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中央区都町で味わう、本気の鮮魚 酒肴ちが崎で頂く海鮮料理の数々 魚だけじゃ無く、焼き物&鶏料理も名品ばかり
先日の週末、家族での晩ご飯
相も変わらず、新規開拓を繰り広げているものの、ここ最近はめぼしいHITに出くわせず
新規を巡る探究心も大切ではありますが、やはり長く通っているお店こそ、良い店なんだよなあ
と再確認し、久々に近くのお店を訪れることに
向かった先は、中央区都町
県知事公舎からもほど近い、しゃぶしゃぶ食べ放題のどん亭、その裏手にお店を構える
こちら「酒肴 ちが崎」となります
最寄り駅が近くに無いため、公共の交通手段を利用する場合はバス
もしくは、東千葉駅から徒歩20分ほどとなるものの
こちらで頂ける鮮魚の美味しさは、都町はおろか、中央区全域を見渡しても指折りのお店となります
ただ、前述した通り交通の便に難があるのが、唯一の欠点
近くにはコインパーキングも無いため、この日の訪問はタクシーにて
(千葉駅からだと、1000円前後になるかと)
お店の前に鎮座する招き猫に迎え入れて頂きながら、久々にちが崎を訪れてみました。
県知事公舎すぐ近く、中央区都町の隠れた人気店 酒肴ちが崎へ久々の訪問
という訳で、久々に訪れたちが崎
近隣に友人らが多くいたことから、一時は頻繁に足を運んでいたものの
それぞれが家庭を持ったり、人生の分岐に立つなどしてしまい、それに合わせて足を運ぶ機会も減少
気付けば、2~3年ぶりの訪問となってしまいました
久々に訪れた店内ですが、
その様子は、数年前とほぼ変わらず
良い意味で、クラシカルな雰囲気を今もまた持ち続けた、町の居酒屋さんといった空気感
決して広い店内ではありませんが、それだからこそ味わえるアットホームな空間は、今も健在です
そんなちが崎のメニューはというと、
レギュラーメニューとなるのは、上記の品
軽いおつまみ系に始まるスタイルはTHE大衆居酒屋ながら、その次に並ぶのは、まさかのマグロ
しかも、お刺身では無くグリルやカマ焼きといった個性を感じさせる品々
続いて下の段に行くと、目に止まるのが
「とと梅直伝」と書かれた鶏料理たち
とと梅というのは、ここ「ちが崎」以前に、同店にお店を構えていた、千葉でも老舗の鳥料理店
同店がお店を閉め、現在のちが崎となったのが、今より6~7年ほど前となるのですが、その老舗の名物料理を継承し、現在のお店でも味わうことが出来るんですね
そのお隣に行くと、今度は巻物に握り
居酒屋でお寿司ってどうよ?と思う所ですが、こちらちが崎の店主さんは、お寿司屋さん出身
鮮魚に自信があるのはもちろん、握りや巻物に関しても、その辺の寿司居酒屋とは一線を画したレベルの品が味わえてしまいます
(個人的にお勧めなのは「しまずし」ですが、これについては後ほど)
これらのメニューに加え、カウンター上には、
ズラッと並ぶお勧めメニューたち
時折、口を挟みたくなるネーミングの品も顔を出しますが、そこは深く考えないことをお勧めします
更に、季節ものの品々も並んでいき、
これらに加え、本日のお勧めとなる鮮魚については、黒板メニューに記載
ただこちらの黒板については、カウンター席にお客さんがいた為、写真には残しておりませんが、どれも気分を高揚させる品々となります
そして、アルコールメニューですが、
こちらは定番から始まり、千葉の地酒梅一輪などなど
裏面に行くと、今度は焼酎メニューとなるのですが、
ここで思わず、手を止めてしまったのが「天使の誘惑」
私の大好きな、宮崎の酒蔵「西酒造」のお酒の中でも、メッタにお目にかかれないレアもの
これは見過ごせず、オーダーを試みたものの・・・残念ながら品切れ
気分をあらため、1杯目にはビールを、2杯目以降には富乃宝山を頂きながら、
本日のお通し、もずく酢と共に晩ご飯をスタートするものとなりました。
絶品過ぎるお刺身に始まり、イカに蟹みそも別格な味わい! 更には、鶏料理も格別な品ばかり!!
前述した通り、店主さんが板前出身である事から、とにかく鮮魚が美味しい、ちが崎
もちろんこの日も、最初に頂くのは自慢の鮮魚
子供を含め3人での訪問となるため、盛り合わせにてオーダーしたところ、
こちらの全5品となります
左上から時計回りに
・カンパチ
・マグロ(赤身&中トロ)
・生タコ
・カツオ
の5品となるのですが・・・
この中でも、特に驚かされたのが、
こちらのカツオ刺しとなります
上記の写真からでも伝わるでしょうか?その身の美しさが
カツオの刺身と言えば、濃い目の赤身となるのですが、こちらはピンクみがかった色合い
プリンと音が立ちそうなほどに角が立っており、鮮度の良さも申し分ありません
こちらを頂くと、まず驚かされるのが香りの良さ
今時期の初鰹は、空きの戻り鰹と比べ、脂のノリは少ない反面、風味を味わう魚となります
とは言え、実際にはそこまで風味良いカツオに巡り会うことは少なく、戻りガツオに比べると旨味も少ない
そんなイメージの先行する、今時期のカツオなのですが
こちら、ちが崎で頂いたカツオには、そんな先入観が一切当てはまらず
鼻腔を抜ける香りの良さ、甘く広がる味わい共に、抜群の美味しさを誇っております
共に添えられて芽ネギ、生姜も、カツオの旨さを損なわず
それでいながら、わずかなアクセントを与えており、カツオの持つ味わいをグレードアップ
その他4品も、それぞれに一級品の美味しさを持ち合わせていましたが、このカツオは恐らく、私至上NO1の美味しさをもたらしてくれました。
続いての品ですが、
こちら、とり四川風となります
同品は、とと梅直伝メニューの1品となり、こんがり焼き上げた鶏肉を
・キュウリ
・長ネギ
・四川ダレ
で絡めた品となります
見た目の通り、ピリッと来る辛味がアクセントとなるのですが、とにかく美味しいのが鶏
中でも、皮目のパリッとした香ばしさ&滴る脂の旨さが、四川ダレの辛味にマッチ
キュウリやねぎといった野菜もタレに良くあう最上級のおつまみ
なにより、これだけのボリューム&手が入った品が500円という破格
迷った際に、とりあえずの1品目で頼むには、欠かすこと出来ない品となります
続いて頂くおつまみは、
見るからに、お酒に合うひと品
いや、これがお酒に合わなければ、一体何のために存在したのだ!?
とでも言うべき、「イカ肝ホイール」となります
見ての通り、イカのゲソを調味料と肝と共に和えたホイル焼き
肝のほのかな苦みが、恐るべき程の調味料へと昇華し、イカを包みあげております
ちょっと濃い味ながらも、ホロッとする苦みが最強のツマミとなり、それでいて臭みは一切無し
終始笑顔がこぼれてしまう、大人ならではの味わいなひと品です
続くおつまみですが、これもまた最高峰なお酒のアテ
ズワイガニみそ フレール風となります
フレール風、というのがなにを現わしているのかは、あまり考えないとして
こちら、蟹みそをカナッペの様に、バケットと共に頂く品
で、で! この蟹みそが、とにかくエラいことになっているんです
一見すると、甲羅の中で焼いただけの蟹みそに見えなくも無いのですが、まさかそんな筈は無し
素材の持つ旨味に加え、焼かれたことで旨味が増し、とにかく濃厚というか重厚な美味しさでして
このヘビーな蟹みその旨味をを上手いこと説明するボキャブラリーが私には見つからないのですが
この蟹みそを完食した結果、明日痛風になるよ?
と言われても譲ることが出来ない、それ程までに強い味わいが迫って来ます
バケットとの相性も、驚くほどマッチしており
蟹みそをチビチビ頂きつつ、バケットを思わずお替わりしたくなる程、私の好みにドストライクでハマった1品でした。
上記の他にも数品を頂きつつ、いよいよ佳境へ
〆のご飯代りに本日頂く品は、
こちら「しまずし」になります
関東では馴染みの浅い島寿司ですが、こちらは八丈島ら小笠原諸島の郷土料理でして
ネタには白身魚の漬けを使用し、山葵が取れない地域柄から、代わりに和辛子で頂く、といった特徴あるお寿司になります
この日はカンパチの漬けが使われておりましたが、時期によって鯛やイサキ、トビウオなどが使われることもあるそうです
ネタのカンパチは甘めの醤油漬けになっているのですが、これが和辛子の辛味に良く合うんですよね
シャリも砂糖が多めになっているのか、甘みを感じさせ、これもまた辛子を良い具合に引き立てています
カンパチの美味しさは、刺身同様に文句なしで、〆として頂くには最高の握りとなります
その握りと共に、もうちょっとおかずも欲しくなったことから、
魚串(この日はカツオ)と豚串も追加することに
そして、〆の〆に頂くのは、
こちら、魚骨茶漬け
その名の通り、お魚のアラを贅沢に使った潤沢な出汁
そこにアオサをたっぷり入れたお茶漬けとなります
もうお分かりの通り、鮮魚があれだけ飛び抜けたお店ですから、アラから取る出汁の美味しさも抜群
上品な出汁とアオサ海苔の風味が溶け合ったお茶漬けで、最後に優しく胃腸を癒やし、終焉を迎えるものとなりました。
そんな感じで、久々の訪問となりました、都町のちが崎
鮮魚の美味しさは語る間もなく地域TOPクラスでありながら、焼き物やおつまみも文句なしの品ばかり
なにより、これだけの品揃え、拘りの素材を使用しながら、お値段がリーズナブルなのもお店の特徴
最寄り駅から離れているのは難点ですが、タクシーやバスを使って足を運んだとして
その交通費&労力以上の魅力が味わえる、素晴らしい居酒屋さんとなります。
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酒肴 ちが崎
■ ちがさき
■ 食べログURL:
https://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12031095/
(ネット予約 不可)
■ 住所:千葉県千葉市中央区都町2-2-27
■ 営業時間:17:00~23:00
■ 定休日:不定休