例えば都賀駅

あそこの西口周辺には、石を投げればぶつかる程に

焼き鳥、串焼き店が乱立しているし

 

まだ見ぬ焼き鳥の名店、これを探すのもまた

私に掲げられた使命の1つではなかろうか？？

 

そんな重責っぽいことを言ってみたものの

要は、新たに美味い焼き鳥店を探したいだけ

 

 

その一心でネットを探し回ったところ

都賀駅の西口に、雰囲気良さそうな焼き鳥店を発見

 

カミさんにお伺いを立ててみたところ

「良さそうじゃん？？」との返答も得られたことから、こちらに決定

 

という訳で毎週恒例

週末、夜の外食を今週はこちら

都賀駅西口から徒歩5分程の焼鳥店、大八を初訪問するものとなったのです。

都賀駅西口、西友裏で「やきとり」を掲げる居酒屋、大八を初訪問

前述した通り、焼鳥、串焼きのお店が多く建ち並ぶ都賀駅周辺

チェーン店から個人店まで、とにかく店舗が多く、

大衆価格の焼鳥店から拘りのお店まで、その様式も様々なのですが

 

本日、初訪問するものとなった大八

こちらのお店、見たところの雰囲気では

昔ながらの焼鳥居酒屋、といったお店に見受けられます

 

ただ、土曜の夜である事から、事前にカミさんが予約の電話を掛け

子供連れでの訪問である事を確認したところ

非常に気持ちよい受け答えをして頂け、感じが良かったとのこと

 

電話の感じが良いお店に悪いお店は無い・・・

かどうかは分かりませんが、少なからず好印象からのスタートを切ることに

 

 

さて、この日お店に着いた時刻は18時少し手前

土曜の夕方とあってか、店内にはすでに4組のお客さんが入店中

 

いやでも待てよ

このお店って、17：30オープンじゃなかったっけ？

ということは、開店からわずか15分で、すでにこんなにお客さんが？？

 

ただなんとなく、焼鳥目当てで探したものの

これは思わぬ人気店の発見、でしょうか？？

 

店内の作りは、お店の中心に焼き場

それを囲う形でカウンター席が設けられており、その席数は10席程

 

ただこの席数も、お隣との空間を広く取った距離となっておりますので

通常であれば、もう数席が用意されているのかも知れません

 

カウンター席に加えて、小上がり席も広く完備

こちらは4人掛けで6席となっており、団体さんでも入店が可能な様子となります

 

それでは早速、メニューの方をチェックしてみますと、

まずTOPに並ぶのは串焼きから

 

ただこちら、焼鳥がメインかと思いきや

その半分程は豚串になるようでして

鳥と豚、双方の串焼きが頂けるお店となるようです

 

続く一品料理ですが、こちらは居酒屋の定番系が中心

しらすおろしにまぐろ＆いか納豆、

厚揚げ焼きに揚げナスなど、斬新さは無いものの安定感を感じさせます

 

続いてお酒メニューに行きますと、

ビール、サワー、ホッピーなど、雰囲気通りの取りそろえ

 

ここに続いて焼酎のボトルが並ぶのですが、

こちらのボトルは通常の四合瓶、五合瓶と思いきや、まさかの一升瓶も多数

 

ただボトルキープ期間が2ヶ月とのことですから

ここで一升を入れてしまうと、結構な頻度で通わなければ厳しいですね（笑）

 

その他、日本酒メニューも以下の通り提供されつつ、

 

黒板の方には、

本日のお勧めも発見

 

串焼きを中心としたお店となる為でしょうか

一品料理、ご飯ものなど多くは無いものの、これだけの人気店

それだけ、串焼きに対する熱量が期待持てそうです

 

ひとまず、注文の方はかみさんに任せ

本日のお通しには、イカ

共に頂くのは生ビールからスタート

 

サクッと頂けそうなおつまみを2品先にオーダーし、

こちら、子供が大好きなもずく酢

 

そして、

ガツのお刺身を頂きながら、串焼きの到着を待つものとなります。

都賀駅近くの人気店で頂く焼鳥が絶品・・・かと思いきや、実は豚串各種こそが絶品揃いだった

ビールと共に、おつまみ数品を頂きつつ

注文より待つこと20分程が過ぎた頃でしょうか

 

『お待たせしました』の声と共に、2皿がテーブルの方へ

 

まず1皿目が、

こちら、塩の各種

 

そしてもう一方が、

こちら、タレの串焼き各種となり、一挙に到着

 

こちら大八では、串焼きは全て二本ずつの注文となるのですが

まずはカミさんに任せて注文

 

欲の皮が突っ張った注文を推し進めた様で

上記の通り、一気に7種もの串焼きが到着となってしまいました

 

いずれにせよ、焼きたてを頂かなければ全てが台無し

 

まずは塩の方から頂くべく、

最初に手を付けたのは、こちら皮から

※ 急いで口にしてしまい、残り半分の所で撮影ｗ

 

パリッと炭火で焼き上がった鶏皮となっており

特有のジューシーさと香ばしさを感じます

 

が、良くも悪くも平均的な鶏皮であって

驚きや物珍しさも無く、いささか拍子抜け

 

難がある訳では無いものの

かといって、思わず足を運ぶ程とも言えず

 

ですが、お客さんはこの通りの繁盛ぶり

何かまだ、秘密があるのでしょうか？？

 

続いて手を付けたのは、

こちらのネギマ

（お店のメニュー表記では「とりねぎ」となります）

 

こちらは、子供でも食べやすい様に、とタレにて注文

炭火の香りが移った食欲を掻き立てる風味はあるものの

かといって、それ以上でもそれ以下でも無い品に感じます

 

うーん、なんだろうか

悪くは無いけど、特筆すべきほどでも無い

 

でもこのお客さんの集まり様を思うと

まだ何かが潜んでいる様にしか思えないし・・・

 

そう疑問を持ちながら、続いて手を付けたのが、

こちらの串

 

一見するとレバーの様に見えるこちら

商品名は「ちれ」となっており、豚の脾臓とのこと

 

あまり目にしない風変わりな品となりますが

注文時の説明によると

『レバーとは違う食感で、美味しいですよ』とのことでして

 

早速こちらを頂いてみますと・・・

 

・・・美味っ！！

 

確かに一瞬はレバーと見間違えたものの

その食感全く異なる、プリッとした歯ごたえ

 

それでいながら、牛もつの様な旨味を宿しており

レバーの様なパサつきも無く、タレとの相性もバッチリ

 

せっかくならば、と

和辛子を漬けながら、再度頂いてみますと

これまた甘いタレとの相乗効果で美味さがアップ

 

先ほどまで頂いた、鳥串2品については

正直、今ひとつの感触だったものの

そのイメージを一気にひっくり返すだけの価値を持ったちれ

 

もしやこちらのお店、頼む品によって当たり外れがあるのでしょうか？？

続いては、こちら

鳥のつくねを頂いてみたのですが

ふわっふわで柔らかく仕上がっているものの

鳥の旨味を感じるかと言えば、まあそれなり

 

鶏皮、ネギマ、つくねは平均的

でも、豚のちれは絶品

 

もしやこのお店って・・・

なんとなく攻略法が見えてきた辺りで、

続いてはこちら、なんこつを頂いてみます

 

メニュー上には「なんこつ」とのみ記載があり

てっきり鳥のなんこつが出てくるものかと思いきや

こちらは見ての通り、豚のなんこつ

 

その答えが示す通り、このなんこつも、まあ美味い

コリッとした食感に、骨周りの肉には旨味が満載

アッサリした塩でも文句なし、ジューシーな旨味が味わえます

 

これはもう、お酒無しでは頂く事が出来ず

ここからは日本酒にしようか、と思ったものの

この豚串の美味しさをより引き立てるならば、

この場は、空気に合わせ「ホッピー（黒）」を頂く事に

 

ちなみにこちらのお店

ホッピーは瓶＆グラスでの提供では無く

上記の通り、ジョッキに入った状態での提供となっております

 

先ほどのなんこつで確信した通り、

次は、期待を込めてのタンを頂きます

 

こちらも、お店の方のお勧めに従い、塩にて注文

独特の食感の中に、旨味も混在

塩の加減も程良く、素材の旨味をしっかり引き出しております

 

一週目で注文した、最後の串となるのが、

こちらの鶏レバーとなるのですが

ここまでに感じた、私の攻略法に間違いが無ければ

こちらの鶏レバーも・・・な、はず

 

なんとなく予想しながら頂いてみると

うん、レバー特有の臭みは感じられませんが

パサッとした食感となり、絶品レバーには至らず

 

と、ここまでに鳥と豚、7本の串を食べ比べてきて

良くも悪くも、当たり外れが見えてきたものの

その流れには、完全な偏りがあるのです

 

そう、ここ大八は

「やきとり」と名乗るお店だけに、鳥が名物と思いきや

じつは、豚串にこそ絶品メニューが多数潜んでいる、そんな答えを発見

 

導き出した攻略法の答え合わせをすべく、

更に追加注文で頂いたのが、

こちら、鳥の手羽先と、豚のかしらを塩にて

 

そして、タレでは

こちらのこぶくろを頂き、再度食べ比べると

 

やはり、私の読みは的中

手羽先もそれなりではありますが、あくまでそれなり止まり

 

対するかしらは、ジューシーな脂の甘みに

弾力ある肉の歯ごたえ、噛みしめるごとに増す旨味が満載

 

同じくコブクロも、鮮度の良さからか独特の食感が活きており

タレとの相性も良く、存分に甘みを味わえる品となりました

 

 

そんな感じに、初訪問を果たした大八

焼鳥をお目当てにお店を訪れたものの、

頂く品の中で絶品な品となるのは、豚串が中心

 

もちろん、鳥が悪かった訳では無いのですが

とにかく豚串の美味しさがピカイチでして

 

お店の人気の理由についても、おそらくは

この豚串の美味しさが牽引している部分が大きいのでは無いかと

 

ちなみに、帰り際

お店の前の看板を改めて見直すと、

 

やきとり、と書かれてはいるものの

そこに記載されるイラストは、豚

 

考えて見れば、北海道で言うところの焼鳥は豚

こちらの店主さんが北海道出身だとすれば・・・まあ、そこは分かりませんが（笑）

 

いずれにせよ、豚串は絶品揃いで満足した一方

カミさんの希望であった「焼き鳥食べたい」の欲は満たしきれず

 

都賀駅近くにて、名店の発掘には至ったものの

新たなる焼鳥店を探す旅は、まだまだ続きそうです。

 

最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、

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やきとり 大八

■ やきとりだいはち

■ 住所：千葉県千葉市若葉区西都賀3-5-17

■ 営業時間：17:30～

■ 定休日：日曜・祝日