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千葉中央駅近くの隠れ家フレンチレストラン キュイジーヌ セーのBar営業で頂く絶品料理
京成千葉中央駅から徒歩3分程、中央区新宿にあるフレンチレストラン「cuisine C(キュイジーヌ セー)」
今から1年半程前にオープンした同店、運営されているのは公私ともに親しくさせて頂いているシェフでして
カウンター7席のみ、事前予約によるコース料理の提供を行っているこちらのお店
オープン時より足を運びたかったお店ながら、前述した通り事前予約のコース、しかもフレンチとなることから、その機会がなかなか得られなかった同店
そんなキュイジーヌ セーが、年明けより面白い試みを行っておりまして
それがこちら、
BAR営業オープンします‼️
飛び込み入店出来ます🥂
今の所予約もないので
お気軽にお越し下さい😊 pic.twitter.com/Y4QpKbmdG3— T.Kamizuki (@greenmen1971) January 6, 2025
予約の無い日を利用し、料理をおつまみスタイルで提供する、Bar営業を行うとの事
これならば事前予約が要らないのはもちろん、1人でも利用しやすいまたと無い機会に
そんなチャンスを逃すことは出来ず、本日は同店を初訪問することに
京成千葉中央駅近くで、以前はお蕎麦屋さんがあった場所
と話は聞いており、いざ向かっては見たものの、目的のお店がいっこうに見つからず
あらためて地図情報を確認し、くまなく見て回った結果・・・、
この小さな看板・・・いや、表札とも言うべきか
そりゃ知らなきゃ見落とすて
という訳で本日は、この隠れ家のようなレストラン
「cuisine C」のBar営業へ初訪問してみることに。
千葉中央駅近くの隠れ家フレンチ cuisine CのBar営業を初訪問
事前予約の必要が無いバー営業にはなるものの、カウンターのみ7席となる同店
念のため、事前にDMでの予約を入れてお店を訪れることになったキュイジーヌ セー
迷いながらも辿り着いた店内
早速、本日のメニューを拝見していきますと、
まずはこちらがフードメニュー
バー営業になる事から、お酒と頂くおつまみが中心といった各品が提供
そんな料理と頂くお酒の方は、
千葉県産を始め、ワイン各品が並ぶ同店メニュー
とは言え、相も変わらずワインの違いが分からない私
本日の所もワインは候補から外しつつ、まずはクラフトビールより選択する事に
そんなクラフトビールにも県内産のお酒が数多く並んでおりまして、
まず一杯目に選んでみたのはこちら
大多喜麦酒の「HACHIMITSU」というクラフトビール
その名の通り、蜂蜜の風味が後味に香るこちらのビール
とは言え、想像する様な甘みは無く、むしろ苦みは一般のそれよりも強め
しっかりした苦みを感じ、その後味にふんわり蜂蜜の風味が香るものとなりまして
こちらのビールと共にひと品目の料理には、
まずは猪のパテから頂いてみることに
共に提供される副菜やバゲットに練り込んだ野菜に至るまで、全て県内産
更には、特に千葉市産に拘った素材が使用されている同店の料理
まず頂く猪のパテですが、
いわゆるジビエ特有の獣臭は一切残しておらず、肉肉しい旨味が詰まった仕上がり
共に頂くソースは甘みとスパイシーさを兼ね備えており、
こちらが加わる事で、深みをも増した味わいを形成
とは言ってみたものの、普段フレンチを食べ慣れていない私でして
その美味しさは間違いないものとなるものの、それをなんと形容すれば良いのか言葉が見当たらずで
そんなパテに添えられている副菜もまた拘り三昧となっており、
アイスプラントに加えて、青パパイヤも提供
ほのかな塩味と優しい甘みの融合を味わいつつ、次なるお酒、そしておつまみを楽しませて頂くことに。
県内産の素材に拘った、創作フレンチの数々 初めて口にする料理、ソースに感無量のひと時
まず頂く、ひと品目としてオーダーした猪のパテ
そのネーミングから、まあ想像付く品になることだろうと予想していたものの、いきなりその想像を全力で折ってきたキュイジーヌ セー
パテそのものは、ある種想定内に収まったものの、それを頂くソースや副菜
その全てに一手間どころか二手間三手間を感じる品ばかりとなりまして
本来ならばコースの一部としてしか味わえない本格フレンチ
それをリーズナブルに頂けてしまうのもまた、このバー営業の魅力である事を再確認
そんな魅力に後押しされつつ、次ぎに頂くお酒は安定の焼酎
しかしながら、そんな焼酎もまた千葉県産に拘っている同店
こちらは和蔵酒造の「南白亀(なばき)」という芋焼酎の水割りに
県内でも少なからず芋焼酎が作られていることは知っていたものの、初めて頂く同品
使用されているのは紅あずまとのことで、芋特有の香りと力強さを宿したお酒に
こちらと頂く2品目の料理には
館山産ゴマサバ酢締めと太刀魚の昆布〆が提供
酢締めと昆布〆とのことで、どことなく和食を感じさせる同プレートですが、その周りを埋める副菜・ソースは、全てフレンチのらしさが満載
昆布〆らしい、熟成された食感と旨味を宿す、こちらの太刀魚
単体で頂くうちは、確かに和テイストになるものの、共に頂くソースは明らかに欧風
いや、欧風ともまた異なるというか
果実系の甘みに加え、発酵調味料らしさも併せておりまして
使用されている素材、調味料らについても説明を聞いたものの、とにかく品数手数が多すぎる同ソース
その一言一句を余すこと無く記憶するには、お酒との相性は宜しくないようで
それはこちらのゴマサバでも同様
単体で頂けば勝手知ったるゴマサバながら、副菜やソースと頂けば、その姿は激変
年間500食以上を食べ歩く私をして「こんなの初めて…」と口にしてしまう、そんな料理やソース揃いとなる同店
そこへ更に拍車を掛ける3品目となるのが、
こちら、鹿タンの煮込み
その名称通り、中心となる素材は鹿のタン
いわゆるジビエになるものの、ソースは自家製ポン酢を主体にしたすり流し
いや、これは最早ソースでは無く出汁と呼ぶべき所となりまして
メインとなる鹿タンは、驚きの柔らかさで調理され、一切のクセを残さない仕上がり
それを共に頂くすり流しは、もう純然たる和テイスト
味付けの中心となるポン酢、そこに使われる柚子も千葉県産となる上に、
共に頂く大根や蕪といった副菜達も、全てが県内産とのこと
出汁を存分に吸い上げた素材、その全てが絶品となる上、
残る出汁の一滴までも、余すこと無く味わえたりと
一体今、自分は何を食べに来ているのか?を見失う程のひと品に
そんな和食にハンドルを切ったかと思えば、
次ぎに頂くのは、江戸前オイスターとチーズのリゾット
左手の牡蠣については、焼きでの提供となるのですが、
これを頂くソースはジェノベーゼかと思いきや、春菊がベース
かといって春菊特有の苦みは残さず、香りと共に頂く牡蠣はとにかく絶品
共に頂くこちらのリゾット
ここに使用されるチーズも当然、千葉県産とのことでして
僅かに芯を残したお米の食感に、コクと塩味を与えるチーズ
更には香ばしさも加わり、リゾットだけでも絶品なら、牡蠣のソースと味わってもなお激ウマ
更に、残った牡蠣のソースには、
出汁を加えて一煮立ち、ソースあらためスープへと早変わりと
頂く料理のそこかしこに驚きが満ちあふれる品ばかり
更に驚きとなったのが、こちらのお酒
これまた千葉県産のリキュールとなる「ミズナラ」というお酒なのですが
こちらのハイボールが、これまた面白いお酒になるのだとか
そんな説明を聞けば、味わわない訳にもいかず
お勧め通り、ハイボールで頂いてみるこちらのお酒
ひと口目の味わいはウイスキーのハイボールを思わせるも、後に残るのはハーブのようで和菓子の様にも感じる風味
こちらのリキュールに使用されているのはヨモギ、更にはきび砂糖も使用しているとかで、これまた初めて味わうハイボールに
そんなお酒と頂く、本日最後の料理には
こちら、猪のソテーが降臨する形に
すでにお気づきの通り、先ほど頂いた牡蠣に続きこちらの猪と
本来であれば、本日のメニューには並んでいない2品になりまして
おそらくこちらの2品が、本日のメニューにあった「他はその場で」によって、提供頂いた2品に
そんな猪ですが、事前に低温調理されたものをソテーされての提供となるようで
バラとモモ、二種の猪を頂く品に
先に頂いたパテに比べ、猪らしい野性味を残す味わいながら、脂の甘みも味わえるなどジビエ好きには最高過ぎる同品
共に頂くソースについても、シェフのアドリブにてその場で調理された様でして
とは言え、猪の持つ旨味や脂の甘みをしっかり引き出し、深い味わいへと昇華させてくれるこちらのソース
共に頂く野菜も、素材の持つ味わいがとにかく濃く、一振りされた塩のみで美味しさが際立つ品ばかり
当然の如く、これらも千葉県・千葉市内で生産された品となるなど、千産千消のフレンチ・和食双方の魅力を併せ持った料理各品を堪能させて頂きました。
という訳で本日は、長らく足を運びたかったものの、その機会が得られず
ようやくの初訪問となった、千葉中央駅近くのフレンチレストラン、キュイジーヌ セーを初訪問
本来であればコースの提供となる同店ですが、本日はバー営業となり、お酒と共に様々な料理を味わう事に
猪や鹿など、ジビエをフレンチで味わうものから、和テイスト満載の料理も並んだりと、頂く料理の幅・美味しさ共に格別の品揃い
とは言え私如きの知識、経験では説明出来ない品が多く、初めて口にする品を前に驚愕するばかりで
また共に頂くお酒についても、料理同様に初めて口にする品が盛り沢山と、とにかく楽しみ尽きない1食に
ただ今回はバー営業での訪問となるため、本来同店が持つ魅力を全て味わい尽くしたとは言い切れず
なかなかチャンスの無いフレンチのコースですが、次こそはぜひ事前予約の上、その全てを味わい尽くしたい限りです。
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
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頂いた評価を参考に、更なる酒場放浪に精進致します。
cuisine C
■ キュイジーヌ セー
■ 住所:千葉県千葉市中央区新宿2-11-7
■ 営業時間:17:00 – 22:00
■ 定休日:不定休(通常は事前予約のみで営業)